2017年03月12日

日記感想 第9回更新



Pno013:しじみさん

Pno042:カナンカさん

Pno045:ジギスさん

Pno053:六華さん

Pno061:クーリエさん

Pno066:シンテツさん

Pno068:クロニカさん

Pno077:リーヴィアさん

Pno084:アンテルテさん

Pno121:サフィアさん

Pno122:レーヌさん

Pno138:キノイさん

Pno162:アニーさん

Pno178:ネリーさん

Pno179:ラウラハルトさん

Pno181:イサナさん

Pno216:海底のガチャガチャさん

Pno239:レイルームさん

Pno244:エリザさん

Pno246:サビーテさん

Pno271:ケケさん

Pno288:ミクマリさん

Pno294:ヴァラコヤールさん

Pno339:レオさん

Pno414:神徒さん

Pno424:カランさん

Pno428:エルゥさん

Pno449:マツリさん

Pno476:もくずさん

Pno479:初葉さん

Pno570:アイアンメイデンさん

Pno600:マグノリアさん

Pno640:エリィさん

Pno693:シスルさん

Pno742:ユーノさん

Pno781:ジュラエさん

Pno794:シャウラさん

Pno807:リンネさん

Pno828:すずさん

Pno838:牡丹さん

Pno876:ペン女帝さん

Pno908:アクアさん

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Pno918:おっさん

Pno923:ベレッタさん

Pno924:ダルムズさん

Pno933:おじさん

Pno962:素子さん

Pno964:アズテアさん

Pno976:アファイブさん

Pno1020:イルヤさん

Pno1030:テオさん

Pno1033:ラティスさん

Pno1045:メルエットさん

Pno1080:ロジェさん

Pno1093:ヨビスエさん

Pno1102:姉妹と仕立て屋さん

Pno1111:どうぞうさん

Pno1154:ノーチェさん

Pno1192:イリューザさん

Pno1213:弁天ちゃんさん

Pno1245:Z姫さん

Pno1283:ゼクスさん

Pno1432:アギさん

Pno1457:こくりさん

Pno1461:リンシャンさん

Pno1473:アイリさん

Pno1488:ファルトさん

Pno1509:レキ&ジョカさん

Pno1659:リンスさん

Pno1730:スヴェータさん

しじみさん Pno:013

フィーナ「語り部の少女は語る。旅を続けていく暮らしと、人々の中で営んでいく暮らし。たとえば、安定を考えると二つには大きな差があるけれど。"どんな暮らしであれ、危険も苦しみもある"」

フィオ「それでも、望んだものであるならば乗り越えていける。それは小さなしじみでも同じだと、これは前回の子供達への答えのようだね」


フィーナ「襲われた結果の遅れを取り戻そうとして再び危険地帯へと舞い戻る。そこで目にしたものは」

破壊された遺跡、それを指揮するのは雇い主の伯爵


フィオ「……探索者がやってきて、平和が脅かされるかもしれない、と考えていたしじみさんからすると、この光景は相当にクルだろうね」

フィーナ「活動資金と情報のためとはいえこういう相手と一緒に仕事をしたくは無いものだね……」

フィオ「そっかそっか、それじゃあちょっと粗相してもその深い懐で許してくれそうだ。同じぐらい深いっていう海に沈めるとか」

フィーナ「……ダメダヨ?」

フィオ「そうして再びの襲撃。おとりにして逃げている間にもう一回ぐらいおそわれちゃえばいいのに」

フィーナ「それじゃ情報手に入らないし。何より今は、目の前の海賊に集中して……」


カナンカさん Pno:042

フィオ「サボってたんだ……」

フィーナ「小麦粉バーって書くと、すごいパッサパッサしそう」

フィオ「炎のトカゲ……ドラゴンを想起しそうだけれど文字通りかな」

フィーナ「今日のご飯はパスタに決まり?」


ジギスさん Pno:045

フィオ「シグヌータさんが見つめるのは日記帳の破られたページ。忘れたくないものを記録しているはずなのに、破られてしまった理由がわからない」

フィーナ「敗れているということで、何かを忘れたという事実だけが残っていて。かつて同じように破ろうとしたことがあったけれど、本当に忘れたいのなら、そういった痕跡を残さず処分するしかなくて」

フィオ「僅かな空白がどうしても気になってしまう。わかる気がする。破ったときは忘れたほうがいいって考えたのかもしれないけれど」

フィーナ「この空白を埋められるとしたら、かつて二人で一人だった兄しかいないと考えて、そしてきっと確かめたんだけど」

フィオ「その結果がこれか……」

フィーナ「ジギスさんの反応から、シグヌータさんが記録してしまったこと、忘れたくない事……こんなことって」

フィオ「シグヌータさんは毎日の初めにこれを確認するんだよね……何度も。こんな」

フィーナ「決定的に見える二人のすれ違い。解決策があるとすれば件の賭け、なのかな」


六華さん Pno:053

フィオ「砂浜での出会いを思い出す。それは何気ない言葉による救済で」

フィーナ「昨日に続いて引き裂かれそうな気持ちを抱えていたけれど……やったぜ」

フィオ「ボトルシップが繋いだ偶然の出会い、無邪気なレーゼさんの言葉が染み渡る」

フィーナ「案外。がんじがらめに苛まれていた状況を打破するのはこういうことなのかもしれないね」

フィオ「どこまでもまっすぐストレート、自分の悩みも辛くないとの一言で超えていける彼女」

フィーナ「思い悩んで、自分だけではどうにもならなくても、誰かが救ってくれることもある。うんうん、他に好きなことは?」

"「あとねあとね、なまこをあつめるのがだいすき!!」"



フィオ「ふぇっ!?」

フィーナ「アレに惹かれる人もいるということか……り、六華さーん!!」

フィオ「ナマコ○VS六華●」

フィーナ「とりあえず復活はしたけれど、会話の続行は不可能だね」

フィオ「悟られないようにするのは優しさと意地の両方かな、それにしてもかなりの拒否反応だ」


フィーナ「かんっぜんっにトラウマ」

フィオ「小さいころのちょっとしたトラブルが原因、罪悪感がのしかかてきて」

フィーナ「六華さん律儀だよね。そだね、海の底にはビックナマコとか、ビックイソギンチャクとか、ビックウナギとかいるかもしれないし」


クーリエさん Pno:061

フィオ「日誌アイコン? になったね」

フィーナ「練習試合での苦い経験、旅を続けていくのなら相手の手札をみて学ぶことも大事だよね、その威力で大きな怪我が無くて本当によかった……」

フィオ「旅を円滑に進めるための幾つかの努力、自分を鍛えるだけじゃなくて、こういうのは器用なクーリエさんらしいかも」

フィーナ「極彩色……ジュース……?」

フィオ「興味を持った結果で、悲惨なことにならなくてよかったけれど」

フィーナ「テリメイン産だろうし、水に負けない染料なのかなぁ」


シンテツさん Pno:066

フィオ「報告書ください」

フィーナ「締め切り明日だし……」

フィオ「朝イチなんで実質今日まで」

フィーナ「ひぇぇ」

フィオ「要求は厳しめの事務インさんだけれど、優しいところもちゃんと見せて」

フィーナ「そうだよねぇ、見てないのに書いたら捏造にもなりかねないし、重要なものなんだから。がんばれシャッチョサン」

フィオ「やる気があるのはいいことだ、事務インさんのつぶやきは聞かなかったことに……」


クロニカさん Pno:068

フィーナ「空気切れという敗北を味わって。まとわり付く疲労感のなかで、届いたメッセージをみて」

フィオ「どうしようもないというほどではないけれど、欲する心は強く」


フィーナ「ふるさとでは生きる道を神官に決められていて、それに逆らうことで、そこを離れる人もいた。クロニカさんは離れるという選択肢すら与えられなかったから、”役目”が実質的にも心理的にも重いものになっていたのかも」

フィオ「だからこそ出てきた言葉だけれど、ただの一度も失敗しないで、役目を果たし続けるなんて……」

フィーナ「たまたま上手くいっていたのを、自分の実力だと勘違いしてしまうことは、ままあることだけれど」

フィオ「現状に対する認識が違うから、やっぱりちょっとかみ合わない。もらっているものとささげているもの。賃金が相場から見て安いのは確かだし」

フィーナ「過去の出来事から、結論を導いて。ディドさんはそういう考えに縛られていることが不満なのかやっぱり不機嫌で」

フィオ「次だ。と、特別前向きではないけれど、新しい考え」


フィーナ「部屋から出て、"次"ということについて考える、うん。厳しいところはあるけれど、これまでの中では捨てようとするようには見えなかった」

フィオ「だけれど、次はないと考えてしまっていたのは、やっぱり故郷でのこと。次は次こそは――。あのひとが断ち切りたかったのはこういうことも含まれるのかな」


リーヴィアさん Pno:077

フィーナ「……何かの魔術かな?」

フィオ「ベーコン」

フィーナ「私の知ってる料理と違う……」

フィオ「でも多分フィーナよりいいもの作りそう」

フィーナ「……べーこん」


アンテルテさん Pno:084

フィオ「何か起きちゃったみたい。日々のちょっとした問題として認識はしていたけれど」

フィーナ「えぇと問題を起こしてしまったのはやっぱりポット君、やっぱりはちょっと失礼かもしれないけれど」

フィオ「うん……うん……水路!?」

フィーナ「床板引き剥がして、ポンプの流れを変えて……うーわー」

フィオ「前回の衝撃はこういうわけだったのか、でも本当に先鋭的だね」

フィーナ「はかせ……いい頭痛薬の変わりに、なにか安らぐ方法はないものかね」


サフィアさん Pno:121

フィオ「そんなに気張らずにやるのも続けるコツだっていうけどねー」

フィーナ「ということで今日は武器紹介とのこと、剣キタ!」


フィオ「シンプルなデザインだね、高いって事はそれなりに付加要素があるんだろうけれど」

フィーナ「意志の強さで性能が変化するとのこと、ガンガンいけるときはいいだろうけれど、迷ったときにどのくらいまで弱体化するかとか、自分の精神状態がこれくらいなら、これぐらいの威力だとかを理解しておかないと扱うのが難しそうだね」

フィオ「同じサイズの二倍ってかなり密度ありそうだねぇ、そのあたりも”準至宝具”がモデルの所以かな」

フィーナ「次は伸びる剣。間合いをごまかしながら使えばかなりいやらしそうだけれど。そうだねぇ、範囲の広さと破壊力を両立させるなら、やっぱり大剣のようなもののほうが優れていそう、長物なら間合いのつかみにくい突きはいいと思う。フォローもしやすいだろうし」


フィオ「あー、一匹だけならすぐ撃退できるけれど、群れられるといろいろ厄介なことになっているみたいだねぇ、持久戦は面倒だ」


レーヌさん Pno:122

フィーナ「船に乗せてもらっているレーヌさんだけれど、ちょっとした問題……。『寝床について』が浮上してきて」

フィオ「女性だからということで、適当な部屋にもぐりこんで眠るわけにもいかない。参考にとシーサーペントのドットさんに話を聞きにきたよと」

フィーナ「海に落ちなければ、甲板でもという彼女。フィンさんも加わって、じゃあ甲板でみんなで寝ようかという話に」

フィオ「みんなの悩みを一気に晴らせるようにとは、いい子だ」

フィーナ「だけれど、ストップがかかる。うん……間違いなく事件だ」

フィオ「突然踏み込まれても文句は言えない」

フィーナ「海賊も活発な時期だからねぇ、だれもがみなというわけじゃないけれど、ぴりぴりしているのは事実だと思う」

フィオ「ということで必死に部屋を使うことをお願いするエルマーさん。レーヌさんは次の案を……」

フィーナ「樹の上で寝ていたから、マストの上はどうかと」

フィオ「なんか商品名でそんなのあった気がする!」

"ちょっと、歌いそうで歌わない、ちょっと歌いそうなセイレーン"



フィーナ「他の船からでもそれを見た瞬間に大変なことになる案件。もちろんこの船の人でも」

フィオ「迷信といっちゃえば簡単なんだけれど、細々とでも信じ続けられてきたことというのは、なかなか覆らないものだよね」

フィーナ「レーヌさんの今度はしっかりとした断定。そうだね、あの問答の日にもそういっていたし」

フィオ「とりあえず乗組員の皆さんがどういう結論を出すかだね」

フィーナ「レーヌさんじゃなくて、フィンさんが歌っちゃうのか……」

フィオ「心配する言葉。レーヌさんは……危ないからな」

フィーナ「希望を告げようとしたところで、話し合いも終わったらしく、荷物をどかして部屋を作ってくれるとの事、よかったね」

フィオ「話はまとまった、さぁ働いて部屋を作ろう!」


キノイさん Pno:138

フィーナ「前回の問いかけ、リッセアスカニアさんは……」

フィオ「!? ……アッハイ」

フィーナ「これは、すごい、姉だ」

フィオ「ライニーシールさんには理解しがたい、それは家族に関しての、深海人としてのあり方ということでもあるけれど」

フィーナ「それにくわえてここまでとはねぇ」

フィオ「あくまでの人の真似事のはずだけれど、種族の変容が細かいところで起きているようにも見えなくは無いかな」

フィーナ「でも受けるといったものは受けるし、出来る限りがんばると。ただ立場があるんだからあんまり目立つなと」

フィオ「余程のことがおきると、そういうことが連鎖的におきやすくなるのかも」

フィーナ「彼女が去った後。偶然に出会ったと装うためにも時間をつぶしながら、キノイさんのことを考える。唯一問題となるもの……そのときに陸の写真が出てきたのは暗示的だね」

フィオ「さて、そんなところにやってきたのはライニーシールさんを探していたリックリマーキナさん。ちょっと変わった魚だそうで、どことなく魚と呼ぶのがはばかられると」

フィーナ「人種もいろいろ魚種もいろいろ」

フィオ「ちょっと前までは同じ部隊に所属していたけれど、いまは能力を活かして伝令の仕事」

フィーナ「そんな彼が知らせるいい知らせ。とりあえずテリメインに手紙ぐらいならおくれるらしいということと、リックリマーキナさんを認めた神様が、偵察のために彼をテリメインと行き来できるようにしてくれるということ」

フィオ「ふむ……神様がそういう立場として存在しているのはおもしろいね、そういえばキノイさんもいろんな神様にお祈りしてたね、シンジンブカイヨネ」

フィーナ「部屋を出る、家族狂いの姉の叫びは誰かに聞かれていたら困るものの筆頭だったけれど、問題なさそう」

フィオ「ただ、妙な噂や推測が泳ぐのはいいものじゃない、リックリマーキナさんの言葉をさえぎったのは、そんな考えがあったのかも」

フィーナ「アルカールカにいて、いろんなことに気を配って動かなくちゃいけない苦労や、それでもどうにかしようとしていること、キノイさんにはそういうことを考えることが無いという苦言。でも」

"――どうか彼がいつものまま、前を向いていて欲しい。そうライニーシールは思った。"




アニーさん Pno:162

フィオ「アニーさんが見る夢、何を伝えようと……」

フィーナ「という夢を見たのだ。とジジイに相談」

フィオ「岩さんと石の関係はきになるねぇ」

フィーナ「夢は夢だと割り切れればいいけれど、現実に食い込んでくる夢は流石に無視しにくい」

フィオ「まったく関係ないものを見ているってわけじゃなさそうだからね」

フィーナ「アドバイスはもらったものの、やっぱりどこか晴れない気持ち」

フィオ「これは幻聴なのか、それとも……」


ネリーさん Pno:178

フィーナ「テリメインでの冒険を続けるネリーさん。かつての冒険と違っているのは、本当に未開の土地を開いていけるというところ」

フィオ「だれも開いていないところを開いていけるというのはやっぱり冒険らしい、よね」

フィーナ「まぁね。でも知られているところを、もっとしっかり調べることも軽んじてはいけないけれど。まったく新しいものが開けると、それを基点としていろんなことが進んでいくこともある。ただ新しいものにすぐ続いていけるのは、同じような冒険者ぐらいなものだから、一般の人の役に立つのは随分先のことになちゃうんだよね」

フィオ「海中を進む足を鈍らせるのは……知ってた」


フィーナ「地上に戻ってハンバーガーを食す。そういえば日が浅いうちにこれ食べようとしていたよね」

フィオ「スキルストーンの転送機能を上手に使った一例、街に戻って、備えてって出来るのはやっぱり便利」

フィーナ「もしかしたらシュナイダー氏が食べているところに遭遇するかもしれない。美食家ではないんだね」

フィオ「食事中に聞こえてきたのは泣き声。どうやらお店の外から聞こえているようで」

フィーナ「食べ終えて外に出て話を聞いてみると……ふむ」

フィオ「開拓されてきているとはいえ、よくわからないことの多い海だからねぇ、転覆とかの大事にならなくて本当によかった」

フィーナ「ただ、この子にとってみればおもちゃを落としたことはかなりの大事で。しかもそれを探しにいく余裕を持っている人もなかなかいない」

フィオ「なら私がいくと。ネリーさんやっさしー」

フィーナ「アレだけ泣きはらしているし、その話を聞いてしまったしね、彼女ならそこまで難しいことではないはず」


フィオ「さて問題の地点はどこじゃと情報収集。事件を生じさせた海流があるとすれば、その情報は当然のように共有されているわけで」

フィーナ「場所を割り出せば、あとは潜って……海の中だけれど、種族に備わった能力で潮を読み、流れていったものを探し出せる」

フィオ「あくまで自然のものに限るけれど、海が多いこの世界だとめちゃくちゃ便利な能力だよね」

フィーナ「海流を読めば、さほど遠くへ行っていない様子、海底を探しまわる……が襲撃」

フィオ「秒☆殺」

フィーナ「そうして岩のはざまに見つけることが出来る、引っかかっていたのかな。それと同時に見つけたものは、瓶底メガネだけれど、これはあの子のものじゃない」


フィオ「とってきてくれたお礼に見せてもらった、男の子の華麗な剣玉術、それに見ほれるネリーさん、ぶらーぼ」

フィーナ「メガネも回収して、手順からいえば、協会に届けるのが正しいのだけれど、何か放っておけないひっかかりが……」

フィオ「親子が去っていく、そうだよね、わりと足止め食らっていただろうし」

フィーナ「港のほうで何が……?」


フィオ「埠頭に集まる人々、端にいる人に尋ねると……人が揚がったと」

フィーナ「あら……」

フィオ「爬虫類系の動きをするネリーさん。揚げられた人を見ると、自然に助けようと身体が動く」

フィーナ「だけれどそれを阻止され……阻止するつもりは無かったんだろうけれど、ネリーさんは子供に見えるし、おいそれと近づけるわけにはいかなかったのだろうね」

フィオ「持ち上げられて暴れるネリーさん、加減はしているだろうけれど。落ちるメガネ……!?」

フィーナ「その……並々ならぬメガネへの執念? もしこれがこの人の持ち物なら、これを探して溺れたってことになるのかな」

フィオ「もう一度助けようとするも、またもや引き止められて……運ばれていってしまった」


フィーナ「ネリーさんは考える」


"自分は、あの人を知っている。
あの人が、どこから来たかも知っている。

どうやって来たのかも、恐らくは。"




フィオ「件のメガネをかけて、病室の天井を眺めている。身体を起こすことは出来ないから、そうするしかないのだけれど」

フィーナ「名を呼ばれて、軽くうなづく、何とか命はつながれたみたい、お金の心配をしているし」

フィオ「協会はこういうところわりとしっかりしてるんだよね」

フィーナ「思考を阻むような眠気、メガネが無くてはほとんど何も見えないような視力。それでも、その視界で一目見たネリーさんを知っているという確信がここにある」


フィオ「ネリーさんは再びの冒険へ。いつもとはちょっと違ったルートを取るので、長めの時間が必要」

フィーナ「うん、やっぱり、オルタナリアの人なのかな」


ラウラハルトさん Pno:179

フィオ「相棒のフィニスさんが悪魔を召還して、かわいらしい人形に入れているらしい」

フィーナ「男の子でもかわいいはアリなんじゃないかな」

フィオ「うん、かなり強い制限があるはずなんだけれど、相当にやり手なんだろうね」

フィーナ「少しずつにぎやかになってきた部屋、竜はしゃべ……」

フィオ「ふりじゃないよ!」

フィーナ「なんなんだろうねこれ、本当はしゃべるのか、幻聴の類なのか」

フィオ「疲れているのかもしれないねぇ、バカンスしなくちゃ……」

フィーナ「すごい使命感だ……」


イサナさん Pno:181

フィオ「部屋にあるのは紙と筆、前回の手紙は……」

フィーナ「ちゃんと返事は書けたみたい、でついでに故郷へ手紙を書こうとして」

フィオ「……飽きたー」

フィーナ「他人への返事は礼儀の範疇だけれど、家族に対してだからまぁべつにいいかなと、特別に問題があったわけじゃないし、と」

フィオ「部屋を出て、いくつか気になることを確かめに……この何かはアレかな」


海底のガチャガチャさん Pno:216

フィーナ「>みどりのかけら」

フィオ「不可逆な生命の流れ。その中で気づいてしまったものは」

フィーナ「孵化して、そこから生きるための知。それは先祖から脈々と受け継がれた本能」

フィオ「不自由な身で行ける場所は限られている、羽根を得ることが、次の世界へのカギ」

フィーナ「陽に満ちた世界への焦がれ。種がみなそれを望んで、羽根を、新しい生を心待ちにしている……だけど」

フィオ「見てしまったのは……キッツイな」

フィーナ「蛹の中で起こる変容は、『それ以前』とは別の存在を生み出すこと、そして『それ以前』は……」

フィオ「悲痛な叫び、だけれど、それを止めるには、本能に逆らうには、一つしか方法は無い」


レイルームさん Pno:239

フィーナ「前回漂流してしまったレイルームさん、流されると疲れちゃうよね。自分のペースでやれるといいんだけれど」

フィオ「レイルームさんに問いかけるアクベンスさん。何故あの人を信用するのか」

フィーナ「昔と比べてすごくいい人になった、だけれど種族として"変わってしまった"それでも、信じるのだと」


フィオ「アクベンスさん、報告するつもりだったと伝えて、二日前に葛藤していたしねぇ」

フィーナ「投げられる言葉は強く、だけれど心配して、信じているからこそ出てくる言葉のように思えるな」

フィオ「11人は変わってしまった、のかな。レイルームさん含めて十二人……。どういう関係の人たちなんだろう」


エリザさん Pno:244

フィーナ「前回『記憶の海』へ向かったのだけれど……」

フィオ「ああ……」

フィーナ「やっぱり見ないほうがよかったもの、だったのかな、問いはどこへ向かうでもなく。それでも、こんな目にあってでも、違和感をぬぐって進むには、見なくちゃいけなかったものなのかもしれない」


サビーテさん Pno:246

フィオ「願いをかなえる道行、立ちふさがるのは――」

フィーナ「物を奪われるのは構わない、どうせここで拾ったものだから。
でも、勝負と名のつくものならば、黙って負ける道理はないね」



ケケさん Pno:271

フィオ「フエゴ人の特徴といえる鱗。授けられたものだという意識が強くて、それを顕示するように露出の多い服が主流になっているとのこと」

フィーナ「レッドバロンはどのくらい暑いんだろうね。むしろ熱いまであるのかな」

フィオ「へぇ……オシャレポイントだ。たしかに鱗に比べると髪はいろいろやりやすそうだね」

フィーナ「そのあたりは種族の細かな違いなのかなー。シュナイダー氏みたいな、さらっさらのカツラとか、なしですか」


ミクマリさん Pno:288

フィオ「仲間達の配慮。お兄ちゃん達がやさしい」

フィーナ「歩幅のあわない進軍は、将来的によくないことを招きかねないしね」

フィオ「気分は移り変わるもの、休みたい日もあれば、ガンガンゆきたい日もある」

フィーナ「もっと『幻の魚』がチラ見えするぐらいじゃないとロマンチックにならないかも」

フィオ「さて休んだ分、今日はもっとがんばるぞい。そして相手はある意味因縁の……」


ヴァラコヤールさん Pno:294

フィーナ「ベアトリーチェさんが侵入したのは、ヴァラコヤールさんの私室で」

フィオ「シンプルな部屋は無駄が無くていいかもしれない、無駄を楽しむ余裕もあるけれどね」

フィーナ「効率的とはいえない目の前のもの。でも、だからこそめくってみる気になったのかもしれない」


フィオ「敗北を経て、今度はちゃんと勝った」

フィーナ「容赦なき蹂躙者じみてる、もしくはUV」

フィオ「立ちふさがるのなら、それもまた仕方のないこと」

フィーナ「セルリアンの美しい海、見えている部分だけじゃなく、見えていない未来の部分に関しても詩的な表現で言葉にして、誰でもなく自分で暴くという心がけが、こういう場所では大事なことだね」

フィオ「一つの疑問。協会が隠している情報が示すのは、明らかにこれまでよりも危険な相手の存在で、そういうものを想定し、備えておくことで、憂いはどこまでも小さく出来る」

フィーナ「ベアトリーチェさん、転生した彼女にはちゃんと学習をさせていて、ほとんど足りないものを持たなくなっている」

フィオ「神はサイコロを振らない。でも振りなおし疑惑でるレベル」

フィーナ「むしろ存在しない数字にまで至ってるからね、その評価はちょっと凡人の範囲が広すぎるように感じる」

フィオ「そんな状態のベアトリーチェさんに足りないもの。精神的な敬虔。感動が伴わないとしたのは、ベアトリーチェさんが、使えばいいといったことに対する言葉のようで」

"人格と感情に対する外部情報による刺激は、我ら知的生命体にはとても重要であり、幸福を得るためには絶対に欠かせないものだ。
 幸いにしてそのための要因には事欠かない環境だ。
 余と関わる全てに、彼女も直面させればよい。
 これが望まぬ縁であったとしても、すでに袖が大きく触れ合ってしまったのだ。
 余はすべての事象を我が血肉とするべくここへきた。
 だから投げられた賽の目は、例外なく回収しよう。"




フィーナ「ベアトリーチェさんはノートを読んで、傲慢のような一面を辛辣に言うけれど」

フィオ「思ったよりも、人のことを考えている。と……失礼ながら私も思ったより、って思った。でも、訪れた事象を全て受け入れるその度量は、すごいと素直に思うな」


レオさん Pno:339

フィーナ「夜更けの思索」

フィオ「海底を進む船の中で何故か聞こえる雨の音。雨が聞こえるほど海面に出たのはたったの一度だけなのに」

フィーナ「どうなんだろう、身に覚えがあるのがそれだけなら、覚えているって事になるのかもしれないけれど、自分でも知らないうちに雨を聞いていたのかもしれない」

フィオ「太陽の光が届かない海底にも届くという満月の光、月の出る夜は雨の音が聞こえないはずだけれど、もしかしたら、聞こえてくるのかもしれない。海の底まで続く、雨の音が」


神徒さん Pno:414

フィーナ「二日たったけれど、筆が進まない」

フィオ「書きたいことが無いのも大変だけれど、書きたいことばかりなのも大変なんだよねぇ、すべてを記そうとするとどうしたって冗長になってしまうし」

フィーナ「とりあえず……」


カランさん Pno:424

フィオ「ふくはーうちー。かな」

フィーナ「魔法使うおんなのこ理論なら私もそうだし、フィオもそうなる」

フィオ「厳密な定義は無いのかもしれないね、いろいろ混じった世界だし」

フィーナ「面白いのが一番だよ、うん」

フィオ「そろそろというのは、何かが出てきそうな気配のことかな。それとも何かの転機かな」


エルゥさん Pno:428

フィーナ「空気溜まりへ顔をだすと、そこにはドラゴンがいらっしゃった」

フィオ「幻覚とかじゃなかったんだねぇ……」

フィーナ「危険性は語られるとおり。依頼書にこれの名前と討伐とか、卵の回収とか書いてあったら、そっと横にどけるレベル」


フィオ「ということで、エルゥさんの目の前には竜が。そりゃ吐息も震えるし、一瞬で相手のことを観察できるぐらい集中してしまうのもわかる」

フィーナ「鮫からの連戦形式だとすれば難易度上がりすぎなんだけど」

フィオ「……おやぁ?」

フィーナ「助かった。これは助かった」

フィオ「すごい見られてる、その冗句が冗句でよかったデス」

フィーナ「あのとてもうさんくさい方の友人というからには、それなりに警戒してしかるべきだったけれど、これほどとはね」

フィオ「断りを入れて水から上がる。そこで気づくのは……"深手を負った"その言葉通りの」

フィーナ「岩肌を流れ続ける血は傷が現在も厄介な状況であることを示している。場所を特定するために問い、そこをしらべてみると」

フィオ「……これは酷い」

フィーナ「何度も、か。争いを好まない相手に随分なことだ」

フィオ「しかも、どうやら傷が普通のものではない様子、打ち込まれたといっても、身体の大きさや強さを考えればたいしたことは無いはずなのに」

フィーナ「感情が逸ってもおかしく無いけれど、あくまで冷静に、エルゥさんは本当にいろいろ冷静だ。目の前の傷口を調べていく、たどり着いたのは肉の中に残された銃弾」

フィオ「不調の原因を突き止めた。ただ……この原因がいくつも打ち込まれている。それを全て外から調べ、探し当て、摘出していく、そんな時間は」

フィーナ「傷口をにらむことしか出来ない、手札の中に策は見つからない、そんな時」

フィオ「蒼竜さんの言葉」

"『汝は……打ち込まれた楔を瞬時に見分ける事も出来る筈だ、と我は言っているのだ』"



フィーナ「困惑するエルゥさん、それも当然。ただ言葉は続いて」

フィオ「あのうさんくさい方が助けに選んだ、その理由があると」

フィーナ「左目。特徴的な形の瞳孔。ただそれだけだと認識していたけれど」

フィオ「大層な能力を持つ遺産、そのようなものに近い目。その使い方を示すと告げて」

フィーナ「朗々と、魔方陣が作り上げられて……」

フィオ「う……わ……」

フィーナ「とてつもない痛み、形容されているものを実際にやられたら確実に死ぬ。それを生きて体験するんだから、それはもう」

フィオ「淡々と説明する蒼竜さん。なるほど……これは相当きただろうね」

フィーナ「すまぬ。種族が違うし、仕方が無い部分もあるかも」

フィオ「目が開けられなければ左目は使えない。あけるしかない。幸いなことに近しいような術式の心得があって、それを参考に目を使っていく。痛みと調整を何度か繰り返し、視界が元に戻って、目的であった傷口へと目をやると」

フィーナ「全てが見えた。あとは処置を間違いなくこなすだけ。そういうことに関してはまったく問題は無いだろうから」

フィオ「終了。危機は去った。でもめちゃくちゃ疲れた、お疲れ様」


フィーナ「緊張が解けたのか穏やかな会話。互いに利益を見た上でのことでも礼を。竜というだけで、命を狙われることも多いとか」

フィオ「そういえばヴィーズィーさんもやっぱりこっち系の種族なのかな」

フィーナ「多分ね、それも多分そのうちわかるんじゃないかな」


マツリさん Pno:449

フィオ「深く深く潜りすぎちゃったかな?」


もくずさん Pno:476

フィーナ「海底探索協会が推奨する模擬戦闘。それはこの世界の実情を踏まえたもので、戦って生きることに慣れていかなくては、先に進み、探索を続けることは叶わない」

フィオ「いつのまにか、バカンスをしている人たちの前にも強敵が現れるようになった」

フィーナ「海賊はあくまでオマケ。それに対応する一面も協会は見せているわけだし、場所を踏まえていれば遭遇することも無いわけだしね」

フィオ「私もちゃんと練習試合しておいたほうがいいかなー」

フィーナ「沈んだ都市が遺跡になって、海底にあるといっても、その形が残っているならば、地上にあったころと同じような用途にも使える。広場は広場として、多くの人が集まる特性を維持していた」

フィオ「戦った人々も、それぞれにこの先のことを考えていて、PT戦になると役割分担をしっかり行っているところが多いみたい」

フィーナ「以前に教えてもらった技が役に立ったらしく」

フィオ「模倣は学び、学ぶは真似ぶ……とか。スカイラブハリケーンは禁止令がしかれるのでやめようね」

フィーナ「小さいころに大怪我すると大変だ」

フィオ「海賊直伝おおいな……」

フィーナ「海に生きるんだからいろいろ技術を持っていておかしくないのだ」

フィオ「それで、ジュース?」

フィーナ「なんかやたら効果が高いらしいけれど」

フィオ「石灰水を白くにごらせる実験デス!」

フィーナ「この効果なんか変なもんが入ってるんじゃ」

フィオ「失礼な、レシピ公開しても大丈夫らしいよ」

フィーナ「ふむ……」

フィオ「!?」

フィーナ「フィオ、のみなよ」

フィオ「このあたり汚していい?」


フィーナ「先へ、先へ。深く深く探索していくと出現する相手も異なってくる、大きくなったイカ」

フィオ「いつもの連携でさっさと撃退、油断しないというだけあって、安定した立ち回りだ」

フィーナ「戦闘中にジュースを飲まされるのか……」

フィオ「胃が重い」

フィーナ「ゾーラさんの仲間と認めたような態度に、嬉しくなった矢先の出来事」

フィオ「(目そらし)」

フィーナ「いろいろ厄介な噂を聞くクマノミ」

フィオ「まだであって無いんだよね。ソロだと脅威もすくなそうだけど」


初葉さん Pno:479

フィーナ「入り口ときいてもイメージとの乖離が激しくて、ちょっと驚くハティさん」

フィオ「初葉さんの説明。ドアは封じているためにあるものってことだよね、まぁたしかに、そんな突然異世界に吹っ飛ばされるものが、目にも見えない形であったら厄介極まりない」

フィーナ「今明かされる衝撃の死亡確率。迷ったらだけど」

フィオ「案内役がいれば安心だから……きっと」

フィーナ「今回は安全策として命綱も用意してもらって」

フィオ「後ろをついていく、寄り道をしない。ルールは簡単なんだけれど、それだけ油断をしてしまうような普通の景色なのかもね」

フィーナ「音を上げて開かれるドア、その向こうにある森は、こちらの森と違って、光がさしている。それでも見た目は頼りにならない、その感覚はきっと間違いないはず」


アイアンメイデンさん Pno:570

フィオ「ゲットした物資を船内へ、あの部屋につくと、どんどん取り出していく」

フィーナ「みんなよく食べるなぁ……」

フィオ「昨日所望されていたチョコレートも。実際はだれが食べても一緒なんだけれど、この過程が大事なのだと」

フィーナ「だんだんと治っていくメイカさんを見る。うんうん、心配なんだよね」

フィオ「中は外より複雑だからなぁ、慎重にやってほしい」


マグノリアさん Pno:600

フィーナ「とりあえずここに送られた目的を果たすことには変わらないけれど……」

フィオ「自分の領分としてやるべきことや、やりたいこともある。とりあえずスキルストーンとチェーンジェムの解析だ」

フィーナ「まずはスキルストーン、海の魔術阻害を無力化する自然発生とは考えにくいこの宝石だけれど」

フィオ「売られている分は養殖って話も聞くけれど、自然発生っぽく貝の中に出来ることもあるんだよねぇ。真珠みたいに何かを取り込んで、それを加工しているとか……」

フィーナ「スキルストーンがここまで便利なのは、確かに変かも。他の世界だったらかなりの貴重品だろうし」

フィオ「眼帯の宝石もスキルストーンに換装したらいろいろ機能が復活したと。やっぱりこの海に抗っているよね」

フィーナ「チェーンジェムを使えば、使い慣れたような形にも出来て……」

フィオ「ただこれにはシュナイダー氏を沈めたようなリスクもある。チェーンジェムとスキルストーンが本来は相容れないものなのか、チェーンジェムが海に嫌われているのかはたまた……」

フィーナ「とにもかくにもこの二つを調べていけば何かにたどり着けそう」


フィオ「マグノリアさんが思いついた一つの可能性、危険を伴う賭けになるその行為は、それでもその先に出る成果を考えれば、十分に行う価値はあるものだった」

"機械を通すのではなく、自分のこの眼で、世界を。"




エリィさん Pno:640

フィーナ「少しだけ深く潜ってみたものの、あっけなく倒れてしまった相手に、少しだけ拍子抜けの様子」

フィオ「準備をしっかりしているおかげじゃないかな、相手の情報も共有できているのはありがたいことだね」

フィーナ「作戦会議といいながら、おしゃべり会みたいになってるーっ!」

フィオ「成果を挙げられれば楽しくても問題なし!」

フィーナ「そんな中エリィさんは消えた繋がりを再度確認してみるけれど、やっぱり消えてしまっているみたいで、喫緊の問題があるわけでは無いけれど、気が散ったのか」

フィオ「ちょっとしたミスだね、大きなミスじゃなくてよかったけれど、こういう風に心配事があり続けると、厄介だし、と」

フィーナ「ということで、新しくポジティブに気合を入れなおす。むしろ自由だフリーダム!」


シスルさん Pno:693

フィオ「探索は順調というより、特別なことが無いからちょっと道を変えてみたけれど……」

フィーナ「美味しいものを海の中で探すことに違和感を覚えなくなる今日この頃」

フィオ「出てきたイカ。しびれさせてもぐもぐ。たべられないよ!」

フィーナ「敵から取得できれば食べられるんだろうけれどねー」

フィオ「さて、道を変更してしまったことが裏目にでてしまったのか、先に待っていた転換点を他所から見ることに」

フィーナ「いろいろ動くことに自分なりの納得があればいいんじゃないかな、やっつけたければまた戻ればいいのだろうし」


フィオ「模擬戦を経て感じた、自分に足りないもの」

フィーナ「自分のやりかたを相手に押し付けるためにも、こういう見直しは大事だよね。シスルさんの好みに合わないのは確かに問題かも、ただ勇者っていろいろ出来るし」

フィオ「闘技大会かー私もアテないなぁ」

フィーナ「参加してみたら面白いけどね、目立っておくのも勿論だけれど、組んだ仲間や、戦った相手とのかかわりにもなるし……ん」

フィオ「……むずかしいね」


フィーナ「真っ黒な過去。見えない足かせのようについて回る、影への束縛」

フィオ「地の獄にて、見て、嗅いで、触れて、聞いて、味わった。それは自分の意思に関係なく、嫌悪する事もしなければ生きていけないような場所と、そこへ放り込まれた、『信じる』という過ち」

フィーナ「乾いた笑いに乾いた言葉、それは本当に……心からのものかな?」


ユーノさん Pno:742

フィオ「夢を見るユーノさん。それは敵から逃げる夢。実際に起きた事は無いのだけれど」

フィーナ「敵に追われるということが現実になったら……それは恐ろしいかもしれない」

フィオ「その結果として好奇心が折れて探求をやめてしまうのではないか、その考えをユーノさんは振り払う」

"全力で生きればいい。そう思ったから。

全力で失敗したら、その時はその時。
そうおもったから。"




ジュラエさん Pno:781

フィーナ「60sc」

フィオ「異常はナシ、女性とその、ごにょごにょ、してないなと」

フィーナ「論外扱いは……まぁ気にしないのかもしれないけれど」


シャウラさん Pno:794

フィオ「フェイエルノートこうざっ」

フィーナ「おさらいがあるので、今一度確認しようね」

フィオ「ありがたやー」

フィーナ「さて、向こうでは謡うことに深い意味があったけれど、テリメインだとその効果は得られないよねってことで」

フィオ「あ、やっぱりそうなんだ、スキルストーンを使った発声法なんかがあれば、と思ったけれど、それ別の魔法になりそうだよね」

フィーナ「ま、まぁマイナスになるクセじゃないからいいんじゃない? 真っ暗な海の中での戦いになって、相手が耳を澄ましているとかじゃなければ」

フィオ「効果が強くなる話について、感情移入か」

フィーナ「なにその設定、とても強いだろうけれど……」

フィオ「ちょっと普通の人と認識が違う人なら、そういう天使とかにも移入できるのかなー」

フィーナ「あーあの、槍で屠ったと同時にその数倍が恐怖で死ぬ彼」

フィオ「やっぱり超人ぐらいが一番いいのかな」

フィーナ「まぁいろいろ過程を踏まえて伝わってくる間にいろいろ変質しちゃうよね」

フィオ「ナラティブストラクチャーかな」


リンネさん Pno:807

フィーナ「スキルストーンを加工しているサトリさん。……あっ」

フィオ「また失敗。しっかりしているように見えるんだけどね」

フィーナ「ふぉ、フォローになってない、そりゃこんな顔になるね」

フィオ「グリエルムスさんはずっと見ているから、心配なんだろうねぇ」

フィーナ「リンネさんと合流したときに、どっちがゴテゴテしてるか比べたりしても面白いかも」

フィオ「説教の終わりを見計らって、サトリさんが次の動きを提案する。魔法を調べたいから未開の地域に」

フィーナ「返ってきた言葉は、もっと図書館とかで調べたほうがいいんじゃないかと。さっきのスキルストーンみたいに、ってのはちょっと刺さるワードだなぁ」

フィオ「なぁるほどねぇーわかるよぉー未知への興味いいじゃない」

フィーナ「サトリさんの『未開の地域に行くべき理由』攻勢」

フィオ「私だったら正直に行きたいって言うけど」

フィーナ「あくまでリンネさんとクリスさん探しが前提にあるからね」


すずさん Pno:828

フィオ「三千里も行けばセルリアンは脱出していそう。それだけ求めてるってことなんだろうけれど」

フィーナ「退屈になっちゃうのは、わからなくも無いかな。……アクロさん逃げて」


牡丹さん Pno:838

フィオ「ミスを悔いる牡丹さん。まぁだれでもやっちゃうときはあるよ」

フィーナ「あんまり気に病まないで。とはいえるけれど、本人は後々まで引きずっちゃうものなんだよね、まだ序盤だし、取り返せるものだと思うから……がんばれ」


ペン女帝さん Pno:876

フィオ「気合の入った訓練、がんばれがんばれ」

フィーナ「それでもまだ足りない、襲い掛かる相手を打倒するためには、もっと負荷が! と」

フィオ「無慈悲な一撃」

フィーナ「海の中でも臭っちゃうのか……」


アクアさん Pno:908

フィオ「合流しようが腰は痛い」

フィーナ「少しでもよくなるといいんだけど」


このみさん Pno:916

フィオ「由依さんとゴロツキの話し合いタイム。スタートは相手の挑発から」

フィーナ「さらっと受け流して冷静に要求を重ねていく、話し合いだと青年が助かる目はなさそうかな」

フィオ「どっちが正しいことを言っているかわからないし、冷静な判断だとおもうけど……まぁ気分はよくないけどね」

フィーナ「渡すからほっとけ。だけれど……広場を埋める笑い声、品性を疑うような言葉達」

フィオ「ここは相手の領域、邪魔も入らないし、彼らは彼らのやりたいようにやるだけと」

フィーナ「一般的淑女なら震え上がるような状況なんだけれど、由依さんからでてきたのは……あーやばい」

フィオ「状況を理解できないのは仕方が無いこととはいっても、流石にこれはもうだめみたい」

フィーナ「先に手を出したほうが悪い。えーとこれは……」

フィオ「周囲の皆さん沸騰中。転がる少年を見る様子は、実験かな」

フィーナ「この状況で笑ってる人に向かっていくのかなり怖いんですけど」

フィオ「リーダーだからね、仕方ないね」

フィーナ「大柄だし、力だけで相手を何とか出来そうな威圧感があるけど」

フィオ「最後までしゃべれるとは思わないほうがいい」

フィーナ「くらいながらも抵抗の意思を見せるリーダーは偉いなぁ」

フィオ「無慈悲なパワーアップ……南無」

フィーナ「死んでないよ、たぶん」

フィオ「……ふむ、いい演出だね。相手の恐怖を逆手にとって上手くやった」

フィーナ「置いていかれるリーダー。しかたないね、大男だからね」

フィオ「歩き回って首を突っ込んでくる不幸とか怖い」

フィーナ「今回みたいに巻き込まれなければもうちょっと穏便に済むだろうから」

フィオ「さて、ナンパ男(仮はどうなってしまうのか」


ロズさん Pno:917

フィーナ「まどろみの中で見るのは泡のイメージ、浮いていく先は目覚めという光か」

フィオ「現実の香りに誘われて意識が持ち上がって……続いて美味しそうな香りがお腹も刺激してくる」

フィーナ「……おはよう。いやまさかと思っていたけれど、これはマダラさんがつくったのか、料理上手ダネ」

フィオ「猫に負けるのが一名」

フィーナ「仕方ないじゃない。さて、目が覚めて昨日の出来事を思い出すと、とても胡散臭い。でも契約書作っちゃったしなぁと」

フィオ「朝に弱いみたい、まぁ普段のお仕事が夜型だからしかたないのかな」

フィーナ「飲み物の選択を迫り、つぶやいたのは不穏な一言」

フィオ「大丈夫、よくわからない海洋生物がいっぱいだけど、いいところだよ」

フィーナ「さて、今回はすごい沢山準備しているけれど、これまでの経験だともうちょっと軽い感じで大丈夫だったらしく」

フィオ「今回は相手方に望まれる形じゃないからと、ロズさんのたとえは現金なお話だね」

フィーナ「昨日の薬は嫌だなと思いながら、マダラさんは食事を取らないのかと、返事はノー。食べなくても問題ないんだ」

フィオ「私もそっち側かもしれないけれど、お腹減るし、美味しいものなら嬉しいよ」

フィーナ「フィオはまぁ、純粋に造られ系じゃないし」

フィオ「マダラさんの創造主はいろいろ大変な状態にあるみたい、それがお姉さんの所為では無いといいのだけれど」

フィーナ「食事が終了、お行儀よく『ごちそうさま』も言って、ちょっと気になったことは」

フィオ「……本当に食べてしまったのか?」

フィーナ「いや別に悪いものじゃないんだろうけど、悪いものじゃないんだろうけど!」

フィオ「ロズさんのクッションなげ! 普通の人だとこれで死ぬまであるな……」

フィーナ「魔法薬の効果で、能力が向上しているらしく、気をつけないとね、トラブルの元になりかねない」

フィオ「でも本当に早い効き目だねぇ、食べたばかりなのに」

フィーナ「あっ」

フィオ「因果応報かも。これは一般人だと間違いなく死んでたね」


おっさん Pno:918

フィーナ「外から叫ぶのは元気な声と」

フィオ「冷静なツッコミ」

フィーナ「すごくりんごが食べたい主張、あ、見えてるのか……それはしかたない」

フィオ「人の型になって……ふむ」

フィーナ「以前からこういう感じなのか、口調はその、かわいいとおもうよ」

フィオ「恥じらいか、元はもうちょっと尊大だったのかな」

フィーナ「合図まちだけれど、いまだなし。まぁ待つしか……」

フィオ「寒くないけど、寒い。うーんかわいそうな気がしてきた、でもリンゴ狙いなだけの気もする」

フィーナ「いさめるような発言、なついてはいるのかな」

フィオ「でも、りんご、たべたい」

フィーナ「持ってなかったっけという問いには」

フィオ「旅支度用、遺跡の中でいただくやつとのこと」

フィーナ「我慢といわれれば。若干の不満は示すけれど、待つつもりはある」

フィオ「やっと来た合図! ……解読中。待ってろ」

フィーナ「以前と変わったところを指摘されて。一緒にいたいことと、理由を告げる」

フィオ「単純だけどまっすぐでいいとおもう」

フィーナ「罵倒は上滑りして流れていく、これが受け流しの極意かも」


ベレッタさん Pno:923

フィオ「前回転送されてきた書類の中には、とても嫌な予感をさせる『重要』と記してある封筒」

フィーナ「開拓の前線を指揮する者にはかなりの裁量権があるから、ある程度の自由は許されている。その上での重要な……追加指令」

フィオ「珍しく? ……珍しく、不真面目な一面を見せつつ開けてみると、期待を裏切らないものが」

フィーナ「種族的には重要なものではあるのだけれど、信憑性の低さが相当なもの。探索の指針としてそれをあげられるのは、厄介極まりない」

フィオ「ロマンがあるなぁとは思うけれど、大勢を率いるひとからするとねぇ」

フィーナ「ただ環境が環境だから、後から来る人に任せるのはナシ。探索に出るしかない状況だというのをがんばってプラス思考で書き換えて。まぁやるしかないからねぇ」


フィオ「計画を立てていたら深夜に。前々から目をつけていたお店にいくと」

フィーナ「時間が遅くても盛況なようで、少し待って入店。体格は小さいけれど、食欲はあります、特製一丁」

フィオ「店員さんたち元気だなぁ……いまさらだけど、オークがトンコツってのもなんかすごいね」

フィーナ「だされた器は予想に反して。いやまぁそういうイメージがあるのはわからなくもないけれど。そういうものでも美味しくいただけるのだろうけれどね」

フィオ「一口。脳まで突き抜けるような濃さ。だけれど麺とあわせるとこれがちょうどよく……」

"いや、丁度いいと感じるのは1口目の時点でこの麺を食べるために舌が作り変えられてしまったのかもしれません。"



フィーナ「すごく満たされている様子、そこにやっぱりメインレベルのお肉を味わう」

フィオ「肉の調理も、野菜類とかも丁寧な仕事だなぁ……」

フィーナ「犬人とオークの料理交流とかあっても面白いかも」

フィオ「さて、麺を平らげてしまったけれど、替え玉というシステムを利用することに」

フィーナ「ゆでてもらっている間に、テーブルに置かれた調味料チェック、ふむ……こういうものを追加して自分の好みに近づけるのかな」

フィオ「白いのはスタミナ野菜として有名なやつみたい、香りは確かに強いけれど元気は出るよね」

フィーナ「灰色の香辛料は昔は高価だったっていうアレかな……しょうゆ系によくあう」

フィオ「赤いのは……ダメみたい。バーガーのときもだったけれど、こういう刺激は苦手なのかもね」

フィーナ「ということで、赤いのは除外して、麺を入れてもらった器に、調味料を加えて自分好みの味を探索する冒険に出発だ」

フィオ「あー……お腹減ったな」


フィーナ「それもまた……運命……、匂い消しの香草をシェフにもらって、食べたりするしかないかな」


ダルムズさん Pno:924

フィオ「えび」

フィーナ「剥いてないです、スイマセン……」

フィオ「炎上と剥く数に何の因果が……でも大変だねぇ」

フィーナ「そのインド人は罪深いな……心当たりはあるけれど」

フィオ「過去を振り返っても何も解決しない、今ここで剥くべし」

フィーナ「やっぱり原因は……はたして工場とダルムズさんの未来はどっちだ」

フィオ「みんながんばれー、計算はしてないから、どうなるかはまだわからない!」


おじさん Pno:933

フィーナ「いろんな人とその場その場でパーティを組んでいるおじさん。問題というわけでは無いけれど、そのグループには人型の男性が極端に少なくて」

フィオ「女性もしくは人外が多め、ふむ何か理由があるのかな」

フィーナ「そんなわけで、あんまり組んだことの無い人とも、自然と距離が近くなって、今回組む一人のハイネさん」

フィオ「調べてみるとどうやら異世界出身らしくて、わりとよくあることなんだけれど。おじさんの『願い』を考えると、触れることはできないけれど確かに存在する場所というのは、思考に引っかかっても仕方ない気がする」


フィーナ「夜のテリメイン、海は暗く閉ざされていても、人は歩いているし、そこかしこに集まりが出来る、治安はまぁ……よくはないだろうね」

フィオ「協会は探索者と海の中は管理しているだろうけれど、全てなんて絶対無理、それぐらい広いし、最前線があんなところにあったのも限界を示してるよね」

フィーナ「さて、そんな夜の街。待ち合わせたのは」

フィオ「制服姿の学生さん、放課後の時間を利用して探索を進めている探索者さんだけれど、今日はもう遅いからこちらに宿泊するとのこと」

フィーナ「ちょっとした取引と……この治安でこの絵面はまずい」

フィオ「願いをかなえる魔法を追っている。それも興味深いことだけれど、やっぱり相手が女子高生というのはいい取引なのかもね」


素子さん Pno:962

フィーナ「結局昨日はピラニアを捌いただけで終わっちゃったみたいで。狩りに出るときのヤシの実と、コーラだけかな、お腹減るはずだ」

フィオ「自室とつながったことで自由度が増えた気がするね、料理もさらにこだわって出来そうな」

フィーナ「ただ、外はテリメインだから、あくまで採取+狩猟がメインと、今回は野菜を調達に」

フィオ「海辺だからそこまで取れるものじゃないとは思ったけれど、それなりには確保できたみたい、そんでもって希少品だから食べきらないようにと。そうだね、意識しないとすぐ食べちゃいそうだものね」

フィーナ「取ってきた野菜と昨日のピラニアをつかってお鍋。文明の利器『ダシの素』」

フィオ「乾物はどうしても時間かかっちゃうしねぇ」

フィーナ「さくっと作ったお鍋だけれどその味は」

フィオ「すごい嬉しそう。そしてお鍋は消えた」

フィーナ「音速ってこわい」


フィオ「食事の後のくつろぎタイム」

フィーナ「とりあえず生活の変化を報告しているみたいだけど、あぁ先輩……」

フィオ「……!? 今、遠くでなんかすごい声がしたような……」

フィーナ「次の上司に、二人ともに部屋へくるようにお願いして」

フィオ「お金を取り出したけれどテリメインじゃ使えない、ってことは……」

フィーナ「なぶり殺しかな?」

フィオ「いや、それはまたあとでじゃない……?」


アズテアさん Pno:964

フィーナ「次の葬儀のアテがついた前回から……ふぇっ!?」

フィオ「なんか啼いてるー!!」

フィーナ「えっと……同行者さんだね、先生が説明してくれるところによると」

フィオ「今度使う遺跡かな? を発見したシャチのフカヒレ丸さんと保護者のユリウシュさん。協会から紹介してもらったとの事」

フィーナ「アズテアさん達は発掘の技術者として紹介されて、ファーストコンタクトは済んでいるらしいんだけれど……なんか、すごい、険悪だね」

フィオ「ポチさんは気にするなっていっているけれど、第一印象からすれ違いがあるとギスギスしそうだねぇ、まぁ確かに年齢的にはよくあるのかもしれないけれど」

フィーナ「先生はみんなの事を年齢に関係なく対等に見ていて、考えを尊重したいと、そして発掘でそれぞれが役割を果たしてくれることを期待していると」

フィオ「先生の先生らしいお言葉だね、自分の不注意が他人を危険にさらすかもしれない、責任を持てと」

フィーナ「アズテアさんは準備を始める二人をみて、複雑な心境を抱いてる。あまりこういうふうにならない子だと思っていたけれど、一体何があったのかな」


フィオ「回想へ。先生の宣言はミイラ製作をするとのこと」

フィーナ「テレレッテ、テテテ、テレレッテ、テテテ」

フィオ「三分じゃ干物作らないと思うけど」

フィーナ「ということで、まるで干物の作り方のようなミイラ製作。包丁とまな板使っている先生は確信犯かな」

フィオ「で、七日後、処理されたポチさん(干物的ミイラ処理)はとりあえずいい感じにミイラへの第一歩を」

フィーナ「次の工程へお腹の中に詰め詰め。ポチさんの余裕な様子にそろそろなれなくてはならない」

フィオ「たまねぎを入れるのは歴史的にも正解みたいだね」

フィーナ「通りすがりの村人さんが状況を端的にわかりやすく説明してくれる」

フィオ「さて、一息。ここからは新しく見つけたモノ達の出番で。装飾品で飾りつけ、符を包帯を巻きながら挟み込んで、取っておいたワタは壷にいれましょーね」

フィーナ「中身さえなければファンシーかもしれない」

フィオ「先生も納得しちゃったよ」

フィーナ「さらに包帯でぐるぐるしていってさらにtheミイラっぽい感じにはなったけれど、まだ足りないみたい」

フィオ「古代モゴモゴ語は必修科目だからね」

フィーナ「とりあえず棺にいれて、兵馬俑の隅に埋葬したけれど……」

フィオ「ダメだったかー完全に元通りって事は、また最初からだね」

フィーナ「それは残念だけれど、場所が問題ってことがわかったのは大きな一歩かも」


フィオ「と、いうわけで、探しているのは『適切な埋葬場所』」

フィーナ「その発見者さんがさっきのフカヒレ丸さんで、その保護者のユリウシュさんと……えっと本当に意外だなそれ」

フィオ「集中しなくてはといってもやっぱり難しそうだけれど……」

フィーナ「ある地点から海中にある遺跡を目指すところ、ただ海中へ行くには問題があって、先生がかかっている呪い。それが海中へ沈むことを不可能にしている」

フィオ「だから、フカヒレ丸さんに潜水艇を引っ張ってもらって、潜っていくという選択みたい」

フィーナ「ポチさんが大型魚類だったら、これまでの葬儀ももっと大変だったでしょ!」

フィオ「呪いは先生以外のものに全然影響ないから、何かに乗っていれば問題ないし、とても軽くしているってことで」

フィーナ「アズテアさん、沈む」

フィオ「ということで、潜水艇のようなものに乗って、推進力を与えてもらえれば、荷物を曳くのと同じようなんとかなるだろうと」

フィーナ「で、その潜水艇ってのは?」

フィオ「チラッ……)……チラッ)」

フィーナ「二度見ても 何も変わらぬ その木箱」


フィオ「次回予告ー」

フィーナ「挑むのは未踏の遺跡の深層目指して、待ち受けるのは……?」

フィオ「三人PTとは……蘇る人多いからね」

フィーナ「一人PTで十一人ぐらいいたことあるし、まだ平気……」

フィオ「三角形の遺跡とはこれいかに、例のテーマを用意して待とうかな」


アファイブさん Pno:976

フィーナ「今日も今日とてバ……探索」

フィオ「あ、出会ったみたい、オオモノって事で」

フィーナ「本当に不思議だよね、何で水があるのに燃えていられるのか……気になる」

フィオ「下手に使うと熱で火傷しそうかも」

フィーナ「今日もメンバー紹介」

フィオ「大きい、アファイブさんの二倍ぐらいあるね、リアンさん」

フィーナ「特徴的なのは葉っぱかな……装飾じゃなくて身体の一部で、爬虫類のような、植物のような……とのこと」

フィオ「翼があれば飛べるかもしれないけれど、別の用途に使うかもしれないね」

フィーナ「座って休める尻尾……コッソリってことはばれないのかな」

フィオ「回復効果のあるシャボン玉、そういう魔法かな」

フィーナ「あと面倒見がいいのか、毎回泳ぎのコツを教えてくれるってこと、やさしい」

フィオ「尻尾アタック! 味方は震え上がった」

フィーナ「生魚が好み。ナマコ……?」

フィオ「身体の一部だとしたら、そう簡単にはもらえないかもねぇ」

フィーナ「そういう包容力のあるヒトいるよね、呼んじゃったらどうにかこうにかごまかさないと」


イルヤさん Pno:1020

フィオ「イルヤさん達の村では、ゴーレムを作る習わしがあって、それは素材も方法も人それぞれのものだった、それだけ一般的に普及していたってことなんだろうね」

フィーナ「そうして作ったゴーレムはパートナーとして大事に使い続ける人がほとんど。そういう技術が発展したのは種族として力が弱く、物を作る才能があったかららしい」

フィオ「ただイルヤさんの場合は自分のゴーレムとの出会いが、作ったというわけじゃなくて」

フィーナ「立ち入り禁止の場所へ入り込んでいたイルヤさんとラビさん、そこで見つけた朽ちたゴーレム。触ってみると動き出して、イルヤさんはそれを自分のものにすると」

フィオ「ボロボロだった『彼』を勉強したり部品を作ったりして、何年もかけて直して……大事にしてもらえるなら道具は必ず答える」

フィーナ「本当の持ち主はずっと昔に作った人なんだろうけれど、今は自分の大事なパートナーだと、きっとご主人さまはもういない、だけれどその人の下へ還すまでは」

フィオ「大事に整備して使い続けているから、あの状態から復活して、さらにこれだけもっているのだと思うな、いつかその日が来るとしても、それは悲しいものではないかもしれない」


テオさん Pno:1030

フィーナ「探索を終えて、休憩へ」

フィオ「探索は順調に進んでいるけれど、他の海域で特異な敵が出現したとの知らせ。未知の体験がちょっとうらやましい、レッドバロンは……そろそろかな」

フィーナ「気がかりなこと。パーティメンバーの二人は戦闘において自分より優れた部分を見せている。力をつけなくてはならない、向上心では無くて強迫観念、実際にそれを感じているわけじゃないけれど」

フィオ「そんな時に友人から良い情報が、いわく、『大地のほうが生存競争が激しい』との事」

フィーナ「どういう意味だろう、実際は海の中に適応するという段階を経た生物しか海の中に居ない……逆かな? 地上に適応できた生物しか地上にいないから、その前提を超えて生き残った生物は強いとか?」

フィオ「手がかりはメッセージと一緒に残されたチェーンジェムにあるのか、それを使ってみると……」


フィーナ「!?」

フィオ「えっ、えっ」

フィーナ「コーデ力、大地から生まれた僕達、私はそうだったかな……?」

フィオ「毎晩天井を這い回る、人のような大きさの何か、その手と足のあと……コワイ」

フィーナ「怖いことは幾つかあるけれど、それはその一つだ」

フィオ「だれもかれもリングにあげられてる?」

フィーナ「あ、ごめんなさい」

フィオ「津波に乗って帰郷したら、生まれ故郷が狐に根こそぎにされていたぜ、狐許さん。故郷の恨みを知れ!」

フィーナ「言葉にすれば単純なことであるようなのに、それでもまだ私は」

フィオ「シンプル! シンプルイズベスト。比較される場面だけれど、比較される前に相手を消しますねー」

フィーナ「仲良くするのは賛成。私は貴方を助けられるかわからない」

フィオ「バトラーとは! つまりわぁ! 勝者って事!」


フィーナ「うーん……私達も狂ってた」

フィオ「虚空に響くうわごとの数々、断片を集めれば気になることもあるけれど」

フィーナ「誤りを知れば次は対処できる、朝までこの有様では疲労感もひときわだろうけれど」


ラティスさん Pno:1033

フィオ「船は進む、その中で仕事をするラティスさん、ものすごく不機嫌そう……」

フィーナ「年度末なら仕方ない」

フィオ「出張中でも襲い掛かってくるレポート攻勢。大変そうだ……」

フィーナ「本来の上司ならこんなことしないんだろうけれど……例の件で」

フィオ「これもヘイゼルさんなりのやさしさかも。ああはなったけれど、まだ何も終わっていないのだから、やめさせられることもない、途中離脱できないとも言えるかもしれないけれど」


フィーナ「チェーンジェムの役割について、詳細を出せとのこと」

フィオ「とくに複数くっつけた場合について……単体でもいろいろあるのに、組み合わせとなってくるとその数が膨大になりすぎてなぁ……」

フィーナ「連装の話については幾つか聞いているけれど、少し状況が変わるような話もあったよね、やはり同じものをどんどん足していくだけだとすぐに限界が現れるみたいな」

フィオ「データを取りながらの戦闘は余裕があれば良いけれど、それだけ余裕を持って戦えるかって話になるよね、同行者もいるわけだし」

フィーナ「まぁこのあたりを手探りしていくのも、冒険の醍醐味かなー仕事としては厄介なことだけれども……」


フィオ「書類の期限っていつまで?→なるはや」

フィーナ「そういうところあいまいにしておいて、実際要求されるのは……ってあれだね、連発する相手なら敵視されるのもしかたない」


メルエットさん Pno:1045

フィオ「山間に存在するとても小さなルシオラ村。そこの村長であるハンスさんは幾つかの顔を持つ人で、その一つである慈善家の要因は身寄りのない子供達を引き取って、孤児院で養育していることからだった」

フィーナ「孤児のほとんどは村の外、特に都会であぶれてしまった子供達で、リーシュテイル孤児院とハンスさんは近隣にも名が知られていたみたい」

フィオ「ルシオラは自給自足で営まれる小さな村。ハンスさんが来たころは都会から遅れた部分も多々あって、教育はその一つだった。ハンスさんは孤児院を作り、分教場を作り、私設図書館を作って、教育水準を上げていくことに尽力した。自分でも教壇に立って教えることもあって」

フィーナ「ハンスさんのおかげで、子供達の教育状況はかなり改善されて、村人からも尊敬を集めることになった、だからこそ今は村長になっているのかもしれないね」


フィオ「ハンスさんは文学が好きだったから、引き取った子にそういうものにちなんだ名前をつけることを好んでいた。ある日引き取った子供は、いろんな人から人の手に渡って、その身元がもうわからなくなってしまった子で。瞳を見て、何とか歳が推測できるぐらいだった」

フィーナ「おお……ユーリスさん」

フィオ「ルシオラの周辺では緑色のほたる石が良く取れた。だからユーリスさんの義眼は緑色」

フィーナ「村の子供達は同じ石を使っているんだけれど、孤児院は外の子が多いから逆に緑色が珍しくて。ほたる石というのは一緒でも、地域によって色の違いが現れるんだって」


フィオ「鉱石義眼の文化は進んでいるのだけれど、技師の技術はごまかしが聞くものではなくて、貧しい家に育つと、技術の低い技師に施術をされてしまうこともあった」

フィーナ「孤児院の子供達はそういう子も結構いて、それは良くない影響を与えてしまうものであったのだけれど、その代わりに特別な技能を持つこともあったみたい」

フィオ「ライラさんとエミールさんはそういう子供で、ほたる石が引き出す集中力が特殊な形で現れたように見える」

フィーナ「そしてユーリスさんも。ユーリスさんは幸いきちんとした施術を受けていたから、利点だけを得ることが出来て……なるほど。これまで見せてきた能力はここに起因するのか」

フィオ「ユーリスさんが興味を抱いたのは鉱物図鑑で、毎日眺めたことでそれを丸暗記するほどになっていた。好奇心はまだまだとまらなくて、ある日ハンスさんに、鉱石に関わる仕事がしたいと話して、それを後押しする言葉をもらって」

フィーナ「今のユーリスさんが素敵なのも、こういう過去があったからかもしれないね」


ロジェさん Pno:1080

フィオ「戦闘中に起きた妙な感覚は武器の破損によるもの。当然その場で戦闘が終わるなんて都合のいいことが起こるわけでもなく」

フィーナ「無理やりフォローする格好で次弾を放とうとするけれど、外れると直感するような状態で、このまま続いていたら危なかったんだけれど、仲間の魔法でひとまずは撃退成功。ただ得物が壊れちゃったのはよくないね」


フィオ「戻って調べてみたら、ベルトの穴が消耗してついに……って感じだったみたい。力を入れない状態であれば何とかならないこともいないんだろうけれど、流石にこのままじゃあね」

フィーナ「とりあえず分解してみてみたら、そこかしこに痛みが見つかって。もうダメというわけじゃないけれど、新しく調達したほうが良いかもしれないね。すぐに手に入るものじゃないだろうし、一回か二回の探索はこのままがんばらないといけないかもだけれど」

フィオ「もし、作り変えてもらうとしたらこのプレートもくっつけてもらわないとね。全体が大事だとしたら、何とか修理する方法を探さないといけないと思うのだけれど、ちょっと厳しいかな」


ヨビスエさん Pno:1093

フィーナ「願いは天に届いたー!」


姉妹と仕立て屋さん Pno:1102

フィオ「バカンスって名目で掃除させられてるんじゃないかって言われてるぐらいだしねぇ」

フィーナ「バカンス目的で来た人はちょっと残念かもしれないね、ただ安全面に目を瞑ればバカンスだよ、ばかんす!」


フィオ「新作水着を身にまとい、楽しげではあるのだけれど、レフさんの一言で空気が……」

フィーナ「なんというか。好ましくない話題なのかもしれない。ただ……そんなにぽろっと失言する人じゃないと思うから、その言葉は」


フィオ「観察して考えるのは、気持ちの正体をつかめていないんじゃないかということ、今は解決したとはいっても、問題が残してきた幾つかの傷痕は確かに残っていて。それを解決できるのは時間だけなのかもしれないし、親しい人の言葉かもしれない。ただ、焦らないことが今は大事になりそう、かな」


どうぞうさん Pno:1111

フィーナ「録音された記録、どうやら海賊がめっちゃせまっているらしく」

フィオ「PT内もかわりもうした……。とかいろいろあるにはあるけれど、喫緊の課題は勿論海賊で」

フィーナ「戦うならということで決めていたエリアもあるらしいけれど、それ以上の何かは期待するのが難しそう、誰かと協力できればかなりの助けになるんだろうけれど」

フィオ「魔物は戦場がかなりカオスになりそうだけれどね」

フィーナ「全速で逃げているけれど、だんだんと距離はつまってきている、継続して逃げて、いろいろ削られるよりは」

フィオ「少し無理をして予定地点へ、着地、接敵まで残り五秒……十分みたい」

フィーナ「そして戦線は開かれて――」


ノーチェさん Pno:1154

フィオ「今日の担当はアビーさん。船医!」

フィーナ「いつの間にかそういうことになったのかもしれないね。あ、そうなんだ病気とかはしないものだと」

フィオ「人としての身体はもう無くても、霊体としての身体は普通に不調になったりするんだね……」

"あの世を知らぬ君、常識を忘れたまえ。細菌も死ねば幽霊になると理解すべきである。"



フィーナ「どうでもいいっていっちゃったよ! まぁ確かに死なないのだとすれば、医者であれば何とかできるのかも」

フィオ「むしろ問題とするのはノーチェさんを治療するという点について、これまでの流れからすれば当然病気にも罹るし、それを治すのは自分の仕事だと」

フィーナ「船匠VS船医の争い勃発」

フィオ「ノーチェさん自身を診ることが出来るなら、アビーさんの言い分で正しいと思うな」

フィーナ「ま、まぁ興奮するのもわかるよ、それだけノーチェさんが好きってことだろうし……あ」

フィオ「これは見せられない治療が始まってしまう予感……」

フィーナ「軍医か、しかも強い、取り押さえながら手術は流石に危ないので、助手を使ってあげてよ!」


イリューザさん Pno:1192

フィオ「イリューザさんの元へと転がり込んできた噂。それは二箇所で現れた特別な存在について」

フィーナ「遺跡探索の一団はまだしも、バカンス中の人たちのところへ現れるとはねぇ……」

フィオ「名前だけなら私でも知ってるレベル、というか。あまりにも有名だよね」

フィーナ「明らかにレベルが違うはずの存在で、しかもここって海だよねって話になる。だって彼らを構成する火は、水で消えてしまうのだから」

フィオ「周りの水を蒸発させてる説も勿論ダメ、爆発して死ぬ」

フィーナ「だけれど、同じ冒険者からの情報でそれらが出たと伝えられている。自分の知識や経験では誤っているはずの情報ではあるけれど……」

フィオ「たとえばスキルストーンが何かしているなら、と。そんな危険なものなのかな……どちらかというと、海と親和性を持って、何とかしてくれるイメージだな」

フィーナ「茹で上がるようなというと、実際かなりの力を持った炎の魔物って話にもなりそうだよねぇ……レッドバロンが影響を与えているってほうが現実的に聞こえる」

フィオ「そうだね、いくら有名な名前を持っていたとしても、想像しているのと同じ物じゃなかったというのは、こういう場所ではありがちだ」

フィーナ「もういくつも交戦の記録がでているしねぇ、見事打ち破った人も沢山居るみたいだし」

フィオ「セルリアンとレッドバロンが隣接しているという事。そして海でありながら、境界線があるってこと。それはなにか?」

フィーナ「テリメインはほとんどが海だということを考えてみると幾つかの仮説が思い浮かんで。……普通の海であれば、緩衝地帯のようなものがあって、だんだんと変わっていくって事でも良いんだろうけれど、やっぱり魔力障壁がそれっぽいかな」

フィオ「人員をより分ける。……試験かな? 台詞だけみると協会の人でも違和感なさそうだけれど」

フィーナ「門番ねぇ。門の先が危険だからより分ける。というのもわかるけれど、戦うことで人となりを見極めているとかもあるのかもしれないね」


フィオ「次なる海の認識を改めるイリューザさん、以前の認識でも環境としては過酷であるのだけれど、それこそスキルストーンがなければ即死しかねない場所かもね」

フィーナ「存在が伝えられている七つの海……。名前からある程度の想像は出来ていたけれど、それをやすやすと超えていきそうだね」

フィオ「探索者が消し炭にはならなかったみたいなのは幸い。もしそうだったならかなりの人数がこの冒険から引き上げたかもしれない」

フィーナ「いつかはぶつかるであろう敵。情報は多いに越したことはない、得意なこと苦手なこと、もたらされた被害と与えた損害。素では適わないかもしれないけれど、準備さえすれば戦えると私は思うな」

フィオ「ただ、いまはこの深層。一度の敗北を味わったここを、余裕を持って踏破するぐらいじゃなきゃ、先に進むなんてのは自殺行為に過ぎないと」

フィーナ「だから、一歩ずつ進み続けることが一番の近道だ。無理をして負け続け、足踏みを続けるようでは、何も成すことは出来ない」

"背伸びをして失敗するぐらいならば、分相応を弁えなければならない。
いずれ咲くであろう花を、蕾のうちから摘み取っては元も子もないのだ。"




弁天ちゃんさん Pno:1213

フィオ「ボスが出たことを報告して。水属性なかったんだっけか」

フィーナ「氷はあったかな。どうやって燃えているのか。謎ですなぁ」

フィオ「気になります! 見てわかるかはわからないけれど、見てみたら、何かわかるかもしれないからね」

フィーナ「そんでもって、自分達の報告。☆2してます」

フィオ「あ、これ急かされたな」

フィーナ「一歩ずつしかすすめないからねぇ、やる気が無いわけじゃない、決して」

フィオ「そういえば、そういう方法もあったよね、これから先で道がかなり分かれるとしたら、お願いして連れて行ってもらうことも必要になってくるのかな」

フィーナ「未開のとこだけ、まだ何も出てないよね、そろそろ出る気は私もするんだけれど……」


Z姫さん Pno:1245

フィオ「ツ・カイさんの奮闘により、『狂い獅子』を取り押さえ」

フィーナ「とりあえず部下と一緒に縛ったけれど、かなり疲れちゃった様子で。戦いの最中に相手が取り出した武器は、どうやらかなり危険なものだったみたい、うわ目盛り最大か……推測どおりのものだとして、当たったらひとたまりもないよ」

フィオ「一般的に手に入ることはないであろう武器を所持していた『狂い獅子』厄介ごとは避けたいけれど、放っておくにはコトが大きすぎる」

フィーナ「Z姫さん、シリアスの裏側でマイペースを発揮中。決めポーズかな、かわいい」

フィオ「遠くへと連絡を取り始めるツ・カイさんだけれど、Z姫さんは話しかけられているのと勘違いをして」

"「へっ……な?!なんだそれー?!意味がわからないぞ!!」"



フィーナ「ぷんすこ。怒りのボルテージは高いままで声を上げていたら……起きちゃった」

フィオ「めっちゃ威圧してくる『狂い獅子』意に介する様子もなく近づいたZ姫さんは探し人を訪ねるけれど……」

フィーナ「三人に増えた上、野盗の部下になってるー!!」

フィオ「本気でへこんでいる様子のZ姫さん、誤解がすぐに解けてよかった」

フィーナ「探すのは難しくなっちゃったけれど……次はどうするのかな」


ゼクスさん Pno:1283

フィオ「9日たって出来たこと。冷却装置がほぼ復活。電気を起こせるようになったのかな」

フィーナ「かなりの前進はしたものの、って感じかな。でも先に進んでいるのは確か」

フィオ「人が、健康な人が足りない。怪我を負った状態での労働は効率を落とすし、治りも悪くするからなぁ……」

フィーナ「使えなくなったものを使えるものと交換できれば良いけれど」

フィオ「未知の場所で、こんな状況ではあるけれど、記録を残すことで未来へと何かをつなげられるかもしれないからねぇ」


アギさん Pno:1432

フィーナ「残されたのは空白、今日の戦いに勝てれば新しい場所にいけるかもしれない、そうしたら、少し面白くなって、目が覚めるかも」


こくりさん Pno:1457

フィオ「こくりさんはうっかり者、おみくじって神様が割り振っていたんだ、しらなかった」

フィーナ「方向音痴は少しならかわいいもの、テリメインに迷い込むのは少しなのかわからないけど。まぁたしかに、神様だからって、完璧なイメージというのもそこまで多くはないよね」

フィオ「さて、そんなうっかり者こくりさんがチャレンジしたのは、探索者がすなる『見切り』といふもの」

フィーナ「複雑に絡み合う処理スケジュールをぴたりと折り合わせるのが見切りだけどはたして」

フィオ「まず、内部で計画を立てます。計画表を作り、確認します」

フィーナ「それを見ながらパンチカードに穴を明けていきます。するとそのとおり潜水服が動くのだと」

フィオ「翌朝、出発する直前になって、沙世さんにクロールのスキルストーンを渡す潜水服。作られた声で、あまっているからあげると」

フィーナ「拒否権はない模様、ぐいっと渡されて、そのまま出発、挙動は問題ないみたい」

フィオ「探索を進めて、お昼ご飯、サンドイッチ! いいなぁ……」

フィーナ「昼食後の休憩タイム、のっそりと動き出す潜水服、こ、こわい」

フィオ「つかまる沙世さん、今度はスイムアップ。拒否権はない」

フィーナ「朝と同じように話して、去っていく潜水服、怪奇現象かな?」

フィオ「さて、そのあとは売店に行ってちょっとお買い物、材料をそろえて、時は昼と夕方の間に位置している。この時間が合成には適しているそうで」

フィーナ「潜水服が動き出す、決められた手順を従順に遂行する。合成キットにはめ込むのは……あ」

フィオ「潜水服は何度もセットミスを繰り返して、ようやくセットを終える、スキルストーンとチェーンジェムをはめ込んで」

フィーナ「ボタンを押しました→エラー。しっぱいです」

フィオ「あぁ、なんてことだ。ちなみにこの間こくりさんはお昼寝中だった様子……気持ちよさそうな場所だからね、仕方ないよね」

フィーナ「上機嫌で戻った先にはしょんぼりした潜水服、事態を把握するためにパンチカードの再確認、どうやら朝に渡したのが余計だったみたい」

フィオ「この方法だとダメだとこくりさんは考えて、代替手段がないかなと思うけど……その間にも探索はつつがなくすすんで、おゆはんの時間に」

フィーナ「焼き芋、焼きバナナ、リンゴ。リンゴだけやかれてない」

フィオ「それらがこくりさんの好物であったがゆえか、嬉々として味わうほうへ意識が向かっちゃって。ミスとかどうでもいいような状態に」

フィーナ「……山の神様は人間味があっていいね」


リンシャンさん Pno:1461

フィオ「成長していきたい先がわからなくて、悩んでいるみたい」

フィーナ「こればかりはね、仲間を補うように、というのが効率は良いけれど、自分がどうありたいか、ってのもあるだろうし……うーん」

フィオ「いや、まだ見た目……の可能性も無きにしも非ず。音痴と一緒にされちゃうとなんかやだよね。真意はわからないけれど。勇気を出して聞くべきなのかな……むずかしいな」

フィーナ「たまにってことだけど、みんな歌を聞いた相手からなのかな、そのあたりを調べていけば、答えが出るかも……それでも怖いか」


アイリさん Pno:1473

フィオ「前回防御の訓練を始めた二人、それなりに回数をこなしたところで」

フィーナ「そろそろ出発の時間、探索者としてこの時間だけは守らないといけない」

フィオ「ただ良い感じに感覚はつかめているみたい……戦闘してれば?」

フィーナ「消耗するキルムさん、執事のつとめじゃ……」

フィオ「近しい人の努力や、苦労、やさしさとかは理解するのが難しい、それこそ本人が気づかないで関係が終わることもある、だからといって、それを公言するのはあまり格好良くないしね」

フィーナ「苦難を乗り越えた先、キルムさんが報われる日はくるのか」


ファルトさん Pno:1488

フィオ「聞こえてくる勝利の声、だけれどアストさんによぎるのは一抹の不安で」

フィーナ「情報によるとそろそろ強大な敵が現れる様子、そこで初めての敗北をするとして、協会が救出してくれるのかと」

フィオ「だから、一度負けておきたかった。……でも勝ち続けていて、もちろん悪いことじゃないんだけれど」

フィーナ「考え事に沈む中、何度か繰り返された呼び声。気づかないで居ると、突然やって来た人影? にぶつかりそうになって」

フィオ「ここは海賊が来ないはずの海域なのに、突如として割り込んできたのは果たして何者……? 考えをまとめる前にファルトさんは近づいていって」

フィーナ「新しい出会いかなにかかなー」


レキ&ジョカさん Pno:1509

フィオ「捕まえるべき探し物の資料に目を通して」

フィーナ「情報があれば探索が楽になるのはあるかもしれない、ただやっぱり捕まえるのはアレッキアさんの言うとおり腕のみせどころになるだろうね」

フィオ「でも合流してからのほうが確実なんじゃない?」

フィーナ「二人でも出来た、って見せ付けたいじゃない」


リンスさん Pno:1659

フィーナ「終わりの言葉は、あまりにも残酷で」

フィオ「ユニさんの過去。国の基盤がひっくり返る出来事に加えて、恋人からの辛辣な言葉に襲われて、彼女は海を目指すことにして」

フィーナ「突如として海が出てきたけれど、なるほどね」

フィオ「お互いの立場を超えた愛。名も知らぬ海での再開と再生……それが自分にも、起こるかもしれないというほど期待はしていなかったのだろうけれど、信じたいという気持ちに従ってテリメインへやってきて」

フィーナ「待っていたのは、どうしようもない現実だけ。お金もない、家も食事も、得ることが出来るはずもない。むしろこうなると、食事が必要ないことのほうが辛いかもしれないね……」

"見知らぬ人ばかりの世界。夜が更けても止まぬ喧騒は海の底から聞いているかのように他人事で、頭上に灯る碧の円環は街のどの光とも交わることはなく、衣服が濡れそぼったときのような重い疲労感に足を取られて天使は地に転ぶ。路地の隙間から流れてくる潮風が嘲笑うかのように白い翼を撫でていき、ふと耳に響く土産物をせがむ子供の声に振り返ると、内側から照らし出されたショーウィンドウが鏡になってユニの顔を映し出し、その孤独をなんの容赦もなく突きつけてくる。"




フィオ「ただそれでも、ユニさんは泣かなかった、いや泣けなかった」


フィーナ「天使に備わった器官、負の感情を抱かせないためのものなんだけど……、いろんな感情を普通に抱ける人間からすると奇妙にも見えるね」

フィオ「それに加えてユニさんだけは、抱く感情が異なっているらしくて、それが他者への恋心と」

フィーナ「こんな新世界で、ストレスに振り回されるような生活の中で、それはもうだれもかれも、って感じになるね」

フィオ「なれるために選んだのが接客業で、最初からそれは厳しいんじゃないかとおもったけど……がんばったね」

フィーナ「がんばったからこそ、ある程度の克服も出来て、この世界での基盤も得られた。運命の出会いも」

フィオ「最初は思惑あってのことだったんだね、適応していく、自分のための」

フィーナ「ドラジェさんとリンスさんは実際双子ってわけじゃないんだろうけれど、はたから見る分にはそれにしか見えないよね」


フィオ「新しい生活はこれまでとは勝手の違ったもので、はじめは不慣れな忙しさ。少しして時間が出来てくると不可解な感情に翻弄されて」

フィーナ「その原因と考えたのは、やっぱり出会った二人で、リンスさんとドラジェさんをそれぞれ観察して……狂犬と野良犬」

フィオ「犬が好きなのかな。最初はドラジェさんへの評価はあまりぴんと来ない物だったけれど、ある夜から注目しはじめると、いろいろなことに気づいて」

フィーナ「しっかりみていなければ気づかないような、優しい意志。かつての恋人に似ているところもあるのかな……?」

フィオ「リンスさんの妨害はむしろ燃えるとのことで」

フィーナ「ただ、それが本当の恋なのかどうか、確信は持てなかった。それは天使としての自分の体質の所為で、だけれど先日の出来事で二人が消えたとき、それは確信に変わったとのだと」

フィオ「ふむ……確かに異常なほど動揺して、いつもと違う感情に支配されていたのなら、それはそうだといえないこともないけれど、んー」


フィーナ「さて、そんな話を聞いたリンスさん、容赦のない一言」

フィオ「いつもながら厳しいね、ユニさんは少し怒って、切り返すけれど」

フィーナ「リンスさんの筋道だてた反論は、あくまでユニさんの気持ちを切り捨てるようなもので、自分のほうが……というのは難しい、見えないものだしね」

フィオ「だけれど、リンスさんはまっすぐに、ドラジェさんがいいと告げる、他の誰かになどぶれることはないんだと」

フィーナ「ユニさんは下がらない、リンスさんのそれが恋ではないのなら、自分がその席に座っても良いのではないかと」

フィオ「一歩ずつ距離をつめて、リンスさんはドラジェさんの気持ちがほしいと」

フィーナ「じゃあ聞いてみようかという話に。……その独り言は聞き捨てならないなぁ」

フィオ「……泣かないでよ」

フィーナ「リンスさんの自信とユニさんの分析、吊り橋効果というあたり、ドラジェさんの気持ちはどちらにも揺れてないとみてるのかな」

フィオ「現状は不利と判断して、ユニさんは別の提案『どちらがふさわしいか』を先にきめようと」

フィーナ「……リンスさんはやる気マンマンだけど、それが本意ではないユニさんは制止をして。まぁ……喧嘩で勝ったほうがというのは違うしね」

フィオ「ここで、ユニさんはあらかじめ用意していた策を披露する、すなわち料理対決!」

フィーナ「……そうきたかぁ」

フィオ「より美味しい料理を作ったほうが伴侶にふさわしい。そして、料理は愛情、すなわち、形の見えない愛情を形の見えるものに出来る、のかも」

フィーナ「あ、でもこれ、判定下すのってドラジェさんだよね、二人が同時にどっちが美味しいかって聞いたら……大変だなぁ」


フィオ「たまに思い出す別れ際の言葉、幾つかの意味がとれそうだし、どちらの組み合わせでも、意味は通りそうだけど……」


スヴェータさん Pno:1730

フィーナ「クシェルさんが隠れ家のような場所に設けたbar。夜にしか営業しない、裏家業専用、わかりにくい場所、それに宣伝を一切行わないという秘密主義で、お客さんはまだ一人として訪れていない」

フィオ「別にお金をもうけようとしているわけじゃないから、それでも良いと。本当の自分達を出せる場所で、二人で居ればそれだけで楽しい。んーでもこういうところに来る人になら、素のまま水泳を教えてもらえそうだけどね」

フィーナ「今日も二人で食事、じゃないな。晩酌のひと時を過ごそうとしているとき……発覚したことは」

フィオ「ワインとクッキー。すいすいと食べられ、呑めるそのメニューなんだけど、テリメインのご飯はおいしすぎない? と」

フィーナ「クシェルさんは、あぁ言っちゃうかーといった反応。これまで過ごしてきた世界では大金をはたいてようやく手に入るレベルの食材が、普通に手にはいるらしくて」

フィオ「考えてしまうのは元の世界に戻ったときのこと。今の美味しいものに埋もれて生活を続けていたら……」

フィーナ「戻ったときの事を考えないといけないのはつらいね。自分達が大金持ちになるか、そっちの世界の水準が上がるか……テリメインのものを何か持ち帰れば、稼ぎになりそうな気もするけれど」

フィオ「二人の間で一つの合意が成立する。このままじゃだめになってしまうから明日は、食べなれたものを食べようと」

フィーナ「おぉん……携帯食料……食料っていっていいのかそれ」

フィオ「乾いた笑いを漏らす二人、こんな生命線があるというのか……」
posted by エルグ at 07:53| Comment(0) | 日記
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