Pno013:しじみさん
Pno042:カナンカさん
Pno045:ジギスさん
Pno053:六華さん
Pno061:クーリエさん
Pno066:シンテツさん
Pno068:クロニカさん
Pno077:リーヴィアさん
Pno084:アンテルテさん
Pno121:サフィアさん
Pno138:キノイさん
Pno162:アニーさん
Pno178:ネリーさん
Pno179:ラウラハルトさん
Pno181:イサナさん
Pno216:海底のガチャガチャさん
Pno239:レイルームさん
Pno244:エリザさん
Pno271:ケケさん
Pno288:ミクマリさん
Pno294:ヴァラコヤールさん
Pno339:レオさん
Pno414:神徒さん
Pno424:カランさん
Pno428:エルゥさん
Pno449:マツリさん
Pno476:もくずさん
Pno570:アイアンメイデンさん
Pno594:ララさん
Pno600:マグノリアさん
Pno640:エリィさん
Pno693:シスルさん
Pno742:ユーノさん
Pno781:ジュラエさん
Pno794:シャウラさん
Pno807:リンネさん
Pno828:すずさん
Pno838:牡丹さん
Pno876:ペン女帝さん
Pno908:アクアさん
Pno916:このみさん
Pno917:ロズさん
Pno918:おっさん
しじみさん Pno:013
フィーナ「願いはだれにだってある、それをかなえるためには……」
フィオ「願いまでの道筋を立てて一生懸命走る!」
フィーナ「その道を見つけるのも大変なんだよね」
フィオ「届いていたのは不穏な話、引き返さない……というよりは引き返せない状況に」
フィーナ「つかまってるー!?」
フィオ「いつぞやのイワシさんも一緒だー!?」
フィーナ「海の中では凄みがあったけれど、この状況だとねぇ」
フィオ「そもそも、こんな状況になってしまった経緯なんだけれど」
フィーナ「しじみさん達も遭遇した海賊。イワシ達の乱入でその場は流れたけれど、はぐれるしつかまるし散々だね」
フィオ「ヒトのルールを守ろうとするのは偉いけど、この状況はやっぱりまずい」
フィーナ「どこへでも追いかけてくるイワシさん。ご苦労様といいたいところだけれど」
フィオ「しじみさんの疑問もごもっとも」
フィーナ「二人? の意思を持つことへの意識の違い、それは種族の特徴が大きいのだけれど」
フィオ「願いの結果だったり、違ったり……そういうのもいろいろだね」
フィーナ「明確にデメリットをこうむってもいるわけだし、以前ならそういう比較すらしなくてすんだかもしれなかったわけで」
フィオ「なんかイワシさんも大変だね。責任に耐えられなくなったり、真面目だ」
フィーナ「しじみさんは正直に答える。イワシさんの話を聞いたからなのかな」
フィオ「襲撃によって逃げられるようにはなったけれど、違う考え方にふれたしじみさんは答えの出にくい疑問を持って」
"意思を持たぬイワシたちは"
フィーナ「ってことだったけど、王様はちゃんと逃げられたのかな」
カナンカさん Pno:042
フィオ「完璧な作戦が……?」
フィーナ「鮫を捕らえる感じの夢だったのかな」
フィオ「人の夢と書いて儚い」
フィーナ「今度は夢じゃなくて上手くいくといいんだけれど」
ジギスさん Pno:045
"古くから、双子という存在は不吉の象徴のようなものであった。"
フィオ「多くの場所で語り伝えられる双子への忌避。その様態は数多くあって、リケンタ村でもその中の一つが伝えられていた」
フィーナ「チェンジリング。妖精と取り替えられた存在。こちらだけでも十分にいろいろ語られているのだけれど、双子と組み合わせられればそれは、もう」
フィオ「だからこそ双子の母は何度でも警告した。ばれれば一人に戻されてしまう。だからしなければならないことは」
フィーナ「……一人として生きる。顔は幸いなことに似ているし、言葉や記憶などをきちんと取り揃えて……」
フィオ「こんなことが成り立つなんてね。ひたすらに徹底したからかもしれないんだけれど」
フィーナ「そうして隠され続けて、妖精に囁かれ……うーん」
フィオ「でも致命的な傷を抱えた茶番はいつか破綻するもの。きっかけはあの病」
フィーナ「族長の言葉。魂を一つに戻すという意味。……それをさせるほどかな、だれも、何一つ悪いことなんてしてないというのに」
六華さん Pno:053
フィオ「一度は調査した遺跡を再び訪れた六華さん。そこで見つけたのは一心不乱にノートをとる少女で」
フィーナ「一生懸命になっていると周りが見えなくなっちゃうのも仕方がない、ということで呟きを拾った六華さんの声に反応して……おびえているね」
フィオ「警戒されてる。金目のものがないならしょうがない、そのノートをもらおうかな」
フィーナ「やめなよ。さて、誤解を解こうと言葉をかけるけれど」
"あなたのその変な格好からして普通の人じゃないのはわかります。ひょっとして痴女ですか??"
フィオ「六華さん……警戒をしたのが裏目に……一人で動いているんだから警戒をしないとダメなんだけどね」
フィーナ「とりあえずちゃんと訴えて武装解除。信じてもらえたようでよかった。調査をしていた人も一人でいたから警戒をしていたとの事で」
フィオ「お互いの身の上話も秘密があるとすこしひっかかる。バカ教授……」
フィーナ「あらためて自己紹介タイム。大学生の藍さん。論理的に説明がしにくいものも多いだろうけれど、上手く論文に落としこめるのかな」
フィオ「そしてやっぱり興味をもたれる腕輪。今回は変身解除もしてるから余計にかな」
フィーナ「見るだけならと差し出すけど、大丈夫だよね? 代わりに石版を見せてもらって」
フィオ「自分だけが特別な力を持っていると目立つだろうけれど、皆それぞれにいろんな力があるんだし、あぁそんなものかな。ですむんじゃない」
フィーナ「不思議なものと興味はもたれたみたいだけれど、そこまでで終わって。出会い方はちょっと問題があったけれど、円満に別れられてよかった」
フィオ「さて、お互いが何か引っかかることを思い浮かべて、何か妙なことにならないといいけど」
フィーナ「調査はまだ先がありそう。それぞれがこの調査に臨む上でのちょっとしたズレ」
フィオ「お仕事で一緒でも気持ちまで同じとは限らないからねぇ、ここぞ! というところでは意思統一できていないと危ないことがあるかもしれないけれど」
フィーナ「そこへ不意にやってくる白い鞭のような……なにか、戦闘開始!」
フィオ「散々な言われようのスクイッドさん、女子的には触手キライもわかるなぁ、フィーナは好きらしいけど」
フィーナ「脈絡もなく嘘をつかないでくれる?」
フィオ「六華さんはにぶ……ちょっと動きが固いので、その触手に絡みつかれて。まぁ後衛だからしかたないね、さらにヌイさんがかわした物にも絡まれるなんともいえない状況」
フィーナ「電気は……まずいな」
フィオ「何とか助けてもらって反撃、これはいろいろな感情がこもっているね」
フィーナ「開発部の人は露出部も不思議バリアかなんかで守ってあげてほしい」
クーリエさん Pno:061
フィオ「少しの心配事はあるけれど、営業は概ね順調」
フィーナ「いつも来ていた人が突然来なくなると本当に心配になるよね」
フィオ「ボトルシップ! 私もあれ気になるんだよね。誰かのメッセージが沈んでああなっちゃったのかとか、いろいろ」
フィーナ「プレゼント交換で送られてくるのは、市販品より少しだけいいものだったみたいだよね、あぁいうのも養殖できているのなら、普通に流通させてほしいね」
フィオ「フォーチューンクッキーの文言は沢山あったみたい、おみくじ出てきたから、願い事の達成確率に影響しているのかと思ったけれど、そんなことはなかった」
フィーナ「そういう遺跡だったら、欠けた柱とかもそのまま使えそうだよね」
シンテツさん Pno:066
フィオ「船の上で事務インさんはシンテツさんに海の中のことについて聞いてみるけれど」
フィーナ「シンテツさんの簡単な説明、あまりにも簡単すぎ」
フィオ「詳細を希望します!」
フィーナ「うわっびっくりした」
フィオ「事務インさんの力強い……というか必死な訴え。この調査は三代目の権力で普通に了承されているのかと思っていたんだけれど、違うんだね」
フィーナ「口ぶりからすると、調査は自由だけれど、ちゃんと報告書だせばお金もくれるよ、って感じなのかな、そっちの世界からの支援みたいな」
フィオ「何回も言ったらしいけれど、シンテツさん聞き逃していたのか、素通りしてしまったのか」
フィーナ「貴方だけが頼りなんですよ」
フィオ「ちょ、ちょろい……」
フィーナ「プラス思考はとてもいいことだと思うけれどね、出来ないと思うより出来ると思ったほうがグッド」
フィオ「事務インさんの苦悩が良くわかる。あ、でも逆に残しておいたらいい発明するかもしれなくない?」
フィーナ「テリメイデンUとか。人魚さんのほうが詳細な報告してくれるかも……」
クロニカさん Pno:068
フィオ「ボトルシップメッセージ。いきなりすごいもの届いてる……」
フィーナ「本当にいろんなものが流れ着いてるね」
フィオ「音痴なセイレーンは居たけれど、上手な人となるとどこに行けば会えるのかな」
フィーナ「眠りを中断したのは、髪飾りの石から溢れた淡い光で」
フィオ「手に取って見つめようとしたらきえちゃったみたい、もう何をやってもダメ」
フィーナ「時はまだ夜の中。光がなくなれば当然のように暗くて」
フィオ「夜の海は普段潜っていることが信じられないぐらいに暗い、クロニカさんのいたとこの湖はここまでじゃなかったと」
フィーナ「かつて身近だった湖と。穏やかさと背中合わせの表情を見せるセルリアンの海。この中には沈みたくはないな」
フィオ「先日のディドさんの一言、今となってはそれを受け入れるしかなくて」
フィーナ「身体が訴える飢え、『そうせよ』という本能が絡み付いてる」
フィオ「どうなんだろう。ディドさんは今が代替だと理解しているのか。他の手段を話すのを嫌がったというのを、どういう風に受け取ったのかにもよるだろうけれど」
フィーナ「横になっているディドさんを見つめて。本当に欲しい物は……」
フィオ「言いつけられて禁じられたから、実行するつもりは無いはずだけれど、そういう考えも頭をよぎって」
フィーナ「肌に触れる事、求める心は、波長が合うからこそ、そうしようと思ったのかな」
フィオ「……びっくりした」
フィーナ「あー、現状の関係上これはちょっとまずい、ような……でもとりあえずにらまれただけですんだのかな」
フィオ「想像以上に容易いことじゃなかったね」
フィーナ「夜明けが鳥の歌と共にやってきて、目に映るのは朝焼け」
フィオ「鳥の真似をした歌。失って、随分時間が流れたからか、一人でいるのももう慣れている」
リーヴィアさん Pno:077
フィーナ「……かわいい」
フィオ「何を見て不思議がっているのかな」
アンテルテさん Pno:084
フィーナ「海賊に惹かれる様子のあるポット君を少し心配するはかせ」
フィオ「読んだ本からすれば、それも仕方ないのかもしれないけれど。一言あるとすれば、研究者の書かれ方で」
フィーナ「はかせの見てきた研究者と物語の中の研究者はかなり違っている、しかも悪いほうに。じゃあ海賊は? 良いほうにかなり違っていないとはいいきれない。もちろん逆も……だけど」
フィオ「流れてきたボトルシップメッセージに、はかせは遠い日を思う、もっと夢があったような。にぎやかな現在に引っ張られて、これはもう少し考えても悪いことじゃないと思うんだけれど……」
フィーナ「場所が変わって研究室。シェルボックスを見つめているはかせ、何をしているのかな」
フィオ「5時間も動かなかったのか……それはやっぱり心配するよね、でももっと穏やかに、おねがいします」
フィーナ「やっていたのは見たとおりシェルボックスの観察。もう見慣れたはずのものだけれど、おみくじで書かれていたことが気になって」
"【 よく観察すると、カタツムリ以下の速度でシェルボックスが動くことがあるらしい。-- 凶 】"
フィオ「私も凶だったな……夢の中でも、夢から覚めても」
フィーナ「というわけで、これを観察してい」
フィオ「いまうごいたー!」
フィーナ「……凶だ」
サフィアさん Pno:121
フィオ「謎の人物の失敗談、確かにその方法をちゃんと確立しておかないと、一方通行になっちゃうよね」
フィーナ「気のせいかな、すごく近くにいる気がする」
フィオ「というわけで、先日のフラグを回収してしまったね」
フィーナ「現状を変える手段はとりあえず用意されている、少し長い道のりになるかもしれないけれど」
フィオ「スキルストーンは用意するところまでが出来ればいいからねぇ」
フィーナ「騒動はあったけれど、特筆するほどではない、と」
フィオ「ドクターフィッシュは遠めに見ればいい感じではあるよね……うん」
キノイさん Pno:138
フィーナ「エリーさんの出身世界であるカベル・テックスは科学に特化した世界で、キノイさんのアルカールカで語られる”科学”とは言葉を同じとしてもその深度はまったく異なっていて」
フィオ「キノイさんはその技術力にめちゃくちゃ驚くわけだし、すごく面白くも感じるんだね」
フィーナ「写し取る機械のカメラ。掌に乗るほどのそれは、故郷で似たようなものを見たときは、もっと大きくてごつごつしていた」
フィオ「同じようなものがあるから理解できるけれど、手軽に手に入れられないような物とかがあるとしたら、比肩するものは見つからないかも」
フィーナ「エリーさんの説明に返した言葉はなんというか、まぁそうだよね」
フィオ「ものすごく渋い顔になるのもわかるぞ……」
フィーナ「種族や環境の違いだからねしかたないね」
フィオ「エリーさんが尋ねたことに返そうとするけれど……」
フィーナ「世界の経緯が若干複雑だから、簡単に説明するのは難しいよね、どうしても長くなっちゃう」
フィオ「ということで、"海の中"と"海の外"があって、カメラは"海の外"のもので"海の中"からすればこっちのほうが便利なんだから、という感じで」
フィーナ「魔法〜って感じ」
フィオ「そうだねぇ、戦の頻度とかにもよるけれど若い方だよね間違いなく」
フィーナ「逆にカベル・テックスの海について」
フィオ「ふむ……なんか不思議だね。アルカールカもカベル・テックスも。もちろんテリメインも、全然違う世界なのに、こうやって出会っているなんて」
フィーナ「キノイさんは正直だなぁ、こういうところは」
"カベル・テックスの現状を言葉で聞いたって、生理的な嫌悪感が湧き上がってきたって、それよりも興味が先行する。一度この目で見てみたい。嫌悪する原因を。"
フィオ「変わり者といわれる所以、強い好奇心と自分の自由を守るための、はたからみると適当で、つかみどころがない生き方」
フィーナ「エリーさんからのアルカールカへの興味……に便乗するように、打算的な思考がはしる」
フィオ「世界にそれぞれ事情があって違いがあるように、人にもそれぞれ事情があって違いがある。一緒にいるから仲良く出来ればいいなと思うんだけれど、そう簡単に行かないものだものね……」
アニーさん Pno:162
フィーナ「アニーさん渾身の歌とボトルシップメッセージが届いたのは、歌を歌う人……かな? 偶然だろうけれど運命的だね」
フィオ「そしてクリスマス、仲間が美味しそうなものを届けてもらう中、素敵な人にもらったものは、『神よ永遠に』と書かれたハチマキ」
フィーナ「デェェェェェン!」
フィオ「これも一つのコスプレ」
フィーナ「何が可笑しいっ!!!!」
フィオ「主に長さがおかしい」
ネリーさん Pno:178
フィーナ「ネリーさんの過去、町を襲った海賊との戦いは」
フィオ「悪人は張り倒す」
フィーナ「……ふむ、やられ役が強気のときは何か裏がある。機械で人を襲わせるってのは、これまでには無かったみたいだけれど……?」
フィオ「きゃー直樹くーん」
フィーナ「ドロップキックエントリー。中・近距離での戦いが出来るのはいいね、長物使いは懐がお留守になりがちなんだけど」
フィオ「いっぽうそのころ、避難した町の人たちは」
フィーナ「ネリーさん達に頼りっぱなしである自分たちを恥じる心、それを束ねるように声があがる。彼女が町を離れられないのは自分たちの所為でもあると」
フィオ「熱量は広がっていき、人々は立ち上がる、今こそ自分たちの出番だ」
フィーナ「ネリーさん達がたどり着いたのは、どうやら海賊をけしかけた老人のもと」
フィオ「語尾もやばい感じの爺さんだけど、得体の知れない感じが……」
フィーナ「押される謎のスイッチ、始まったのは――」
フィオ「ちょっと笑い声怖いんだけど……合体ロボだーっ!!」
フィーナ「大質量はそれだけで脅威だ。悪意とそれを守る装甲を持つのならなおさら」
フィオ「使われていただけの海賊がやられる、足止めも、ネリーさんの渾身の一撃すらも効かない。戦える人たちの力をこうも蹂躙されるとは……」
フィーナ「蹴り飛ばされたネリーさんを受け止める直樹さん……ん」
フィオ「怒りが覚醒を促す、もともと強かったのがさらに、そして」
フィーナ「雷をまとった一撃は、それだけですべてを終わらせてしまった。相手が機械ってこともあったのかもしれないね。なんにせよ大勝利」
フィオ「それを見つめるネリーさん、うん、これは憧れる。もしくは惚れる」
フィーナ「襲撃の後。ネリーさんに出発を促す町の人。心配な彼女を後押しするようにキャプテンは話す」
フィオ「あ、海賊さん達も仲間になったんだ。……悪事に手を染める理由も、いろいろあるんだねぇ」
フィーナ「コルムの人たちが優しさや寛容さで受け入れたというのも、素晴らしいことだね」
フィオ「ネリーさんは出発する、もう心配はいらない。夢に見た冒険を終えてきっと帰ってくると」
フィーナ「冒険の日々は流れ」
フィオ「住んでいた場所から外に出てみると、本当にいろんなことがあるのに気づくはず、それらを自分で見て、解き明かしていけるのだとしたら、それは素晴らしい冒険になったはず」
フィーナ「冒険は終わり、別れることになったけれども」
フィオ「おやおやおやおや。再開を待つ人がいるというのは、いいことだなぁ」
フィーナ「ここは別世界のテリメイン、その日を心待ちにして、ネリーさんはここで進み続ける」
フィオ「なんとなくだけれど、大食いカップルのような気がする」
ラウラハルトさん Pno:179
フィーナ「母親からの手紙は、簡潔な内容で」
フィオ「望む平穏の中で竜のお世話していたと思ったけれど、その子の卵なのかな」
フィーナ「たぶんね。手紙は簡単なものだけれど、突きつけられた状況は簡単とはいえ無いもの。あせってはいけないけれど、悠長に構えていても、命を繋ぐのは難しい」
フィオ「孵化環境としてテリメインは向いていない、竜の生育については詳しく無いけれど、水中で孵化するのは珍しいだろうからね」
フィーナ「とりあえず温められる環境を作って……必死にやらないと」
フィオ「ラウラハルトさんの中に生まれる怒り、自分が大事にしてきた雌の竜が一体どんな顛末でこの卵を産むことになったのかというもの、母親が無茶させた……ってのは流石に無いと思いたい」
フィーナ「後からこの事実を知れたのならとりあえずよかったけれど、この時点だともう煮えくり返っていそう」
フィオ「孵すためなら、出来ることはやるし、出来ないことなら協力してもらう、死なせることは本当に悪手だ」
フィーナ「真剣にがんばったおかげで何とか環境は整ったみたい、あとは時にその力を借りるだけ」
フィオ「前向き思考をするラウラハルトさん、いいよー大事だよーポジティブ」
フィーナ「かわいがっていた竜の子ともなれば、とても大事にするだろうし……さてどうなることやら」
イサナさん Pno:181
フィオ「イサナさんにとっての空振りが続く探索。ほしいものは金に換えられるものなのに、見つかるものはそれに適さない」
フィーナ「そもそもここに来た目的がお金稼ぎなんだから、現状は喜ばしくない。旅や仲間と過ごす日々が面白くても……」
フィオ「鬼は長生きといっても、死が突然に訪問しないとは限らない、喧嘩を好むその特性もそういうものをひきつける匂いがするし」
フィーナ「旦那さんの話。さばさばしていて、気持ちのいい生き方かもしれないけれど、遺される家族がいる、しかも沢山」
フィオ「それをみんなイサナさんが養うには……どうしてもお金が必要」
フィーナ「共に行く仲間の言葉。それを肯定する。他者から奪う側への転化」
フィオ「効率を考えればそれは正しいこと、自分の事情もある。ただしそれをするということは、火中へ飛び込むようなもの」
フィーナ「自分の命を危険にさらすことになってでも、それを是とするのが鬼……か、どうするんだろうね」
海底のガチャガチャさん Pno:216
フィオ「>おどる王冠」
フィーナ「意識の中に浮かぶのは"あたり"のおもいで」
フィオ「ガチャガチャで"あたり"を出した人が、それに集中すると見えるみたいだね」
フィーナ「で、浮かんできたのは……戦場のようなキッチン」
フィオ「めちゃくちゃ飛んでる!」
フィーナ「原因はネズミ。嫌いな人はトコトンきらいだからねぇ」
フィオ「殺意にあふれた資材の投擲、床がフォークだらけになってしまう!」
フィーナ「それをみているのは……?」
フィオ「ネズミの大きな口、って事はかなり小さい観察者?」
フィーナ「口に入れられちゃったみたいだしね、ただ噛み砕かれることはなく、運ばれてる」
フィオ「外に出されると、周囲には大量のネズミ。そして観察者さんを運んできた大きなネズミは口上を述べ」
フィーナ「ネズミにとっては苛烈な台所からの戦利品を持っての帰還なのだけれど」
フィオ「宝……というには」
フィーナ「豆なのかな。みんなに広がるのは落胆のそれ」
フィオ「様子を伺っていると、赤ん坊のネズミに見つめられている、これは興味とか羨望の視線なのかな」
レイルームさん Pno:239
フィーナ「レイルームさんは返事を書き記す、それは以前、紙面に干渉してきた相手に対するもので」
フィオ「文章は決意を表しているね。不安もあるけれど何とかやり遂げる、と」
フィーナ「それを見たアクベンスさんはつぶやいて、戻れなくなる?」
フィオ「いい人だけれど信用してはならない。その理由は語られなかったけれど、やっぱりレイルームさんが償いをしていることとかと関係があるのかな」
フィーナ「葛藤するアクベンスさん、レイルームさんが今の姿に『なった』ということ、従うと決めても消せない不安。それを助長するかのように、落ちた羽根が黒く染まり」
フィオ「表情も声も沈んで、今のままでは駄目だと。……あれ?」
フィーナ「人、だったよね、たぶん。さて、それぞれがどんな風に動くのだろう」
エリザさん Pno:244
フィオ「確かに感じる違和感と、その原因にたどり着けないもどかしさ」
フィーナ「こいういうのは一度気になっちゃうと、頭から離れなくなっちゃうんだよね」
フィオ「自分のトラウマである、溺れた時のことへ意識が向いて……」
フィーナ「んーなんか変だよね、溺れた場所、遊んでいた後という時間関係はわかっているのに、その繋がりが出てこない」
フィオ「記憶の海。飛び込むというのは比喩だろうけれど、さて……」
ケケさん Pno:271
フィーナ「怒り心頭のケケさん。引用を使うのは冗談のようにも聞こえるけれど……」
フィオ「起こってしまったことを考えれば頷ける状況」
フィーナ「それは軍の争いに巻き込まれた街を見て。過去にあった出来事もその怒りを加速させる」
フィオ「えっと、これって蛮族が通った後とかじゃないんだよね」
フィーナ「残念だけれど、国に所属する軍隊との事。一般人を襲って、さらって……ケケさん達がいなかったら、もっと酷いことになっていたに違いない」
フィオ「壊すのは一瞬、作り直すのはその何倍もの時間がかかる。考えないかどうかは……どうだろ」
フィーナ「同じような人を出さないために、その決意は強く」
ミクマリさん Pno:288
フィオ「新しい海域へ来てみたものの、海が変わらないせいなのか、代わり映えのしない状況が続いていて」
フィーナ「気を緩めるべきではないけれど、緊張感を持ち続けるのも難しい」
フィオ「先への期待だけで進めるひともなかなかいないよね……退屈というのもわかるような」
フィーナ「それでも敵はやってくる、新海域の難敵はどの程度か」
ヴァラコヤールさん Pno:294
フィオ「手荷物が料理で溢れそう!」
フィーナ「多くは拾った食べ物が圧迫してるみたいなんだけど、まぁね、普通はその場ですら拾い食いは良くないし、それを後でなんて……お腹壊しそう」
フィオ「でも常識なんて通用しないからね!」
フィーナ「そのいずれはおそろしいな……さまざまな命を喰らってきたフードプロセッサであるが故に」
フィオ「手に入れられれば、良い代替になりそうなきはするけれどね」
フィーナ「知己の方々との練習試合に惨敗して、自分の種族や過去も環境の一因とするなら、全てが慢心というわけではないのかもしれないけれど」
フィオ「王が慢心するんだから、神が慢心しないわけもなし」
フィーナ「さて、進んでいくなかで、出現したコンテナ。その中身はどうやら生命体のようで」
フィオ「未知の発見ではなかったけれど、まぁ……食材にね……うん」
フィーナ「鮮度ワルクテザンネンダッタナー」
フィオ「弱っていたから、医療スタッフに預けられて……まぁそれで終わり、と思っていたのだけれど」
フィーナ「なにしてくれてるんですかね」
フィオ「願いをかなえた結果だし、遊び心は大事だし……ということで、恐竜さんは人間に転生しました」
フィーナ「よかった……色で神からゴミまで分別される艦隊なんてなかったんだね……」
レオさん Pno:339
フィオ「レオさんは語りかける。なぁ、あんた」
"ダイヤの指輪って見たことあるか?"
フィーナ「前は百合の花だったね、これも見てみたい、野望の一つとの事」
フィオ「その理由とは」
フィーナ「ある老婆の話。身一つで育てた孫が嫁ぐ年頃になって……」
フィオ「失恋は、酷く辛いものだというけれど、これで遺された彼女は、もっと辛いよね……」
フィーナ「海へと消えた孫のためか、毎晩花を流す老婆、その声が届いたのは」
フィオ「レオさんの返事、今回はどちらさま? と問われることに」
フィーナ「友人となった二人は話を語り、話を聞く。たぶん老婆が語るほうが多かったのだと思うけれど」
フィオ「最期の話はダイヤの指輪について、娘の元に届けてくれと」
フィーナ「けれど、遺されたのはその話だけ、それから老婆は現れることは無かった」
フィオ「レオさんは語り終える。話だけに聞いたダイヤ。見てみたいと考えるのもわかるなぁ」
神徒さん Pno:414
フィーナ「何かに遭遇したのか、何かがあったのか、楽しみという感情はいろんな輝きを見せる」
カランさん Pno:424
フィオ「ぷくぷく……」
フィーナ「一度に二度美味しい時間軸」
フィオ「そういう文字列にするとなんか怖い、哲学的ともいえるけれど」
フィーナ「不思議な生き物しかいない……」
フィオ「海賊にもそれぞれ理由があるかもしれない、敵にはかわりないけれど」
フィーナ「深い場所へ行くのは、危険も増えるけれど、新しい物を見つけるためでもあるし、しっかり準備をしていってほしいね」
エルゥさん Pno:428
フィオ「声に混じる感情は、読み取れる限りプラスのものではなくて」
フィーナ「まぁ相棒が突然消えちゃったらね……」
フィオ「周囲へと発散される怒り。どうやら自然にもれ出てしまっていたようで、軽く咎められて何とか押さえ込む」
フィーナ「咎めた職員。ルカさんは調査の規模を増すことを話し、二人のおかげでどれだけ助かったかを語る。その過程で発生したこの問題への助力は当然で、責任を持って当たると」
フィオ「納得したわけじゃないけれど、ルカさんの言葉は正しい。宿に戻りながらつぶやく言葉はどこにも届かないけれど……」
フィーナ「一方、謎の人物にスキルストーンをなくした現状をどうにかできると告げられたエルゥさんは、疑いつつも食い入るように質問を重ねる」
フィオ「エルゥさんでも疑ってかかるレベル。だけれど観察から真意を読み取ることは出来なくて、次の言葉を待つことになる」
フィーナ「こちらの頼みごとを聞いてくれたらと告げて。エルゥさんのことについて、見透かすように言葉を重ねる」
フィオ「観察の結果。といえば簡単だけれど、見えている情報から的確に積み上げられた論理。推測の域は出ないけれど、きちんとした知識に下支えされている」
フィーナ「だけれどこれは警戒心を取り去るまではいかなくて……優秀な人には見えるけれど。ヴィーズィーと名乗った相手に略称を伝え、反応をみた」
フィオ「相手は気にするそぶりも見せず、依頼内容について語り始める。それは友人の救出」
フィーナ「いわく、テリメインに出没する海賊に襲われたということ。その性格や場の状況から怪我を負って、逃げ込んだ海底洞窟に閉じ込められている」
フィオ「ついでにそれを狙って捕食者まで寄ってきて……あぁ確かにピンチだ」
フィーナ「何とかしてくれたら、スキルストーンを用意しようと」
フィオ「エルゥさんの目的は果たされるけれど、一つの疑問。何故自分で助けに行かないのかをたずねる」
フィーナ「この人ただものじゃなさそうだし、ここまで状況を把握できていれば、なにかできたんじゃないかと」
フィオ「ヴィーズィーさんは首を振って、手を出すよう促す。ヴィーズィーさんも手をだして、お互いの手が触れようとした瞬間」
フィーナ「……なるほど。確かにこれは他人に助けを求めなくちゃならないわけだ」
フィオ「そしてそれがエルゥさん、選ばれた理由については、先の考察のほかにも何かあるのだろうけれど」
フィーナ「危ない依頼になる。ただうっかりでなくしてしまったスキルストーンは、この先を生きていくのに必須のもの。だからこそ受ける以外の道はない」
フィオ「それに感謝をされて場所を教わる。寄ってきた捕食者は凶暴なサメ。昔の世界ではよく戦ったものの、今回はいつもと条件が違う」
フィーナ「ずっと過去にさかのぼることになる海中でのガチンコ勝負。水中が住処のサメを御すすべは……」
マツリさん Pno:449
フィオ「一週間という一つの区切り、少しだけ長くなったメール」
フィーナ「テリメインのことについて書いているけれど、やっぱり実感してみないとわかり辛いかもしれないね」
フィオ「人との出会い、それぞれがここにいる理由をもっていて。それはとても楽しいことで」
フィーナ「マツリさんの決意、まだ始まったばかりだけれど、少しずつわかりかけてきていることと、まだまだこれからのこと」
"あたしは進みたい。進んで見つけたい。
ものすごく強い敵とか出て来るかもしんないけど。
海賊さんに出会うかもしんないけど。
海の底で待ってる何かにちゃんと出会いたいから。"
フィオ「その気持ちがあればきっとどこへでもいけるはず」
もくずさん Pno:476
フィーナ「泣く子もだまる、非道な海賊ジョニー。それに絡んでいくもくずさん」
フィオ「名前の件は確かに。海のもくずと大空翔るだからね、海にいるのは何かが違うようなきがする」
フィーナ「ジョニーさんのロープワークを盗もうとしているみたいだけれど、練習を積めば出来るような技術なのかな」
フィオ「イカ焼きはイカガ?」
フィーナ「そもそもなんで、ジョニーさんとこんなことをしているのかという話なんだけれど」
フィオ「暗黙の秩序が作られているテリメイン。なんでもアリな海域と、とりあえずやめておきなよな海域があって、その中立地帯で彼らは出会った。練習試合だね」
フィーナ「試合の経緯。タコが苦手な人って結構いるのかも。結局その試合の結果で、仲間から面倒事=もくずさん達をまる投げされてしまった、と」
フィオ「一応手は振るけれど、やっぱりどこか危ない感じ、まぁ一般的な極悪海賊なんてこんなもんかな」
フィーナ「だんだんと泳ぎに慣れて来て。力の使い方に無駄が減ってきたら、どんどん強くなれる。ジョニーさんについて考えるかけるさん。天気が悪いからといって殴るのは明らかに駄目な人だ」
フィオ「さて探索は進み遺跡の中へ、どうやら街がそのまま沈んだような印象のある場所、かつての生活の様子もどこか今と近しいものを見せている」
フィーナ「だけれどここは海の中、当然ながらやってくるのは敵で、瓦礫の影から姿を現したそれは」
フィオ「威勢のいい挨拶とともに戦線が開かれる、意思疎通が出来るのか……さらばだ」
フィーナ「一切容赦の無いゾーラさんの攻撃が襲い掛かる、その渦中から攻撃してこようとしているようだけれど……効果的どころか逆効果」
フィオ「見た目が大変なことになった仲間を見捨てて逃走のイカ野郎。遺すものは遺してくれたし、まぁよかったかも」
フィーナ「何で逃がしたっていう気もするけど」
フィオ「ひえ」
フィーナ「シュナイダー氏、同属と判別できず」
アイアンメイデンさん Pno:570
フィオ「やってきた海域は"出る"」
フィーナ「サイキックか、よかった……幽霊じゃなくて……いやよくないか……」
フィオ「路銀大事、お金ないと旅続けられない」
フィーナ「やけに積極的なアイアンメイデンさんに、メイカさんは尋ねて」
フィオ「初心に帰ったと、ふむ……それはいいことだ」
フィーナ「び、B級っぽい……」
フィオ「メイカさんがアイアンメイデンさんの扱い上手になってる」
フィーナ「その動画、海賊達もソウル注入されていそうだね」
フィオ「仲良く楽しんで見られる作品なのかなー」
ララさん Pno:594
フィーナ「日々の探検の中で何かを感じたのか、アルクメディナを改良しようというララさん」
フィオ「とりあえず投擲武器をつけたい。距離をとって戦えるのは便利だよね」
フィーナ「各腕に一つずつけるけど、打ち出す機構をどうするかを考えて」
フィオ「純粋な投擲で強く早く、そのためのアドヴァイスをくださいな」
フィーナ「スクリューが邪魔になるなとナギリ様。そうなることは分かっていたみたいだけれど、今の状態にしたのは慣れるための時間も設けるためで」
フィオ「いろいろ先読みしてるんだねぇ。ララさんはもらった言葉から自分で思考を広げて行って、改良の方法をどんどん考えていく」
フィーナ「上手な教え方だなぁ……と?」
フィオ「荷物が届きました」
フィーナ「中身は服と手紙、もしくは手紙と服」
フィオ「ところどころに愛情を感じるお手紙。いろんなものに触れて、楽しんで、学んで。その経過を手紙にしてあげたらきっとすごく喜んでくれるはず」
フィーナ「服を送ってくれるなんて優しいな!」
フィオ「……無頓着な人にはここまでしないとだめかなぁ」
フィーナ「多分どんなのが送られてきても喜んで勿論っていいそう。お返事のための白紙は……新しく調達したほうが早かったりしてね」
マグノリアさん Pno:600
"『私の右目には悪魔が棲んでいる───』"
フィオ「眼帯で隠さなければならない右目。それが見た世界、マグノリアさんの言葉が示すものは」
フィーナ「本当のところはどんなものであるかわかってはいないけれど、そういう風に思っていると」
フィオ「それが発生したのはごく普通の日、普段どおりに日常が回って、誰かに会って……様子が変だったというのなら、その誰かが大事な気がするけれど」
フィーナ「来客とおもったら魔物。あとあとそれは錯覚と判定されたけれど、目に映ったものは間違いなく」
フィオ「幾つかおかしいことのあった襲撃、その結果として残ったものは」
フィーナ「目が覚めて、右の目がふさがれていて……しかもそこには何か悪いものが憑いていると」
フィオ「医師から聞かされた、その日あったこと。……んー」
フィーナ「自分の目で見たものと、起きたのだと推測されることが乖離していて混乱しそう」
フィオ「で、いろいろ調べた結果、全部この右目が悪い」
フィーナ「観測された現象は四つ。一つ。相手が魔物に見え、しかもそれは勝手に動き、襲い掛かってきて、見えているだけのはずなのに、傷つけてくる」
フィオ「二つ、えっと……服がすける、正確には透けて見える」
フィーナ「三つ、見ている景色が地獄のような状況に見える」
フィオ「四つ……解除を試みた相手は軒並み死亡。原因もよくわからないまま自殺しているらしい」
フィーナ「そりゃあ何とかしようとする人も減っちゃうよね……」
フィオ「しかも無理やり開いて見せようとしてくる。単純に気をつけているだけじゃどうにもならないんだね」
フィーナ「ということで、封印を施した眼帯を装備することでしのいでいる、と」
フィオ「抑えられているだけでもマシだよねぇ」
フィーナ「だからマグノリアさんは考える。悪魔がすんでいるのだと」
フィオ「もし、それをするにしても最後の手段にしてほしいね。抗う気持ちが全て奪われた後でも遅くは無いはず」
フィーナ「最初とは違って、前提のある状態での言葉。もたらせるものはおそらく同情、であるけれども、これに立ち向かえるのは自分一人だと」
フィオ「スキルストーンなら溺れる人に大きな助けになるはず。……ハズ」
エリィさん Pno:640
フィーナ「ここは時間の流れが速い」
フィオ「クッキーの中から出てきたのは小吉、全部は食べられません」
フィーナ「こういうのって間違えて食べちゃいそうだよね」
フィオ「割って食べればいいんじゃ」
フィーナ「……えっと、次。未開の地をもう少し進もうと」
フィオ「二人がしゃべっているよそで、エリィさんはちょっとした違和感を」
フィーナ「いつもはつながっているはずの本体とのつながりが消えた、これまでには無かった経験がテリメインで……」
フィオ「能力の制限については理解していたけれど、消えてしまった繋がりに沸いてくるのは不安」
フィーナ「特有の何かがあるのかもしれない。問題は、必要なときに自分が戻れないこと」
フィオ「誰かが巧妙に断ち切ったとかじゃなければいいのだけれど……」
シスルさん Pno:693
フィーナ「夢。過去を映す絵、いい過去も悪い過去も、夢は見せる」
フィオ「世界に染み付いたような悪臭、背中を突き刺すような足音、荒れる息遣いと内臓の跳ね回る音」
フィーナ「シスルさんの見た夢は、過去の殺しの後のこと。何人その牙にかけたのかはわからないけれど、何度目でも心臓は早鐘を打ってる」
フィオ「手順は手馴れたものだけれど……」
フィーナ「追われるが故に逃げる。延々と続く追いかけっこに心がしびれてくる」
フィオ「生きるために見出した技術と突破口。だけれどそれを続けていた結果、目をつけられたのは――」
フィーナ「醜悪な世界でもそこを支配している奴がいる。そいつはシスルさんの『生きるための一面』を気に入ったようで……」
フィオ「つかまって、放り込まれたのは、地の獄。そこで繰り返される日々の中でさえ、シスルさんは牙を研ぐのを忘れなかった」
フィーナ「声が漏れる、目標を達成したという歓喜の声には違いないけれど、そこに纏わりつくものはひたすらに赤黒い」
フィオ「奪った金銭は全てをやり直すため、シスルさんは走る、光に向かって、ただひたすらに」
"――俺は、生きるんだ。このクソッタレの地獄を抜けだして、明るい明るい、光の世界で。"
ユーノさん Pno:742
フィーナ「ユーノさんの足を前へと向かわせるのは、足を止めることが怖いという感情?」
フィオ「生きている限りずっと前へ……は大変そうだな」
フィーナ「休むことはちゃんとしているけれど、あまりに急ぎすぎるのもちょっと怖いな」
フィオ「エネルギーがあるのはいいことだけれどね、情熱と好奇心!」
ジュラエさん Pno:781
フィーナ「今日も異常はナシ」
フィオ「『勝手に』同行しているロッテさんが先走り、妙な船へと近づいて」
フィーナ「ジュラエさんは相手の発した言葉に呆れたような態度をする」
フィオ「自分たちは自分たちのところでやっているだけ、その間に入ってきたのはそちら」
フィーナ「お互いに願いを持つ者同士、正しいのはどちらか、そんなものは決められない」
シャウラさん Pno:794
フィオ「シャウラちゃんのフェイエルノート講座」
フィーナ「今日は歌う英雄譚を選択するポイントみたいなお話かな」
フィオ「単純に自分と関係のある人を謡うものいいけれど」
フィーナ「武器で選んだり、性別や性格で選んだりするのもいいと」
フィオ「あとは、自分がいる状況に合わせてーっていうのもあるんだね、確かにいろいろ覚えていれば、いろんな状況に対応できそう。500越えしていればかなり細かいところでも」
フィーナ「たとえばと謡ったのは、両方とも矢を使った英雄だけれど……ふむ、確かにこれは全然別物だね」
フィオ「とりあえず竜が撃たれてる。武器と完璧に合致しなくても、イメージのほうが大事と」
フィーナ「規模の大きい軍隊ともなると、楽隊を備えていることもあるとか。盛り上がりそうだね」
フィオ「ラジカセって……あれか、音を保存するやつか」
フィーナ「音楽隊ほど場所はとらないと思うけれど、十分な音が出せるかは疑問だし、何より没収でござい」
フィオ「英雄譚の伝え方について、一応書物はあるものの、読み書きが十分に出来る人ばかりではないので、吟遊詩人が重宝される」
フィーナ「詩人としても随伴すれば新しいお話を見つけるチャンスにもなりそうだね」
フィオ「吟遊詩人がバトる英雄譚があれば、戦闘も……」
リンネさん Pno:807
フィーナ「日が落ちて夜を迎えようとする海辺、クリスさんはかなり疲れている様子」
フィオ「がんばって探そうとはしているけれど、こわそうな雰囲気からか避けられてしまって、迷子を助けようとしても……これは酷い」
フィーナ「傷ついてないと口にはするけれど」
フィオ「唐突に現れたのは、はぐれていた精魔のエリザベッタさん、合流できた……のだけれど」
フィーナ「エリザベッタさんは言葉をさえぎって、戻ってきたわけじゃないといい、別れを告げる」
フィオ「何もこんなタイミングで……とは思うのだけど、何も悪いことをしていないとは、口に出来ない」
フィーナ「それはクリスさんの職業、『妖精束縛士』が、エリザベッタさんから見れば『敵』のようなものと考えているからで」
フィオ「恩もあるしついてきてくれていたけれど……と」
フィーナ「クリスさんは引き止める言葉を出さなかった。行けばいいという言葉に。エリザベッタさんは別れの言葉を叫び」
フィオ「飛び降りてのろのろと這っていく姿を消えるまで見つめていたのだから……そんなはずないんだけど」
フィーナ「しんどいね」
すずさん Pno:828
フィオ「スクイッドはわりと臆病だからすぐ逃げる」
フィーナ「バター焼きは免れても、別の調理法を探しそうな」
フィオ「悪の秘密基地……海底なら確かにバレにくい、のかな」
フィーナ「まけちゃって……言えないあれやこれや」
フィオ「なにそれ怖い」
フィーナ「起きちゃ駄目な気がするけども」
牡丹さん Pno:838
フィオ「プレゼントとして骨が贈られてきたことに激怒中」
フィーナ「開ける前にかなり楽しみにしたのかも……」
フィオ「氷漬けの死体が上がるんじゃないかと心配したけれど、ましろさんがナイスフォロー」
フィーナ「特製アイスクリームでご機嫌が直ったみたい。いらいらしてるとよくないしね」
フィオ「見た夢はとても印象的なものだったけれど、記憶を持ってくることは出来なくて、懐かしい……か」
ペン女帝さん Pno:876
フィーナ「アザシラさんがたゆたっていると、尾をつつかれる」
フィオ「穏やかだけれど、アザシラさんにとっては暑いくらいの海。元気な小魚かとおもいきや」
フィーナ「流れるような技だ……」
フィオ「関心そこ? いたそう……」
フィーナ「いつもアザシラさんには厳しい感じだよね、目が笑ってない……」
フィオ「故郷の海と視線、どっちがより冷たいんだろう」
アクアさん Pno:908
フィーナ「武器の強化中、ハーヴさんに尋ねられたのは、海賊なのかということで」
フィオ「一切のてらいなくそうだと答えたけれど、ロジィさんは意外そうな表情、確かに服装はそれっぽいかな」
フィーナ「海賊に関しての印象がことなっていて、ロジィさんはアクアさんが悪い子じゃないといい、自分の海賊のイメージを語って」
フィオ「弱者からの略奪という行為がそのイメージ。だけれどそれは違うよと」
フィーナ「ちょっと混乱の様子。そうだね、それぞれの考えるものが違っているみたい」
フィオ「アクアさんにとってはとてもいい人。ふむ……」
フィーナ「なるほど、海底に沈んだものを利用するアクアさん達からすると、そういうことにもなるのかも」
フィオ「興味深いことがいろいろ。それぞれの航海日誌から読み取れることや、進みすぎていてわけのわからない技術」
フィーナ「普通は地上に住むのに、海に住んでいて、財宝とか探すロマンがすごい」
フィオ「極悪なほう……」
フィーナ「ロジィさんがアクアさんから読み取るのは、強い信念。はたまた純粋が故にそう見える何かか」
フィオ「海賊が指針みたいなものなのかもしれないね」
フィーナ「海賊という言葉にした段階で、その誇り高い前提をクリアしていないといけないから、ロジィさんの言う『わるいほう』は海賊とは別物になるのかも」
フィオ「お決まりの海賊が出てきたら、逆に珍しくてレアもの扱いされそう」
フィーナ「ただやっぱりテリメインでは『よくないもの』って認識だろうから、身内じゃないところだと気をつけたほうがいいのかもね」
このみさん Pno:916
フィオ「協会への登録当日。このみさんと由依さんは試験もさっさとパスしたみたいだけれど」
フィーナ「基本的にはそういう感じで、ある程度の実力を持ち合わせているかを見ているんだろうけれど、探索者の情報を多く仕入れる意味とかもあるのかもね」
フィオ「難癖つけられたら仕事が増えて面倒だよねぇ。労働する力ぐらいはあるかもしれないから、施設に入れちゃいたいけれど、倫理的にまずいし」
フィーナ「由依さんの格好につっこむこのみさん。……お年頃ならしょうがない」
フィオ「あー聞かれた聞かれた。そういえば海賊って事を隠しながら登録しているっぽいひともいたなぁ」
フィーナ「まずは格好からってやつかな……」
フィオ「カモフラージュとしてはいいのかも。ただ普通の格好をした神様も居るから、疑う人も、もしかしたら」
フィーナ「メガネはINTが上がる気がする」
フィオ「慣れている格好も利点があるしね、快適さが損なわれないなら、わざわざ変えなくても」
フィーナ「休暇だったらもうちょっと軽い格好にするつもりだったのかな」
フィオ「根っからの巻き込まれ体質かな、そういう因果なのか」
フィーナ「さて、何はともあれやって来た目的を果たさないと、ということで異変を探すことに」
フィオ「ごく小さな手がかりでもあればいい、もちろんわかりやすく何かが起これば万歳なんだけれど」
フィーナ「そんな簡単に起こるわけが――」
フィオ「なんかキター!!」
フィーナ「あ、でもこれ違うね。とはおそらく共通の見解」
フィオ「これもまた、巻き込まれ型の悲哀なのかも」
ロズさん Pno:917
フィーナ「眠っているところを肉球でつつかれて起こされるロズさん」
フィオ「感触はよかったんだけれどね」
フィーナ「もしかして他の人にもそれを見せる予定があるのかな、居眠りだとたらしちゃうかも……」
フィオ「そりゃまぁ契約だから使い回してもおかしくは無いかも、でも一人一冊準備したほうが誠意は伝わるね」
フィーナ「もう遅い時間だけれど……女子って大変だな」
フィオ「……」
フィーナ「女性として見られていないことがなんとなく腹立たしい様子……ふっ」
胸ぺしぺし
フィオ「忙しいところに突然こられて疲れているだろうねぇ。明日の仕事をどうにかするためのアイテムを……たしか見た目で決めようとしてたね」
フィーナ「湯船につかって考えるのは、今の原因を作った姉のことと……」
フィオ「適材適所。自分の評価は自分で決めるのは難しい。でもきっと誰かが」
フィーナ「イレギュラーな出来事から、家族のことを思い描いて、少しセンチメンタルに。全部終わったら顔をだしてみるのもいいんじゃないかな」
おっさん Pno:918
フィオ「屋敷での出来事。シンさんからPnoをもらう条件にあっさりと答えたらしい無名さん」
フィーナ「基本的に依頼は断らない主義と、それにナンバーがなければどうにもならないという前提もあるし、引き受けざるを得ないなら、と」
フィオ「件の二人が見ている。シンさんは情報通りだと告げて、無名さんのことについて語る」
フィーナ「契約をすれば本当になんでもする、面倒見のいい一面もあるけれど、次の依頼があればそれを消すことにも躊躇は無い」
フィオ「理想的な傭兵かも」
フィーナ「ただそれはあくまで過去の話のようで、否定はしないけれど、そんなこともあったという程度」
フィオ「その上で、改めて条件を知らされる、願いをかなえるまでの同行と、しかるべきときの処理」
フィーナ「先に確認されたことの意味を理解し、二人を見る。そうだね……軽く了承できるようなことじゃないと思う」
フィオ「二人と、シンさんについての確認。まぁ……そうなるね」
フィーナ「続いて、一緒に来ないのかとの問い」
フィオ「実力者が一緒に居てくれるのは助かるからねぇ、だけれど、少なくとも乗り気じゃなさそうで」
フィーナ「態度と言葉からもわかるうんざり加減。だけれど、こういう形で誰かに頼んだりはするのだ」
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