Pno013:しじみさん
Pno053:六華さん
Pno061:クーリエさん
Pno066:シンテツさん
Pno068:クロニカさん
Pno076:ルカさん
Pno077:リーヴィアさん
Pno084:アンテルテさん
Pno121:サフィアさん
Pno138:キノイさん
Pno140:<<ネーレイス>>さん
Pno162:アニーさん
Pno178:ネリーさん
Pno179:ラウラハルトさん
Pno181:イサナさん
Pno216:海底のガチャガチャさん
Pno219:アウラさん
Pno239:レイルームさん
Pno254:Leonさん
Pno294:ヴァラコヤールさん
Pno339:レオさん
Pno414:神徒さん
Pno424:カランさん
Pno428:エルゥさん
Pno464:リオぴーさん
Pno476:もくずさん
Pno520:ヤグヤグさん
Pno568:フェルテウスさん
Pno570:アイアンメイデンさん
Pno600:マグノリアさん
Pno640:エリィさん
Pno664:ボイジャーさん
Pno693:シスルさん
Pno742:ユーノさん
Pno781:ジュラエさん
Pno790:サクラさん
Pno794:シャウラさん
Pno807:リンネさん
Pno900:カシムさん
Pno917:ロズさん
Pno923:ベレッタさん
Pno924:ダルムズさん
Pno956:結馬さん
Pno958:ミアーさん
Pno962:素子さん
Pno964:アズテアさん
Pno976:アファイブさん
Pno1020:イルヤさん
Pno1042:ソラさん
Pno1045:メルエットさん
Pno1080:ロジェさん
Pno1093:ヨビスエさん
Pno1102:姉妹と仕立て屋さん
Pno1154:ノーチェさん
Pno1189:金獅子様さん
Pno1192:イリューザさん
Pno1213:弁天ちゃんさん
Pno1245:Z姫さん
Pno1340:モニカさん
Pno1457:こくりさん
Pno1473:アイリさん
Pno1488:ファルトさん
しじみさん Pno:013
黒の少女は『名前』について語る
フィーナ「しじみさんたちがほしがっていたもの、自分達を間違いなく示すその名前」
フィオ「さて、それはどのくらい前のことなのか。
そういえば私の名前はフィーナに似ているのがいいとかいうことで決まったんだよね」
フィーナ「懐かしいねぇ、今ではこんなに生意気に……」
テリメイン。ふたりはそれぞれを示す単語を探しているようで
フィオ「そりゃしじみさんは貝だけど、貝だけど!」
フィーナ「むしろ抽象化してる!>しじみより」
フィオ「しじみさんのお返しは、し、しらなかっただけだよね」
フィーナ「ガッツリ悪口だね」
フィオ「ふたりは自分達の事を考えて、ほかとの明確な違いに思い至って」
フィーナ「カニさんからしじみさんへ。『ココロ』を」
フィオ「脳が無くてもちゃんと考えて感じてる、その場所」
フィーナ「そしてココロさんからカニさんへ、『エゴ』を」
フィオ「これで、次からは『自分』を名乗れるね」
六華さん Pno:053
フィーナ「闘技大会への参加命令。試合とは違う真剣な場と捉えて、うつうつと」
フィオ「ちょっとしたお祭り気分になれれば気も楽になりそうなんだけどね」
フィーナ「本人の性格もあるものだし難しいね、競うことが嫌いだというのもわからないわけじゃあない」
フィオ「めまいか……気をつけたほうがいいんじゃないかな。立ちくらみも侮ると怖いよ」
探索へ
フィーナ「目の前に広がるのは不気味な風景。これまでとはどこか違う印象を受ける場所だけれど」
フィオ「ひどい破損跡だね、海の中での衝撃なのか衝撃の後で沈んだのか」
フィーナ「そんな風に調べていると、何かの文字を見つけたみたい、記されているのは『アトランド』」
フィオ「あー、ここかぁ」
フィーナ「一段落。といったところで、突如動き出し進路を防いだ石像達。邪魔をするなら……」
フィオ「VSグレなんとかさん!(ガーゴイル)」
クーリエさん Pno:061
フィーナ「いつもと様子が違う日記。といっても使っている道具が違うってことなんだけど」
フィオ「問題が発生して、魔力インクを使えなかったみたいだね」
フィーナ「力の前借は気をつけないとね。今回の反動も酷かったみたいだけれど、あとあとまで長引くこともあるから……」
フィオ「手当たり次第に手がかりを集めていた博士のことだけれど、意外な返事が来たみたい。でもこれで進展はあるのかな」
シンテツさん Pno:066
フィーナ「事務インさんが沈んでいる様子のシンテツさんに声をかけて」
フィオ「何かあったとおもったら、石像が動いたとのことだけど……」
フィーナ「ま、まぁ。わけわからない、かな?」
フィオ「そんなことで。と一閃されてしまった」
フィーナ「人それぞれの不思議受容度は違うからねぇ」
フィオ「というか事務インさん。なんかすごいいろんなところ行ってる感じあるね、シンテツさんより冒険者に向いてるんじゃ……」
フィーナ「いやでも、こういう補佐役も向いてるからね、今回みたいにちゃんとやる気を出させているし」
フィオ「ところで柔軟な発想で乗り越えるとは」
フィーナ「え、こういうところでは全部踏み越えていけばいいんでしょ、柔軟に」
フィオ「柔軟とは」
クロニカさん Pno:068
フィーナ「今日の日誌。瓶詰めされていたのは多分塩だよね」
フィオ「なんか蛇とは、ウミヘビとかなのかな、すごい抽象的な何かだね」
フィーナ「水が突然良くわからない甘いものに変わるというのも怖いけど……なんだろう意識しないで何かが発動したんだろうか」
フィオ「一期一会というやつかもしれない……でもちがうかもしれない。真面目、というのも中々難しい」
血の提供を受ける一時、ディドさんはねぐらを移すことをクロニカさんに伝え
フィーナ「快適といえば快適だっただろうけれど、場所を移すんだね」
フィオ「前日破ってしまった枕カバーについて、まだ気にしているクロニカさん。弁償は金銭じゃなくて労働力ではらったよね」
フィーナ「クロニカさんは口を紡いだ!」
フィオ「いい子いい子」
フィーナ「次のアテもちゃんと見つけているみたい、手際がいい」
フィオ「安いけど今度はお金を払う……。でなにやらこれがディドさんにこだわり、というか、ここにいることに対しての引っかかりだったみたいだね」
フィーナ「払いたいわけじゃない、タダより怖いものはないというよくある話じゃなくて、『施し』は嫌だと」
フィオ「ふぅん……わかんなくもない。報告書とかですむのは確かにありがたいけど、金銭のやり取りがあるのとでは、関係が違うように思う」
フィーナ「ディドさんはそのあたりが強いんだね。それを確認したクロニカさんは、血をこれからは遠慮しないと」
フィオ「小さじ1ぐらいの遠慮はあったかもしれないね」
フィーナ「せめて大さじ……」
フィオ「お金だけにされたらついていけない。だけれどその真実を告げるわけにもいかなくて、ディドさんはそれを理解してか、『言い訳』と」
フィーナ「納得させることが出来るように考えても、自分でも説明できないことと、複雑な経緯から簡単に答えは浮いてこない。だからクロニカさんは持ち帰る」
フィオ「ほかで雇われるときに、ね。中々の難題になりそうだけれども……」
ルカさん Pno:076
フィーナ「ルカさんは未開の土地で探索中。なんだけど、なんだかよくわからない」
フィオ「『星』を探してはいるけれど、見た目がわからないのはかなり厳しい。特に見つけてもこれだと確信できないとなると、やる気がそがれるのも仕方ないよね」
フィーナ「こういうときは考えても……だけど、考えるしかない。ってときに、またー?」
フィオ「これ不気味なんだよね、きしむっぽい音ってだけでいやだけど、ずーっと続いてどうやら近づいているってのが」
フィーナ「逃げるが勝ち! だけれど……なんかきてるね」
リーヴィアさん Pno:077
フィオ「晴れた空の下。リーヴィアさんは歩き続けている。というのも氷山の上なので」
フィーナ「海底とはまた違った趣があるよね。すごく寒くなりそうだけど」
フィオ「ぺ、ペンギン……野良かな」
フィーナ「いや取引みたいなことしたし、多分野良じゃないんじゃ」
フィオ「リーヴィアさんも律儀だね、くれるの? と聞きつつちゃんと支払ってるし」
フィーナ「はたして目指す場所に何があるのか」
アンテルテさん Pno:084
フィオ「ここ数日の激しさもあるけれど、旅は順調穏やかなり」
フィーナ「内外に問題が発生していたからね。それにくらべればポスターがそこらじゅうにあっても実害は、ね」
フィオ「倉庫ならそこまで危ないものもないだろうしね」
フィーナ「危なくないものでも危なくすることはできてしまうんだよね……」
フィオ「寛容な精神のアンテルテさん。このまま問題がおきなければいいけど」
フィーナ「『魔力』は解き明かそうとすると本当に厄介だよね」
フィオ「なんかこういうつかみどころのない力って似たようなのがあった気がするんだけど……なんだっけかな」
フィーナ「手がかりというには薄いけれど、そういうところからどうにか積み上げていくしかないよね」
フィオ「安全第一。焦らず、時間をかけて。アンテルテさんの取ろうとしている方法は正しいと思う、ただ……それこそ内外からいろいろありそうだよね」
サフィアさん Pno:121
フィーナ「残っている会話は一方的な発信、というか片方しか見えていないみたいだけれど」
フィオ「大体もう一人のもわかる感じだよね、企ては上手くいくのか」
フィーナ「前回のことから、とりあえずの目的地は決まったサフィアさん。ここからどうするかを考えているけれど」
フィオ「同行者がいる場合は兼ね合いがあるからねぇ、それが悪いってワケじゃないけど」
フィーナ「離別はたしかに悪手だね」
フィオ「リスクを取り続けるだけのリターンがあるかもわからないからね」
フィーナ「前向きな姿勢が大事。こういう場所だと特にね。安全を取りながらポジティヴな姿勢を崩さないってこともできるわけだし」
フィオ「伝説のフィッシャーマンを召喚!」
フィーナ「月壊すぞ」
フィオ「シュナイダー氏は海洋生物からみても餌だった……?」
キノイさん Pno:138
フィーナ「今日は三人で探索中。戦闘のパターンが決まってるのはいいこと」
フィオ「型にはまっちゃうと、摩訶不思議な場所だと厳しくない?」
フィーナ「自分達がやりやすい方法がわかっていれば、そこに立ち戻れるし、いざというときにも役に立つものだよ」
フィオ「夜目が利くキノイさん、ドリスさんもそれなり、エリーさんは人間なんだから普通というか、二人に比べればずっと見えない」
フィーナ「人間は脆弱な生き物。まぁ確かに、わかんないこともない」
フィオ「さて、進む一行だけれど、行けども行けどもレッドバロンは見えてこない」
フィーナ「目立つはずのアレとかがないってことは……」
フィオ「ふぅん。マッピングがすごい細かいのはちょっと意外だった、かも」
フィーナ「先導の役割をしっかりと果たしているのは流石だね、ただないものは見つけられないけど」
フィオ「愚痴のような一言。帰ろうかとした矢先に」
フィーナ「こういう景色はとても珍しいと思うなぁ」
フィオ「うん、世界は広い」
フィーナ「さて、私達からしてもわかることだけど、ここはレッドバロンじゃない。だからこれまで多くの人が陥ってきた、灼熱地獄に悩まされることも、まぁない」
フィオ「なんにしても進んでいくわけだね、想定していたものとは違うけれど新しい景色が見られたということで、沸いてキタキタ好奇心」
フィーナ「先へと続いていく冒険への準備。手馴れた様子でそれをこなして、見たことのない景色への感嘆を述べる女子二人へと向かいなおすと――」
フィオ「うわぁ」
フィーナ「やるねぇ。完全な不意打ち。ホームとはいっても手痛い先制を取られてもおかしくなかった」
フィオ「それでもピンチは続いてるけど!?」
フィーナ「いやはや、いつものパターンが……って囲まれてるのか」
フィオ「うーん厄介じゃない?」
フィーナ「まぁそりゃね、でも……問題ないでしょ」
フィオ「軽口は余裕の表れ、連携にほつれは無いし、やるべきこともわかってる」
フィーナ「さて、それじゃ、戦闘開始だ」
<<ネーレイス>>さん Pno:140
フィオ「海に潜む鉄の鯨。その在り方が本分といっても、そこから出てくる事だって当然あるわけで」
フィーナ「そんな普通とは違った一時、セルリアンの青に浮かんだ黒の船」
フィオ「リラックスした様子で日向ぼっこに興じるミユさんとウミホタルさん達、何処で仕入れてきたのかスイーツまでも」
フィーナ「そっか、ウミホタルさん達も浅瀬じゃないといけなかったんだったね」
フィオ「これはこの船だけの浮上する理由だね、状況が切迫していないなら我慢する理由もなし、と」
フィーナ「こういう休憩はいつもの探索とは全然違うよね、ミユさんの調子もどこか軽い感じがする」
フィオ「一方通行のようで、そうじゃないようで、やっぱりそうな、一方通行」
"それでも、そこには《仲間》がいるから。
自分には伝わらなくても、相手には伝わっているならば。
それならそれでかまわないからと、少女はことばを投げかけている。"
フィーナ「昔いた場所と、その思い出。語らない部分はお互いに共有しなくても……しないほうがよいような景色で」
フィオ「自分に換算して考えてみるミユさん。当然そんなのはお断りだ」
フィーナ「テリメインでもそういう行為をする奴はいる。しかもどちらかといえば正義といわれるような立ち位置で」
フィオ「海賊と海賊狩りというのは協会がつけた役割名で、世界にとってはそんな区分はどうでもいいものだろうからね、『そういうこと』をするかしないかとはまた別の」
フィーナ「……どうだろうね、自分がどうしても我慢できないような環境となるなら……それをしないこともできなくはないかもしれない、でも『今』も最初は海賊なんて考えもしなかっただろうし、流されないというのは難しい」
フィオ「はーい、面倒なことは考えない!」
フィーナ「そうだよね、激しい流れに身を置く中、束の間の休息はとても大事なこと」
アニーさん Pno:162
フィオ「ジジイさんのアドバイスから、傷の経過を見るアニーさん、ココロの傷は……時間が治してくれるけれど難しいものだね」
フィーナ「本当に治り早いね、テリメインだからってコトだけじゃなくて、アニーさんが特殊なんだろう」
フィオ「朝ごはんはシンプルなもの」
フィーナ「なるほど! 焼けば……」
フィオ「どうせ炭にする」
フィーナ「探索は午後に少しだけやることにして、街をぶらつくことに、これもまた休憩」
フィオ「時間帯が違うだけで景色は大分変わってくるよね」
フィーナ「不思議な容姿のマスターと不思議な料理のお店。断末魔……?」
フィオ「食べたことの無い味かー興味はあるかな。おいしいらしいし」
フィーナ「ふらふらと歩いているものの目指すべき場所は確か。秘密のカフェへ」
フィオ「落ち着く雰囲気の小さなお店、出てくるものが美味しいのは当然だけれど、雰囲気も大事だよね」
フィーナ「次は海辺のほうへ、海賊旗のようなものをかかげているけれど、海賊じゃないとか」
フィオ「お風呂のお船。海賊船のお宿かー素敵じゃない」
フィーナ「探索はひっそりと。転送を使えないかもしれないというよりは、調子の悪い岩さんに無理をさせないって感じかな。それでなんとかなるのなら問題ないよね」
フィオ「夜ご飯を終えて宿に戻る頃、日課のラジオが聞こえてきて」
フィーナ「急いで定位置へ、バルさんがしゃべったのは、アニーさんが送った夢についてのお悩みについて。気になっていたものね」
フィオ「だけれど今日は考えない、満天の星空と共に、今日もお疲れ様」
ネリーさん Pno:178
フィーナ「クリエさんからネリーさんへ、オシャレについて興味があるかとの質問」
フィオ「やっぱり女の子だもの、興味あるにきまってるよね、ただ種族的な問題で服に対する自由度が低くて、そこが悩みどころみたい」
フィーナ「むぅ、良いものを選らんであげようと思ったけれど……」
フィオ「座ってろ」
フィーナ「……まぁ。テリメインならそういう風な人もよく見かけるから、もしかしたら似合う服が見つかるかもしれないね、と」
フィオ「ネリーさんもそれに納得して、二人それぞれの予定を終えた後、オシャレ探しに行くことに。ちょっとしたこと、でもいつもと違うこと、こういうのが日々に潤いを与えるのかも」
フィーナ「さて、探索も終わり戻ってきたネリーさんだけど、クリエさんはまだの様子。お迎えに協会へと向かってみるけれど」
フィオ「ク、クリエさーん!?」
フィーナ「時間はちょっと戻って、先日と同じ実地での演習。今回はチームプレーの部分を見るのか同行者もいるけれど」
フィオ「いろんな形での講習があるんだね、確かに仕事の場ではいろんな状況が発生するし、それに合わせられるような人材じゃないと困ることもあるだろうけれど」
フィーナ「だからこそ免許もランク分けされてるのだろうね、それにしてもこの形式の試験は苦手だなぁ」
フィオ「チームプレイ苦手だものね」
フィーナ「それはさておき、対峙するのは二体の魔物。どうやら人数差は作れているみたいだけれど、相手がちょっと悪い」
フィオ「渡されるスキルストーンも使うところまでわからないのか、瞬時に理解するのは流石。だけれどもその役割をするにはちょっと、クリエさんは細くないか」
フィーナ「大きな問題が発生する前に後の二人が何とかしなくちゃいけない。だけれどそっちも戦闘に慣れていないからか、どうしても手間取る形になるね」
"今日は、早く帰ってやらないといけない理由もある。"
フィオ「この状況を打破する方法を考えていたクリエさんは、奇策といえる一手を……そ、それはきびしい」
フィーナ「いや、大丈夫。発想と実行に移す度胸……リスキーではあったけれど、それは実を結んだね」
フィオ「でも、これ……」
フィーナ「結果的には失敗ってことになるかもね
パーティとしては成功だけれど、早く帰るってことは結果的に失敗してしまっているし」
フィオ「で、職員さんから顛末を聞いて、その後詳細をきいたのかな、二人は再会したけれど、ちょっと空気が重い」
フィーナ「素直に謝るクリエさん、せっかく立てた予定を守りたかったのはわかるけれど、自分の身を危険にさらしてまでとなるのはネリーさんが望んだことじゃない」
フィオ「それもわかるからこそこうやって反省してる。そこへちゃんとフォローするネリーさん」
フィーナ「うぉぉー」
フィオ「びっくりした」
フィーナ「少女の友情ですよ。これが」
フィオ「ま、仲良きことは。だよね。際立ったオシャレじゃなくてもいい、二人で似たようなものをつけて、暖かい気持ちを共有できるこの形も素敵だよね」
ラウラハルトさん Pno:179
"何かに呼ばれたような気もしたのだ。明確なものとは言えない気配に、ラウラハルトはふと、竜の卵を見た。"
フィーナ「意識に上らないほどの何かの予兆。それを受け取れたのは丁寧に、やさしく『それ』に接してきたためなのかも」
フィオ「孵化の瞬間に居合わせたのも、ただの幸運じゃないよね」
フィーナ「見守ることだけが許された時間。それは今だけじゃなくてこれからも生きていくための」
フィオ「いやー良く耐え切った……! 成熟した生き物じゃないからまだまだ弱弱しいのは仕方が無いそれでも、しっかりとここに生まれた」
フィーナ「将来は立派な姿になるだろうね、大きな感動を伴って、新しい仲間がここに」
イサナさん Pno:181
フィオ「出稼ぎに来ているイサナさん、稼いで送金するというえらい生活をしているわけなんだけど」
フィーナ「出会っちゃだめなものに出会ってしまった……」
フィオ「種族の特性だから仕方ないねーシカタナイネー」
フィーナ「いやまぁ勝てばいいんだけどね、勝てば」
フィオ「そうそう、勝てばいいし……何より『送るお金が変わらない』なら何の問題も無いよね」
フィーナ「負けた分を自分で被るのならなおさら、はてさて」
海底のガチャガチャさん Pno:216
フォーチュナー缶 1/3
"(情景。あくまでも透明な…)
(なりやまない拍手を漏れ聞くような雨音)
(湿った空気、一足のぼるごと明るくなる地下鉄からの長い階段)
(タイルのすきまに潜んだ雨のにおい)
(無意識)
(地上。雨に濡れたショーウィンドウ)"
フィオ「意識しないで足が止まったのは凄惨な光景を見てしまったから。それでもまだ、それを『見なかった』ことにもできたんだけど」
フィーナ「だけれど彼女は選んで。叫んで、嵐が過ぎ去った後に残されたのは……えっと?」
フィオ「見た目は被害者といって差し支えないんだけれど、感じる力とか、その行動とかがなんというか、ちぐはぐだ」
フィーナ「いつもの繰り返し。今回のようなことを止めに入るのも、いつの間にか身についたルーティーンと」
フィオ「習慣とかルーティーンとか、そうなってしまえば労力が少なく出来るものの、こういう妙な展開も呼び込むのだね」
フィーナ「でも、病院へ来たことで、続けていた一つの習慣が断たれてしまったわけでもあるよね」
フィオ「病院へ。助けた少女は……えー」
フィーナ「変な子。というか変な人だね」
フィオ「やっぱり容姿と態度がちぐはぐだ。異常な場所ならそれでも問題ないけれど、ここは平常な場所のように思えるし……なんだろうね」
フィーナ「間違いなく行われた暴行の跡。街に残った異常のしるし。被害者も加害者達も謎だらけ」
アウラさん Pno:219
フィオ「イフリートとの一戦で手に入れた指輪。アウラさんには相性がいいものみたいだけど」
フィーナ「めっちゃ邪気ってるー!」
フィオ「用法用量を守って……」
フィーナ「ルイーザさんが心配するのもわかる代物だよね、酷すぎる二択」
フィオ「限界を見極めつつやるのは、ふとしたことで一線を跨ぎそうで怖いな」
フィーナ「好きな物語から指輪につけた名前。本来は戦うしかない相手との共闘という夢や、自分の境遇と似通ったそれは、憧れのようなものでもあるかもしれない」
フィオ「ただ、あつかう『力』についてはかなり別物みたい、ことをなすために……しかたがないことなのかな」
フィーナ「本人がそう口にするときってのはまだ割り切れてないものかもね、ただ事をなすために、どんな手段でも使うという強い意志は最後までやり遂げるのに必要なものかもしれない……私はおすすめしないけどね」
フィオ「本来優しいはずのアウラさんからこれだけ恨まれる相手……間違いなくド外道」
レイルームさん Pno:239
フィーナ「レイルームさんは歌い続ける、昨日も今日も、そしてきっと明日も」
Leonさん Pno:254
フィオ「結局レッドバロンに入ってしまった一行。もうこれ海水って呼んでいいものか」
フィーナ「温度耐性……恒温動物ってやつかな」
フィオ「恒温でも変温でもいいけど、そういう問題じゃない」
フィーナ「休憩したいけど、東屋とかが用意してある雰囲気じゃないよね」
フィオ「自然にできた罠がそこかしこに待ち受けて、魔物もいないのに、厳戒が必要なんて精神も削られそう」
フィーナ「あ、これだめなやつだ」
ヴァラコヤールさん Pno:294
フィオ「すぐ近くにあるのにたどり着けない、進むためには勝つしかない、それがここのルールで」
フィーナ「お口にねじ込んだんだよね……?」
フィオ「今度から騒ぎ立てるとこういうことになるぞという」
フィーナ「味とは関係なく嘔吐しそう」
フィオ「さてそれとは別に、どうやらお別れの季節がやってきたようで」
"波のごとく、かつては収束したはずの曲線が、拡散していくのはあたり前のことだが、名残惜しいことには変わりない。
これは感傷だな。だが、悪くない。
今回の探索が、我らが常に行動を共にする最後の機会となる。"
フィーナ「目指す場所が異なっていればいつかこういうことも起こる。別れは新しい出会いへの始まりかもしれないし、再開という楽しみだってまだ残ってる」
フィオ「健康を祈って、少なくともこれまでのような料理は食べられなくなるだろうけれど」
フィーナ「最後の探索。だけどそっけないベアトさん」
フィオ「ま、まぁ勝つことを前提にしていると考えれば……」
レオさん Pno:339
フィオ「陸と海それぞれのベッドメイキング。お互いに交わることのなかった道だからこそ、領分を離れればわからないことだらけになるのも必然」
フィーナ「教えられた人が、次の人に教え、そしてまた次に。そうやって伝達されていくものは自分だけで学ぶよりなんか暖かい」
フィオ「満月の夜のボーナスというのもオツなものだね、特別な品々はそれぞれの人の手によって、どんな形に変わっていくのか」
神徒さん Pno:414
フィーナ「しんと冷えた空気。何故か澄んだ印象もあるよね」
フィオ「乾燥と冷え込みが大抵同じ時期に来るからじゃない?」
カランさん Pno:424
フィーナ「試合から学んだことは」
フィオ「回復があると幅が広がるよねー当たらないのは……よくある」
フィーナ「まだ入り口のあたりかな、通せんぼしている相手をどかさないとね」
フィオ「魔法で語ってもわかる……たぶん」
エルゥさん Pno:428
テリメインからは遠く? エルゥさんを探す人々は
フィーナ「良く覚えておこう、これが自拳自珈琲だよ」
フィオ「そんなことばはない」
フィーナ「被害は少なかったけれど、さりげなく伝える順序を後にした可能性はあるな」
フィオ「別の職員さん……ちょっと近寄りがたい雰囲気だったろうに……」
フィーナ「反省。とはいえ、想定していなかったような事態がこうも起きているのだから、落ち着くのが難しいのも良くわかる」
フィオ「相棒が消えちゃったわけだしね、この前よりはぴりぴりした雰囲気じゃないけれど」
フィーナ「調査によると、痕跡を見つけて、それから色々と確認して、エルゥさんが関わっている可能性もかなり高いところまで来たみたい」
フィオ「証人というには意外な人、だってもどっては……あーなるほどね」
フィーナ「エルゥさんらしいというか、なんというか」
フィオ「進展があったのはいいことだけれど、ガルムさんは魔術系の事はさっぱりだそうで」
フィーナ「それぞれ専門があるのはおかしいことじゃないからね、中途半端にいろいろ出来るより……完璧に色々できたほうがいいんだけど、何かを重点的にできたほうが役に立つことがおおい」
フィオ「まぁそんな頭脳の差を把握して説明してくれるらしいよ。頭のいい人は簡単な言葉でまとめることが出来るっていうしね」
フィーナ「不用意な煽りは親密の証。ナノカナー。それはそうと私にもわかるように説明してください」
フィオ「深い穴を掘らせて、そのあとそれを埋めさせるような所業はだめだよ」
フィーナ「私に教えるのってそんな拷問みたいな辛さなの?」
フィオ「そんなことより。周辺の調査とかしてみた結果どうやら一番奥のとこが原因みたいだよ、と」
フィーナ「ふむ、正しい見立てだ」
フィオ「避難場所から帰ってきた資料たちから抜き出して。なるほどそういうタイプのものだったか」
フィーナ「そういうものがあると理解できればイメージしやすいけれど、かなり稀有なものだろうし受け入れるのも難しそうだね、なにより……そういうものに巻き込まれたってことは……って、ああ、数字はダメですダメダメ」
フィオ「資料を読むのも面白いのに。どうやら痕跡は捉えられたみたいだね、何が起きたのかがわかってくるのなら、解決へ踏み出すこともできるかもしれない」
フィーナ「告げられる予想は楽しいものじゃないけど、何処かってのは一番不安じゃない」
フィオ「屈強なガルムさんもわりと参っちゃったみたい。精神的なしんどさは理解できるなぁ」
フィーナ「そこへさらに――ともすれば追い討ちになりそうな届け物だけど」
フィオ「見覚えのありすぎる一品。だけど感じた重さと同じように心の中まで重くなったわけじゃないようで」
"「アイツはどんな所に居ようが、きっと今も無事だろうさ。無駄に適応力の高い女なんだ。オレなんざより、よっぽどな……ま、さっさと見つけて流石に一発引っ叩くぐらいはさせて貰わねぇとだし、宜しく頼むぜ。ルカの旦那」"
フィーナ「使い込んだ道具はただの道具じゃない、その確信のような炎と共に」
一方テリメインでのエルゥさん
フィオ「風邪か……暑いのに、いやむしろ熱いのに」
フィーナ「赤面してるしこれは間違いなく風邪」
フィオ「エルゥさんが忘れていてもガルムさんは一日たりとも忘れていないと思う」
フィーナ「本当に性格が捉え切れていない感じ、思いっきり心配してはいなかったかもしれないけれど、信頼している風だったしねぇ」
フィオ「ただ今は目の前のオルキヌスさんのほうが気になる、というより心配なようで」
フィーナ「異変か……しかも目の異変。知らぬ間に何かが起きているってのは自分とも一緒だよね」
フィオ「妙な声も聞こえているみたいで、んー魔術的なアレコレなのかな」
フィーナ「契約は厄介でも……。いや、厄介、か」
フィオ「片方が見えないと距離感が狂うんだっけ」
フィーナ「そうだね。あとやっぱり『見えていたものが見えなくなる』というのは多くの問題が生じやすいもの」
フィオ「船の改造は上手くいったのに、この先の旅路に不安が残るね……」
リオぴーさん Pno:464
かつての死闘。その結末は……
フィーナ「満身創痍の二人、ここまでが死闘であるのなら、決着をつけるのもまた絶技」
フィオ「これだけの使い手同士でおっそろしいことになってる……」
フィーナ「最後の技を受けたらさすがに形を保っていられる自信ない」
フィオ「まぁそれでもその二つ名にふさわしく、そこに存在はしている、ただ生きて……」
フィーナ「いるね。びっくりだ」
フィオ「自分に対して言い聞かせるときって、大体納得行っていないときだから、この結果はよかったのかな」
フィーナ「敗北を認めて。名前の割りに常識的な感じだね、武の旅かそれもまたいいのかもしれない」
フィオ「そして力ずくでの交代を成したことに謝罪をして。ま、あまりにもな惨状であるのならそれを理解する人も多いだろうね」
フィーナ「敗者に敗者の権利を認め、勝者は静かにその場を去る、言質はとったし、まぁこれで……」
フィオ「世界に一人しか止められる人がいなくて、そんなのが旅に出るとかかなり震える」
フィーナ「く……ドクズが!」
フィオ「でもこれは油断だよね。相手のことを理解しているつもりだったとうか」
フィーナ「いやでも武人としてさー、こういうのはやっぱだめだよ」
フィオ「武人じゃなかったって事でしょ。それに最後の一撃を受けて動けるというのは。まぁ実力もあるよねって」
フィーナ「……!?」
フィオ「あれれ」
フィーナ「部下にも見放されたら終わりだね、ざまぁない」
フィオ「さて、今度こそ最後のときだ」
フィーナ「……どんなことにも例外はある。その志に反してしまおうと、こうしなければならないときはある。
ただ、これはトゲになると思うけれどね、どんな形であっても」
フィオ「……そんなもの?」
フィーナ「うん。だから最期の、見苦しい言葉、それは決して嘘じゃない。こういうのは相手がどうだとか、状況がどうだとか、そういうのを超えて、自分を縛るんだ」
フィオ「そして朝が来る。何度も見るのはそれこそ本当に呪いなのか」
フィーナ「暗黒の由来。決して格好つけで名乗っていたわけじゃないんだね……」
フィオ「そんな風に思ってたの?」
フィーナ「ほんのすこしは」
もくずさん Pno:476
フィオ「ルールは守るためにあるのよ」
フィーナ「幾つかの足踏みをしながらも、セルリアンの終わりに近づいている一行、こんなところで潜水艇の意外な効果が」
フィオ「意外かな? 潜水服がなんか重そうだったし、軽快になってもおかしくはないかなと」
フィーナ「歩くのと泳ぐの差は結構あるみたいだね、以前も言っていたことだけれど」
フィオ「ある程度の相手にも勝てる状況だから、探索も順調。先行者の情報によるとそろそろ……」
フィーナ「で、でたー!」
フィオ「欲望まみれの船へようこそ。でも実際、探索者としてはありたいこともいろいろあるよと」
フィーナ「使っちゃいけないところにまで手をつけたら大変なことになるけれど、まぁほどほどなら」
フィオ「バカラって結構スリがちだと思ったな。レートを見る限り、手数料は良心的だけど」
フィーナ「さて、堅実なゾーラさんはこの間にも装備を整え次への備えを行おうとしていたわけだけれど……」
フィオ「法律は守るためにあるのよ」
フィーナ「というわけで、てぃーぴーおーをわきまえた格好になってしまえばなんとお咎め無し」
フィオ「まぁ『探索者』自体がイレギュラーなとこもあるかもしれないけれどね」
フィーナ「すでに準備されていた服……これは間違いなく僥倖……」
フィオ「カジノの中は大人の世界。といっても娯楽施設だから子供っぽい部分も多々あるんだけど。ゲームに興味をもつかけるさんを先導するようにもくずさんは進んでいって」
フィーナ「あ、ほんとに買うんだ。土管暮らしか……」
フィオ「ところがぎっちょん。宝くじみたいにとりあえず買ってみただけでしたー」
フィーナ「これがいわゆる薮蛇という奴です」
フィオ「みんなで素寒貧になろうや……」
フィーナ「まぁ先の不安ばかり考えていても仕方がないからね、これぐらいの神経で行ったほうが冒険は上手くいくものだよ」
フィオ「それで準備を怠ったら?」
フィーナ「海底に沈め」
ヤグヤグさん Pno:520
『船』の中で起きたこととは
フィオ「絶体絶命。そういう言葉が似合うような状況、はぐれたヤグヤグさんを捕らえたのは……」
フィーナ「探索者も狩られる側に回ることはある、ただ命が失われるこの危機の中」
"それは、わからないけれど、不思議な気持ち。
例えば波の空に星が落ちたみたいな、
見えない遠くで魚の子供が死んだみたいな知らない気持ち。"
フィオ「小さな引っ掛かりのような気持ちが、行動を途中で止めさせ、思考を走らせて、湧き出す記憶はいくらか不穏なものを含みながら、それでも」
フィーナ「生かして、逃がすという考えにくい選択は、それでも今回限りのもの? 次に道が交わるとき、果たして」
フィオ「さて、一方のハンスさん。戻らないヤグヤグさんを探しに出ているものの、行動は効果的かといわれると……」
フィーナ「ただそれでも探さざるを得ない。日は落ちている、最悪が頭をよぎった頃に」
フィオ「音と共に現れたのはあの『魚』」
フィーナ「サンドイッチ泥棒だ!」
フィオ「そうだけど、そうだけど!」
フィーナ「以前見たときとの変化に気がついて、お互い見つめあうような形に。ただそれよりも重要なのは」
フィオ「……ふーむ」
フィーナ「幸い息はある、意識も、弱いけれどあるようには見える」
フィオ「その姿をさらしていたのは見届けるためだったのかな、姿が消え、ハンスさんがヤグヤグさんへ再度呼びかけてみると」
フィーナ「一言で多くの感情が伝わる。波にさらわれた言葉達、姿の見えない真実の行方は」
フェルテウスさん Pno:568
フィオ「VSガーゴイル。の対策」
フィーナ「知り合いがいるなら弱点を教えてもらったり、実験させてもらえば」
フィオ「ド外道か」
フィーナ「人数差を生むパターンだよね」
フィオ「耐久しながらの戦いになりがちだけれどどうするのか」
フィーナ「壊れ状態異常だっけ?」
フィオ「この頃から幾つか便利なSSもTGも見つかるようになっている気がするね、価格もお察しだけど!」
フィーナ「セルリアンは最初の海だし、先に進んでいけばきっと。ね。面倒なことに変わりはないけれど」
アイアンメイデンさん Pno:570
フィオ「ッターン!」
マグノリアさん Pno:600
フィーナ「VSガーゴイル、その向こうに見えるアトランドの奇妙な景色」
フィオ「守護者がいるならいいものもあるだろうって思考、まさにそのとおりなのか」
フィーナ「新たなる探索のため……いざ」
エリィさん Pno:640
フィオ「新しい便利な機能。だけど」
フィーナ「これでどこでも賭けホーダイ」
フィオ「搾取のためにしか思えないなぁ」
フィーナ「必要な分まで使い切っちゃうとどうしようもないからねぇ」
フィオ「未知の場所を探索するのだから、準備をしてしすぎるということはないからね」
フィーナ「ここでもガーゴイルとの戦闘にむけて。最初の一陣になると、手探りの部分が多いから大変だよね」
フィオ「ガーゴイルっていうイメージしやすい名前だからまだいいけど」
フィーナ「それじゃあ、戦闘途中で増えても文句……」
フィオ「ならん」
フィーナ「門番がやたらに強いって事はわりとあるからね、これまで連勝続きでも思わぬ落とし穴になることも」
フィオ「タイプが定まっちゃうと厳しいときもあるよね、パーティでフォローしあえればなんとかなるかな」
フィーナ「未開拓の場所への好奇心。果たして打ち破るだけの力になるのか」
ボイジャーさん Pno:664
現状の把握と自己反省、そして原点への立ち戻りを画策するボイジャーさんは
フィオ「お宝を譲り受けにきました→渡しますすいませんってなりがちだからね」
フィーナ「試合というのはこういう形でも生かせるものだねぇ。ただ目的があまり健全ではないけれど」
フィオ「そういう手段もあるってことでしょ、それで原点とのことだけど」
フィーナ「原点いいよね……立ち戻る場所、そしてそこからの進化……」
フィオ「覚悟を決めて、訪ねた先は」
フィーナ「ケプラーさんに弟子入り、ってことで。ふぅむハイブリッドはいいね、私もそういう系統だから良くわかる」
フィオ「手数より一発デカイのを狙うのもロマンがあるけれどね」
フィーナ「ロマンじゃメシはくっていけないからな」
フィオ「水中で自由自在に動くなんて、めちゃくそ大変そうだよね」
フィーナ「実際すごく大変だと思うよ? そりゃあトレーニングをかなり厳しくやって体を追い込まないと」
フィオ「そのためにはこの煽りにも耐えなくちゃね、そして深すぎる愛にも……」
フィーナ「まぁ悪いようにはならないでしょ、真剣な頼みごとだしこういうのを教えるというのは、何処までも真面目にやりそう」
フィオ「さて、どんなスタイルが生まれてくるのやら」
シスルさん Pno:693
闘技大会パーティ結成の顛末――。個性の強すぎる二人を見て
フィーナ「おい、この一角やべーぞ」
フィオ「自己主張が強いのはこういう世界だと大事だと思うけど」
フィーナ「本質が一緒の二人なんだから、しょうとするなんてアリエナイ」
フィオ「まぁそんな騒ぎを聞きつけてやってきたのは、ロザりん! 久々だね」
フィーナ「そんな脱兎の如く距離をとらなくても」
フィオ「いや、だってこのひとあきらかになんかいろいろやばいよ」
フィーナ「大会に出られなくて困っている三人に名案を授けてくれる天使だぞ」
フィオ「名案(拒否権はない)を飲むか飲まないかで(命の)明暗わかれそうなんですけど」
フィーナ「皆良い反応してるね、それでこそ探索者だよ」
フィオ「噂を知ってる人と、噂は知らないけれど、本能で気づいた人、そして真実を知ってる人」
フィーナ「こういうところで即興のコンビネーション出来るのも大事だよね、危なかった」
フィオ「危なかったんだ!?」
フィーナ「シスルさんは騒ぎを起こしていたわけじゃないからセーフかもしれないけれどね」
フィオ「まぁこれにて一件落着。落着? 三人パーティが出来上がりましたとさ」
フィーナ「馬鹿みたい、馬鹿みたい、でもその馬鹿が強さの秘密?」
そんなこんなな三人組、そんなこんなな自己紹介
フィオ「Leoさん……」
フィーナ「それじゃだめだって」
フィオ「ティレさんものすごい煽ってくね」
フィーナ「でもクソテレビっていうと……イヤナンデモナイデス」
フィオ「シスルさんの胃がミリミリと音を立てそう」
フィーナ「これぐらいならよゆーかもしれないけどね」
ユーノさん Pno:742
フィオ「ユーノさんの、いや、全ての力の源」
"それは少女の力では制御できず、しかし少女の心に根付いているもの。
それはある時失われ、ある時勝手に湧いてくるもの。
全てはそれに振り回される。
だけど、と少女は思う。"
フィーナ「何か別の、それとは違う力を動かす何かがあれば。
ただユーノさんはコレも自分の思うように扱えるようになりそうだとはおもうのだけれど」
ジュラエさん Pno:781
出所の日。ジュラエさんは荷物が少ない
フィオ「まぁ大事な船は外にあるし、泳ぐための服も取り戻した」
フィーナ「体全体で海を感じ、魂の赴くままに泳ぎ回る、久方ぶりの泳ぎはそれはそれは心地よいものになったかもしれない」
フィオ「ジュラエさん、心の後悔」
サクラさん Pno:790
おいでませレッドバロン
フィーナ「さよならイフリート。そして灼熱の海……のはずが、蒸し暑いぐらいですんでる」
フィオ「海底オープンカフェの激辛坦々麺……っ!」
フィーナ「暑いところで辛いものを食べる……コレもまた格別な休憩なんだよね」
シャウラさん Pno:794
設定が変わることもあるじゃない、にんげんだもの
フィーナ「ということで、再録『Twilight Lagoon』誕生秘話」
フィオ「うん、こんな感じで始まったんだったねー世間知らずというのも今となっては良くわかる……ような」
フィーナ「缶詰とかね、まぁでも実際育ってきた環境というものが大きく意味を持つところだし」
フィオ「それでもちゃんとやってるんだからえらいよね。どこかの誰かにも見習ってほしいものだよ」
フィーナ「お説教も暖かいもの、めがねはINTの上がる装備、間違いない」
フィオ「アガッタキガスルジャナイカナー」
フィーナ「服なんて動きやすさがあれば……」
フィオ「女の子らしさのかけらもないな」
フィーナ「テリメインでも随分たって。きっとこれからも頑張っていくのだろうし、見守るだけで十分、なのかもね」
リンネさん Pno:807
風に聞いた海賊の噂、思い浮かぶのは元の世界でのことで
フィオ「『草海』という、不思議な場所とそこを狩場にする『草海賊』」
フィーナ「そういう知り合いがいるとは意外……と、クリスさんのか、納得」
フィオ「わりと異世界間でも共通することがおおいっぽいよね」
フィーナ「そんな草原地帯でお店をやっていたサトリさん。尋ねてきた少女は昔のお姉さんに似ていて」
フィオ「自信なさげなとこが似ているんだね、ただ決定的に違うところもあるけれど」
フィーナ「才能はあっても自信のなさから実力を発揮できないリンネさん。その姿は何処かもどかしいのかもね」
フィオ「ただ再開してみたらちょっとは変わっているかも……かも?」
フィーナ「ウワァーー」
カシムさん Pno:900
ガーゴイル戦を控えて敵を考える
フィオ「ガーゴイルはとにかく硬いイメージ、海の中に沈んでいてもそれは変わらないよね」
フィーナ「物理も魔術もしっかり対策してある……硬い相手って苦手なんだよね、まぁ得意な人も少ないだろうけれど」
フィオ「護る為の力が立ちふさがる障害になる。それでも先へ進むためには打ち倒し、進んでいくしかない」
ロズさん Pno:917
準備を終えて出発のとき
フィーナ「いよいよ普段の生活から離れて異世界へ。準備はしたといってもその一歩を踏み出すのはやっぱり難しい」
フィオ「だからこそ後押しするいつもの声は大事なんだよね。いけないと足踏みをしていても、行かなくちゃ行けないのだから」
フィーナ「意を決す一言と、ほとんど同時に入り込んで。時間にしてはそこまで長いものじゃなく、いろんな変化が閉じた目の向こうから届いてきて」
"段々と波の音が聞こえてきた。
穏やかに繰り返される波の音。
日に焼けた砂の感触。
足の裏が少し熱い。
潮の香。
風が素肌を撫でる。
髪を揺らす。
さっきまで見えていた色の明滅に代わって
瞼を刺激するのは
夏の日差しによく似た
熱を持った光。
気持ちいい。"
フィオ「到着の実感が着々と沸いてきて、だけれどまだ目を開けるなというマダラさん。何か問題があるのかな?」
フィーナ「微妙な違和感に、ゆっくりと目を開くと、飛び込んできたのは何処までも青い海、驚嘆の声を漏らし、質問するロズさんに、マダラさんの返事は的を得ていなくて」
フィオ「……ん、これは」
フィーナ「あー、大変なアクシデント、たしかに、その絵としてはいいもの……なのかもしれないけど」
フィオ「そんな説明の前に装備の現状を説明してあげて」
フィーナ「とりあえずこれはあとで大変なことになりますね、間違いない」
ベレッタさん Pno:923
『注文しすぎた小麦処分の参考に、極厚パンケーキのバニラアイス添えホイップクリームと季節の果物とイチゴソースをたっぷりトッピング』
フィオ「発注ミスをしてしまったということで、ありがちなミス……とはいっても桁が増えちゃうのはやっぱり大変」
フィーナ「幸い保存は効くものではあるけれど、幾つかの事情も合って余らせるのもあまりよろしくないって事で今回の調査に……調査に」
フィオ「ということでやってきました今回のお店、おしゃれな感じがするけれど、開放的で素敵な場所。ただ集まっているお客さんは女性がほどんどということで、男性はちょっと近づきづらいかもと」
フィーナ「当座の目的である小麦粉の使い道。ここでパンケーキを食べて、そのレシピを盗んでしまおうという作戦。ふむ……完全無欠だな」
フィオ「ということで、メニューから三つチョイス、注文」
フィーナ「そして戦慄。立ち現れたものはベレッタさん曰く"バケモノ"」
"小指の付け根から指先くらいの分厚いパンケーキ。
それが3枚重ね。
表面は小麦の菓子というより、焼糖を塗って仕上げたようなきめ細かいこげ茶色の焼面。
側面はたっぷり卵を使っているのか、柔らかそうな明るい黄色。
湯気と共に漂う甘い芳香は、そのまま食べても十分美味であることが間違いないと教えてくれます。
この時点で既に圧倒的、だがまだこれは序章に過ぎない。
ケーキの上には、本体と同じくらいの高さまで泡立てたクリーム。
白いタワーには、賽の目に切られた赤と、黄色と、緑の果実がこれでもかとばかりに載せられ。
添え物として半球状の乳の冷菓が白と茶色の二種類、ケーキとの隙間を埋めるように赤い果実のジャムソースが白い皿に広がり。
トドメとばかりに、小瓶に入った琥珀色のシロップと小さな皿で添えられた四角い乳脂。"
フィオ「カロリーのバケモノキター!!!」
フィーナ「一食……というか一オヤツ? テリメインはカロリ^消費量が豊富そうな世界ではあるけれど……」
フィオ「メニューを凌駕する現物。写真詐欺などとんでもない、現物詐欺じゃないか!」
フィーナ「これは一つの戦いなのだ、ってなわけで、攻城戦だ!」
フィオ「……ほっとけば自壊するけど、それで勝ちってことにはならないものね」
フィーナ「行儀良く切り分けて、切り出してぐわっとたべる、お味は?」
"温かくて、柔らかくて、甘い。
たっぷり空気を練り込んだ生地は、噛めば口の中一杯に甘い小麦と卵の香り。
少しぽろぽろした焼面は香ばしく、味が濃くてそのままでも十分な味付けに。
それらを、口いっぱいにもぎゅもぎゅ食べると多幸感が溢れてきます。
小麦に、砂糖に、卵に、油で、不味いものである筈がありません。"
フィオ「ですよねー」
フィーナ「次はトッピングのフルーツやクリームをたっぷり乗せて、それぞれが個性の強い味を持っているのに、それぞれが補完しあって、完璧なバランス」
フィオ「次は冷菓を乗せて……そのままでも美味しいそれだけれど、温度の違いもあって二つの相性はいかに」
フィーナ「犯罪だよぉ!」
フィオ「へっへっへ、もう二度と忘れられないぜ……」
フィーナ「そんな風に堪能していれば、もう残りも一枚に、負け戦は勝ち戦へ。最後は慣れ親しんだ方法でいただくと、やっぱり王道のお味も素敵な感じ」
フィオ「コレだけだと食べきれないと踏んでいるあたり、初見の印象は間違っていなかったんだろうけれどね、しっかり食べきって大満足」
フィーナ「船で作るための準備もできたし、コレで何とかなりそうだね」
フィオ「メープルシロップ戦争(2017〜)
ダルムズさん Pno:924
前回のあらすじ。快進撃を続けるダルムズさん、その前に立ちふさがったのは
フィーナ「ヨガバーストすごいですね」
フィオ「石像が沢山現れた!」
フィーナ「くそ、皆して打ち切り漫画みたいな台詞しゃべりやがって!」
フィオ「この先がアトランドへ続いていると聞いてショックを受けるダルムズさん。そうだね、ガンジスに続いてなくて残念だったね」
フィーナ「だめか……ここまでか……でもその心に"非暴力の教え"がある限り!」
フィオ「暴力に訴えない心の強さ……! そうだその意気だよ、そうして突き進む限り、敗れない障害なんてない」
フィーナ「慈愛と非暴力のヨガマスターその覚悟を見せてる時!」
"1匹残ラズ ブッ殺シテヤル!"
結馬さん Pno:956
フィオ「大会二戦目も勝利を飾る。格上に勝てたのは純粋にすごいね」
フィーナ「男の絆?(ガタッ」
フィオ「遠距離型にしたボ……槍もとても良い感じらしく、順調に進めているみたいだね」
フィーナ「闘技とか練習試合で躓くってパターンがこの頃はおおいのだけれど、それも勝てているとすれば順調そのままだろうね」
フィオ「探索のほうも新しい地域に足をかけることになるみたい、アトランドへ行くために門番との一戦を控えて」
"ま、なるようになるか とりあえず門番をぶっ飛ばさないとな
かわいい門番だといいな 「君の門を開けたい」
うん、何言ってんだろうな俺は・・まぁ、かわいい門番って時点で無理か"
フィーナ「本当に何を言ってるんだ……」
フィオ「パーティ内では絆さんが新しい動きを。へぇお店かー」
フィーナ「まぁ何でも挑戦は大事だよね」
フィオ「次の対戦相手がちょうど材料の仕入先と。海が狭いのか、世界が狭いのか」
フィーナ「色と食欲の関係は結構深いらしいからね……悪い言い方だけど毒々しいな『海バナナ』」
フィオ「シンジテマシタ」
フィーナ「上手く繁盛するといいね、難しいこともあるだろうけれど、最終的に上手くいけば」
フィオ「是非もないよネ!」
ミアーさん Pno:958
二人の旅は進む、新しくみえてきたものは
フィーナ「一つはカジノ船。賭け事を好まない人には無縁の施設だよね本当に」
フィオ「ただ商品もいい物を扱っているみたいだからね、ちょっと覗くぐらいなら」
フィーナ「ミアーさんがお小遣いをあげるってことは、お金の管理はやっぱりミアーさんなのかな、それっぽいというか、そうじゃないかなとは思っていたけれど」
フィオ「そしてこちらが本題、行く先に現れたという強敵。避けて通ることはできないその相手」
フィーナ「危険を避けながら進んできたここまで。だけれど進むかぎり、絶対に安全な道なんてない」
フィオ「目の前の脅威は確実に存在する、それを戦い、倒し、乗り越えて、先へ進んでいく、立ち止まり続けないのだから、そうするしかないよね」
素子さん Pno:962
考えなしに保存食にした結果……
フィーナ「手元にはノー食材。つまり一狩りして取ってこなくちゃいけない」
フィオ「今日は普通に釣りとのこと、まぁ『根』はね……でてきちゃうからね、イワナがね」
フィーナ「根に持って根をつかう」
フィオ「ともかく方針を決めて海へ向かったのはいいのだけれど、なにやら天候が怪しい感じに……」
フィーナ「不穏な空気だね、ただ空腹を抱えたまま戻るという選択肢はない。つまりこれもまた一つの戦いなのだ」
フィオ「覚悟を決めていざ勝負。だけれど心をおるように天候は悪化。雨まで……」
フィーナ「だけれどピンチはすなわちチャンスにも! なんか間違ってる気もするけれど。とにかく浮きが沈んで釣竿に伝わる重量。しかも体ごと持っていかれるような恐ろしい引き」
フィオ「おそらく互いに全力を挙げた引っ張り合い、それでも均衡は突然やぶれて」
フィーナ「……道具が耐え切れなかったかーって……ほ、本気ですか」
フィオ「反射的だから意識した動きじゃないかもしれないけれど……相手のホームへ飛び込んでいく形に」
フィーナ「折れた竿もったまま、魚と格闘しようとする人始めてみた」
フィオ「奇遇だね、私もだよ」
フィーナ「逃がさないように糸を巻きつけたけど、これは流石に不利……!!」
フィオ「就職ってコエー」
フィーナ「この状況は狙ったものではないにしろ、頭は冷静にやるべきことをやっている。後は我慢比べだね」
フィオ「胃袋が空ということが災いしないといいけど」
アズテアさん Pno:964
今日は件の遺跡へ。それぞれの朝
フィーナ「顔を合わせたユリウシュさん兄妹とポチさん、それぞれ気合が入ってないと指摘しあってるけれど」
フィオ「朝は仕方ない所もある……。気合入っていても寝癖ついたままの人もいるし」
フィーナ「だれだそれはけしからん」
フィオ「ポチさんも死んだような顔してるし……」
フィーナ「いつもしてる……。カツオなのに早起きしたのが原因らしいけれど。そうなったのはアズテアさんの所為らしくて」
フィオ「アズテアさんは朝から準備に邁進中えらいなー」
フィーナ「褒められるのが好き。それでもこれだけちゃんとやれるのはすごいことかも」
フィオ「他人が関わらないことだとあまり本気にならないのかな」
フィーナ「さて、そうしてようやくやってきました今回の遺跡、見た目はポチさんが一言で示してくれているとおり、四角錘のアレ!」
フィオ「てーてれってーてーれーれー」
フィーナ「先生の知識と見立てなら、この中に目的の場所があるみたいだね」
フィオ「ただその作られた目的や経緯から危ないものが沢山あるのも予想されて、これは危険な旅路になりそうだね……」
フィーナ「先生の指示で隊列を形成。だけれどアズテアさんに渡されたのは……お魚?」
フィオ「なるほど、水質検査に使うのか、体が小さいということは許容量も少ないだろうからね」
フィーナ「さすがに普通じゃない水だとスキルストーンでも危ないこともありそうだものね」
フィオ「ついでにポチさんの出動をすぐに出来るようにとのこと、墓荒らし対策への切り札になるかもってさ!」
フィーナ「あっ……」
フィオ「ここからはDieジェストでお送りします」
フィーナ「坦々と言ってる先生が怖い」
フィオ「皆冷静に処刑の様を見ているのがシュール」
フィーナ「空気入れれば何とかなるのか」
フィオ「流石ポチさんだなんともないや!」
"『先生、こういうのはな、
切り札やなくて人身御供言うんや』"
フィーナ「て、適材適所……」
フィオ「笑顔の子供達よ、教育はしっかり選ぼうね」
フィーナ「頼まれればいっちゃうポチさん。しゅごい」
フィオ「罠を見抜いたり解除できたりしない以上はこういう手段をとるしかないものね、命を軽視するのはもちろんよくないけれど、タンクロールみたいなものもあるし、大きな犠牲を避けるのなら仕方ないのかな、とも」
フィーナ「さて、あきらめ混じりに進んだポチさんだけど、果たして何が……あ」
フィオ「お?」
フィーナ「octopus!」
フィオ「流行のゲームは嫌いかね?」
フィーナ「面白そうだよね、実に」
フィオ「次回予告は『渡し賃』……川を渡すのにってアレだよね?」
フィーナ「干物もミイラも寝かたほうが美味しくなる、たぶん」
アファイブさん Pno:976
連戦連勝ーかと、おもっていたのかぁ?
フィオ「あぁ……焦げてる」
フィーナ「最高神は時に残酷だけれど、時に優しく微笑んだりするからなぁ」
フィオ「負けてしまっても、次につなげていきたいね、レッドバロンの生き物はかなり強くて有名だし」
フィーナ「換えがきかないのなら治るまで待つしかないのかな、ただこういう傷は逆襲のための動機になったりもするし勝つまでやれば負けはしない!」
フィオ「灼熱地獄に落とすとか、かなり過激な発言だね」
フィーナ「弱点がわかるのはいいこと。そこから新しく歩めることもよくあることさー」
フィオ「たまには『めた』もいいじゃない、ということで神サマ次世代は燃えないやつでね」
イルヤさん Pno:1020
長い距離を越えて。イルヤさんの所へ現れたラビさん
フィーナ「……ここ海中だー!!?」
フィオ「しかも結構深いとこだったみたい、海水飲んじゃったかな……」
フィーナ「スキルストーンがないとどうしてもこうなっちゃう、忘れないようにしないとね」
フィオ「とりあえず目を覚ましてよかった、介抱してもらって、食べられるかな?」
フィーナ「ラビさんを連れてきたゴーレムを確認するとミオさんとの通信がつながって。怒涛の展開だけれど状況は飲み込めたみたいだね」
フィオ「あの父親だし、感情は複雑なものもあるだろうけれど、とりあえずはよかった……かな」
ソラさん Pno:1042
教会に広がる笑いの輪、その中心はソラさんの副業?
フィーナ「冒険者としてのお話で、語られていない部分が誇張されちゃったのかな」
フィオ「冒険者ならまだいいんじゃないかな、バトルマスターとか、バーサーカーとか言われなき戦いの化身みたいにされなければ」
フィーナ「謂れがないか……はわからないけど」
フィオ「武器を使わない冒険者というの珍しいからね、でもそうやって拳を披露すればイメージの刷新も出来るんじゃないかな」
フィーナ「二つの面を持つシスター……うん、いいかも」
フィオ「冒険者は荒くれ者でも勤まるからね。いんてりじぇんすなところも発信していこ」
フィーナ「継続は力なり、続ける限り絶対に出来るようになるよ」
メルエットさん Pno:1045
フィオ「ユーリスさん書き物の計画がつぶれる」
フィーナ「無理にどかすわけにもいかないからね。地べただと寒そうだけど、風邪ひかないといいね」
フィオ「静かな夜。読書にはうってつけ」
フィーナ「ちらちらみてた!」
フィオ「あいも変わらず紳士だね」
ロジェさん Pno:1080
外れた首輪、その代わりに貰うものは
フィーナ「与えられたのは名前だけれどコレまでとは違う、一族の一員としての名」
フィオ「そのときはぼんやりとした表情をしてしまったけれど、思い出してみると」
フィーナ「昔とは随分変わったんだねぇ、それに……首輪を『外された』のもこういうことだったのかとわかると、なんか良かった」
ヨビスエさん Pno:1093
ヨビスエさんが見たえっちな夢とは
フィオ「まどろみの寝床。優しく触れてくるその感触は」
フィーナ「間違えるはず、ないものね。だけど薄く目を開いたら」
"私のおっぱいを撫でているのは魚のひれでした。
その持ち主は、なぜでしょう、目を凝らそうとしても焦点が合わずに見えなかったのです。
でも私はそれに疑問を持たず、なるほど、薄布のように淡い愛撫は、本当に薄布のようなひれで撫でられていたからなのだなと納得しました。
そして周囲を見ればそこは生暖かい水の中なのです。
そしてもっと遠くを見れば透明な壁があり、私たちは硝子の鉢に閉じ込められているのです。
その時、ひれがついに胸の先端をかすり、「ああ」と声を漏らしました。
快感の声であり、得心の声でした。
目を閉じると、短く途切れる喘ぎを何度もあげて、私は溺れていったのでした。"
フィオ「えっちだ……」
フィーナ「ともかく『彼女』のものじゃなかった。そしてそこはいつの間にやらベッドでもなくて」
フィオ「あまりに気持ちよくてふわふわして、だんだんと一番敏感なとこに近づいてきたときに、相手をちゃんと確認しようとしたら」
フィーナ「哺乳類だよ!」
フィオ「鯨ってのが意味深だよね」
フィーナ「ここからすごい夢の中っぽい理不尽というか、理解不能という感じだね。くるくると姿を変えるそれ、だけれど変わらなかったのは『鉢の中は窮屈だろう』ってことで」
フィオ「うぅん、本当に意味深だなぁ。立ち現れるモノはそれぞれ現実と対応していそうでしてない感じもする」
フィーナ「しゃべれないのも、伝えられないとかそういう意味があるのかもしれないしね、それはともかくとして一人に残されたヨビスエさんは……」
フィオ「中途半端かなぁ、十分えろかったとおもう」
フィーナ「びしょ濡れだぜ(枕」
フィオ「さらにヨビちゃんの夢占い。そういう解釈になるのかー」
フィーナ「それで満足する先生はまずいとおもいます、だけれどあの人ってなんかとりあえずそういう方向に持ってくんだっけ」
フィオ「普通、普通ね」
フィーナ「諭吉くん、何かいいたげだけど」
フィオ「うん、自己申告だけじゃなくて、実際にそっちの線はなさそう。だけれど藍子さんにそういう投影している可能性もあるのかー」
姉妹と仕立て屋さん Pno:1102
遭遇カジノ船。お金がない人たちはどうなっちゃうの?
フィーナ「やばい方向に盛り上がっている」
フィオ「でも、ないとは言い切れないのが中々怖いところ」
フィーナ「海賊以外もこんなルートで収容されちゃうのか……」
フィオ「チンチロやって脱出だね」
フィーナ「ギャンブルは結局胴元が勝つ様になってるんだっけ?」
フィオ「そうだね、『手数料』が倍率に含まれていて、それで少しずつ全体から集める感じ。ただ、今回のお話では普通に負けてるみたいだけど」
フィーナ「恐ろしい罰ゲームだ……! って。えぇ……」
フィオ「裸吊りが文化の場所もあるらしいし……? レフさんも知らないとか結構レアなんじゃない?」
ノーチェさん Pno:1154
毎日の日誌、今日の記録係はフィロスさん
フィーナ「ひぇごめんなさい」
フィオ「でも指示だとわかれば普通にやってくれるんだね、今の反抗的な態度も記録されちゃったけど」
フィーナ「しゃべって記憶できるのは便利だよね、文字を書くのも能力がいる場合もあるわけだし」
フィオ「今回みたいに何でもかんでもは困るかもしれないけれどね」
フィーナ「さて今回は少し強化方針が立ったみたいってお話」
フィオ「そういえばノーチェさんって普通に改修とかするのかな……?」
フィーナ「一度弱い立場になっちゃうと、どうしても立て直すのも難しいよね」
フィオ「レッドバロンに早く行きたいみたいだけれど、その理由は、おつまみかなぁ」
フィーナ「お酒もっていっているしね、レッドバロンの焼魚は生きたまま焼けてるから新鮮だしね」
フィオ「セルリアンは比較的普通の海に近いのかな、住んでいる魔物はそうでもなかったけれど」
フィーナ「あぁやっぱり普通に改造できるんだね。アビー先生も確か結構激しい人だったよね、喧嘩とかになったら大変そう」
金獅子様さん Pno:1189
フィオ「ふ、踏まれてるー!?」
フィーナ「いやこれは練習試合でチーム内での格付けみたいな一戦があった結果なので、全く問題はない、ある」
フィオ「やっぱりこのあたりに『ある』んじゃないですかねぇ……」
フィーナ「あんまり普通に探りたくはないようなものだからねぇ、さて、どうするのか」
イリューザさん Pno:1192
新情報は今度こそ吉報となった様子
フィオ「カジノ船にはがっかりしてたからね」
フィーナ「外には見せなくても心中は滾ってるみたいだねー」
フィオ「さて、カジノ船は確かに現れた、だけれどそれはお互いの進路が交わっていただけのことで、イリューザさん達が進む先にて新しい発見があったんだね」
フィーナ「噂には聞いていたけれど、かなり奇妙な光景だよねアトランド、でもこういうのが冒険っぽい感じもするよね」
フィオ「変化のない毎日はどうしても辛いからねぇ……海の中ってのは特にそういうのが強いように思うよ」
フィーナ「まぁだからこそこれは本当によかったね、そしてもう一つ。海賊達が跋扈する海域について」
フィオ「こっちもわざわざ避けてきたのが生きた感じだよね、海域のことは気になるけれど、とりあえずは縁はなさそうで」
フィーナ「さて、それでアトランド。なんだけれどこっちにも門番がいるって事。不意をうたれる人たちが多かったであろう、ガーゴイルだね」
フィオ「イリューザさんの世界にもいたらしくて、情報としてはある程度持っている感じなのかな。ただ守る用途に使っているというのはなんか間違ってるみたい」
フィーナ「石像然としてるから、設置しているイメージを持っちゃうのかもしれないけれど、実際はそう見えるだけの魔物って事だからね」
フィオ「……もしこれ設置してたんだとしたらめちゃくちゃ迷惑だなぁ」
フィーナ「少し後ろを行く関係から情報は先に手に入れることが出来る、でもいくら情報があっても実際の戦いに役に立つとは限らないんだよね」
フィオ「だからこそしっかり戒めて、しっかりと準備をする。情報から想像できることをカバーすることはもちろん、想像の外側から来るであろう事にも備えて」
フィーナ「戦いは避けられるものじゃない。何せその先に行きたいのだから。ここですごすごと引き返すぐらいなら、最初から海には出てないよね」
弁天ちゃんさん Pno:1213
カジノ船すげぇな! でもこれって……
フィオ「狂気の沙汰ほど面白い……!」
フィーナ「その口上ちょっとまったー!」
フィオ「さらっと使用料とろうとしてるー!!」
フィーナ「こういう一般的普及物に関しては請求できないとか何とか」
フィオ「さて、カジノ船のおかげでお店も充実めでたしめでたし、と思っていたのか」
フィーナ「いや、目の前の事象だけで言えば目でたしなんだけどね、なんていうか……いろんな人のところにさも当たり前のように同じものが現れてるのってどうなのよ、と」
フィオ「外側の目を持っている人ばかりじゃないからー多分平気なんだろうけれどねー。あ、ちなみに私も平気ですよ、正気正気」
フィーナ「シュナイダー氏1000人組み手、もとい溺れはすさまじい光景でしたね」
フィオ「まぁそれはともかくとして、今日勝てば次はガーゴイル。しっかりやっていきたいね」
フィーナ「……たしかにね、サラマンダーやらイフリートやら、ガーゴイルもそうだけど、何で海底なんだよ!? っての多いよね。やっぱり沈んだ前の姿が気になるところだねぇテリメイン」
Z姫さん Pno:1245
Z姫さん強化計画にあわせてお買い物中
フィオ「村はジャ○リパークだった……?」
フィーナ「お、お金のことちゃんとわかったんだねえらいえらい」
フィオ「さて持ち込みますは一つのSSと一つのTG、これおねがー……ひぇ」
フィーナ「この店主さん顔面力強くない?」
フィオ「なるほど熱属性ウィンドブラストか、考えたね……」
フィーナ「うん、熱属性ウィンドブラストならこれまで以上の戦果を挙げることも容易だろうね……」
フィオ「あれ、なんかこの店主さん顔面に比べて色々親切だな」
フィーナ「人は見た目にはよらないってことだね、とおもったら、なるほどこれが目的か」
フィオ「まぁ、確かに熱属性ウィンドブラストだとちょっと呼びにくい、文字数も多い!」
フィーナ「元気の良い返事。だが断る」
モニカさん Pno:1340
海底杯二回戦はどうやら負けてしまったようだけれど
フィオ「強い人は本当に強いからねぇ、それが徒党を組んでいるんだからなかなか勝ち続けるとは行かないよ」
フィーナ「でも、前向きでよかった。確かに後続であるということを悪く考えなければ、頼もしい開拓者ってことにもなるよね」
フィオ「ということで三回戦のお相手についてだけれど」
フィーナ「ふむ……どれも海底にいるとは思えないな」
フィオ「魔導書……他人とは思えない! 三角海域ってのはあの名高い魔の海域のことなのかな」
フィーナ「バランスよく配置されたチームは大崩れしない。ただ一角を崩すことができれば、正気も見えてきそうだね。何より参考になる一戦になればいいね」
フィオ「探索のほうでは少しアグレッシブに行こうかという相談があったみたい」
フィーナ「実入りがいいのは確かなんだけどね……今回は様子見になったけれど、本当に危ない相手も多いからそのあたりを見極めることも大事だよね」
こくりさん Pno:1457
レッドバロンへ向けて準備をする中で、こくりさんは意外な邂逅をすることに
フィオ「こくりお母さん、ママー」
フィーナ「お母さんっぽい、か。そういう関係のパーティもいいよね……」
フィオ「さよさんの嫌そうな顔が浮かぶけど」
フィーナ「さて宿にする場所へと向かっているところへやってきた音は」
フィオ「これってピンだっけ? 相手の位置を探ったり自分の位置を教えたりするやつ」
フィーナ「なんだったっけかな。ともかくその後にやってきたのは巨大な潜水艦。轢かないように警告をならしたみたいだね」
フィオ「こくりさんはその様子を無言で見上げて、どうやら一度見たことがあるのに似てるとか」
フィーナ「記憶は協会へ行く前の話へ。見たこともないような建物はやはり見たことのないような内部をしていて、それらを全て理解するのはかなり難しそうだと」
フィオ「うーん、聡明なこくりさんでもそう判断するのだから、かなり高度なものなのかもね」
フィーナ「機械は動いていて、それを頼りに色々探ってみるけれど、……あーだめだ頭痛くなりそう」
フィオ「ただもう少し探索してみると、人が眠っているのを見つけたみたい、眠り……といったけれど冬眠ってのが正しいのか、お話かなんかでよんだコールドスリープってやつかな」
フィーナ「ただ外の状況と比べるとその様子はあまりに異質だよね。うん、少なくともレジャーではないとおもうな!」
フィオ「そしてその後運命の出会いが……!」
フィーナ「潜水服キター。でも本当に偶然だったんだね。このあと波に攫われたり、ぎこちなく動きの練習をしたりしながら今日まで来るわけだけど」
フィオ「中の人。の行方は気になることは気になるけれど、もうそれを知る人もいないかな、全ては波が攫ってしまったのか、もしくはわずかばかりの大地の上に残っているのか」
フィーナ「潜水艦から、少しだけ昔のことを思い出して、でも今は先に進むだけ、これから渡る海はレッドバロン、灼熱をその身にやどした炎海なのだから」
アイリさん Pno:1473
カジノ船への道程、笑うアイリさんの心中は
フィオ「鉄火場ってイメージよりは、そういう遊びと社交的な面が同居してるイメージだな」
フィーナ「小金を稼ぎ続けることも大変なんだよね……」
フィオ「そうそう、手数料があるからねぇ。ギャンブルじゃなければ真剣にやれば勝てもするんだろうけれど、投資とか」
フィーナ「それってギャンブルじゃないの」
フィオ「テリメインノ環境なら発展していく事業も多いだろうし、そういうのに投資しておけば、後から大きくなって帰ってくるんじゃないかな、全部海の中に沈むかもしれない、って考えるとギャンブルになっちゃうかもだけど」
フィーナ「知らぬが仏。損害が出てからでは遅いけども!」
フィオ「象の案内を頼りにいざゆかん、でも何で象なんだろう」
フィーナ「大きい、リッチ……そういうイメージ?」
ファルトさん Pno:1488
toアトランド。ガーゴイルとの……
フィオ「見える景色は海中島。ここから先はアトランド」
フィーナ「というわけでお出迎えがきたぞい」
フィオ「……その発想はなかった!」
フィーナ「ファルトさんの素朴な疑問、そしてそれに答えられないアストさん」
フィオ「可能性は……あるのかーうーん」
フィーナ「動く石像なのか動く石像然としたものなのか、そのあたりも曖昧だよね」
フィオ「だけれどもう戦火は開かれてしまった。仲間を助けない選択肢なんてあるわけないし、いざいざ」
フィーナ「機会損失かもしれないけれど、まぁ似たようなのも多分いるでしょ、たぶん……」