2030年02月16日

はじめに/おしらせ

はじめに

 このブログはloxia様が運営する定期更新ゲーム『Seven Seas』内におきまして

 Pno162の近藤アントニオ様が設立されたコミュニティ
『潜航日誌がんばりたい!』に参加している方々の日記への感想を書くことを主な目的としたブログです。

 各種日記や登場人物、設定などの著作権はそれぞれの作者様に帰属します

 また扱われる名詞は特定の個人や団体を表すものではなく、それらとは無関係であることを宣言します。

 多くの方の作品を題材とさせていただくため、最大限の敬意と最大限の注意を払い、記事の作成を行っておりますが、ミスや不愉快な点などございましたら、管理人のほうへご連絡いただければ幸いです。



お知らせ

この欄は頻繁に更新されます。

☆お詫び


しばらく毎週金曜日に更新します
時間は朝の7時前後か、夜の6時前後になると思われます


次回は2/23になります。


2/16
更新しました。14回が終わったので次回から15回に入ります。
リンクなどは↓

14回終盤からの変更点について。

2/16の更新から(お名前を挙げさせていただきますと、1192のイリューザさんから)
日記から多くの引用を使わせていただく書き方をするようにしています。
この形にしたのには幾つか理由があるのですが、主に元の日記を読んでいないと、よくわからない感想を書く事が多かったため、どのような部分から書いているのか、というのを明確にしたかったということがあげられます。
また、引用させていただいた文章から、元の日記のほうを読んでみようと思っていただけたりすると、私としても嬉しい限りです。
ただ、どうしても引用が多くなり、ともすればほとんどの文章をこちらで使わせていただいているような状態になってしまう現状です。このあたりはもう少しバランスを取れるようになっていけばと考えております。

また、どうしても文字数がこれまでより爆発的に増えるため、再び記事の分割をすることになると思われます。今回も2/16の更新の分だけ別記事という形になってしまいました。
ご不便をかけることにもなりますが、どうぞよろしくお願いいたします。





・お知らせ


・2/9
感想のページを見ていて、文字の大きさや色、背景色などが気になったのですが
もっと大きくしてほしいといった意見などがありましたらウェブ拍手やコメントの方に一言いただければ幸いです。
どれもさほど労力をかけずに変更できるものなので(多少デザインが崩れたりするかもですが、元からだから問題ないな!)遠慮なくおっしゃっていただければ嬉しく思います




・2/16 更新しました
第14回・前半
第14回・後半
Pno1192:イリューザさん
Pno1213:弁天ちゃんさん
Pno1245:Z姫さん
Pno1340:モニカさん
Pno1457:こくりさん
Pno1461:リンシャンさん
Pno1473:アイリさん
Pno1659:リンスさん
Pno1730:スヴェータさん
Pno1858:トリスさん

が今回の更新分になります。

☆進捗

・大まかな進捗についてはこちら



第二回更新:こちら


第三回更新:こちら 追加分


第四回更新:こちら 追加分


第五回更新:こちら 追加分


第六回更新:こちら


第七回更新:前半 後半(923〜)


第八回更新:前半 後半(923〜)


第九回更新:こちら


第十回更新:
前半
後半(1020〜)


第十一回更新:
前半
後半(1020〜)


第十二回更新:こちら


第十三回更新:こちら


お返事記事:
こちら







・投稿予定日は目安です。一日ずつ追加。

6回からは一つの記事にまとめられそうです。
無理でした。




 決して作業効率よく、順調に進んでいるとはいえない状況ですが、出来る限り良いものをお届けしたいと考えておりますので、もうしばしお時間をいただければ幸いです

posted by エルグ at 00:00| Comment(2) | 日記

2018年02月16日

第十四回日記感想・後半



(TOPに詳細)新しい書き方を試した結果、文字数が大幅に増えてしまったため
別記事として分けさせていただきます。

Pno1192:イリューザさん

Pno1213:弁天ちゃんさん

Pno1245:Z姫さん

Pno1340:モニカさん

Pno1457:こくりさん

Pno1461:リンシャンさん

Pno1473:アイリさん

Pno1659:リンスさん

Pno1730:スヴェータさん

Pno1858:トリスさん


イリューザさん Pno:1192

"イリューザたちとは別、海賊達が日々抗争を繰り広げながら進む海路の先に、
渦潮の海《ストームレイン》が拓けたという。

これで7つの海のうち4海域、半数以上に到達した事になる。
探索が始まってからまだ2週間も経過していない。
"世界"内外から歴戦の猛者達が集結しているから、というのもあるかもしれないが
このペースで進めば1ヶ月程度でこの"世界"を制覇できてしまうのではないだろうか。"



フィーナ「確かに。考えてみると新しい海が開けるペースはやいよね」

フィオ「今ではもう全て開けちゃってみるみたいだからね。ただ――、見えている場所だけが全てなのかはわからない」

"海域の発見自体はアトランドと同時期だったという話だが、
こちらの件については当日中に耳に入ってこなかった。"



フィーナ「注意はしていたけれど、情報を仕入れるのはちょっと遅くなってからだったみたいだね」

"また、レッドバロンなら周辺の海水温度の上昇、アトランドであれば
海中に浮かぶ島々とその海域における分かり易い特徴が見られたが、
そのような兆しに関しても今のところは一切聞き及んでいない。"



フィオ「異名からすればやたら渦があってもおかしくないんだけど、ただ進みやすい海じゃなさそうだよね」

フィーナ「名前のほうも嵐が吹き荒れていそうだしね、でも何で情報が遅れたのかな」

"単純に聞き逃がしていたのであれば自身の手落ちと反省するだけだが、
何しろ海賊達――と、一応、海賊狩りの面々――の跳梁跋扈する海域である。
意図的に隠蔽されていた可能性もなくはない。のだが、一日そこらで割れる情報に
そこまでする価値もまたないはずである。単に前者、聞き漏らしていただけだろうか。"



フィオ「確かに。最短突破者だけが何らかの恩恵を受けられるのならともかく、この短い期間だけ隠蔽する労力のほうが大きそうだよね」

フィーナ「それでも聞き漏らしってのは慎重なイリューザさんには珍しいなって思ってたんだけど……」

"大災害『カラミティ』の影響か、自身はそう思っているつもりはないものの
激流に対しての恐怖心が深層意識に根付いており、イリューザは無意識のうちに
この海域へ行く事、そもそれに思い至る事をすら、避けようとしていた。
アトランドと同時に提示された選択肢であるにも関わらず、新たな海域と聞いてなお、
レッドバロンほど興味を示さなかったのには、進行ルート上海賊達が
多く進むと思われる海域というだけでなく、そのような背景があったからであろう。"



フィオ「……小さいころに刻み込まれたトラウマだろうからね。でも、あまり縁のないであろう海域でよかったかも」


"しかし今はストームレインよりも海中島の海《アトランド》に注力しなくてはならない。
何しろ明確な危機が今まさに目の前に迫っている。"



フィーナ「『ガーゴイル』だね。しかもそれは自分が想定していたやつよりも、もしかすると厄介そうなもので」

フィオ「水分や空気を奪う力。『門番』としては最適かもね、長期戦でもするとなるとジリジリと壁際に追い詰められちゃう」

"やはり事前に情報を収集できる今の立ち位置に留めておいた方がよさそうだと
イリューザは改めて思った。最適な準備をするにはまだ足りない、とも感じるが
それでも情報のあるとないとでは、採れる対策の幅が段違いだからだ。"



フィーナ「決して奢らない。自分達がまだ未熟だという自覚があるからこそ、備えて備えて、その上で負けても、その次のために備える」

フィオ「準備しすぎてしすぎることはないかな。やりすぎて疲れちゃったりすると逆効果だけど」

"暫く進むと、開けた場所に出た。
眼前に大小の『島』としか表現できないものが、海中、そして見上げると海面、
空中にまで浮かんでいる。聞くのと実際に目にするのとでは感想も全く異なる、
美しい、とはまた違う、実に不思議な光景が広がっていた。

海中島の海《アトランド》、その玄関口とも言える領域へと踏み込んだ。
これらは滅びと共に沈んだ、元は海の上に在った陸地の別の姿なのかもしれない。"



フィーナ「見えてきた『アトランド』一体どんな過去があって、こんな海が作られたのかはわからないけれど、本当に不思議な海だよね」

フィオ「陸地が沈んだとして、こういう形に保持されるのはどんな影響なんだろうね」

"一方的に浮くでも沈むでもなく、この島々がその位置関係を静かに維持しているのは
水や土、風のエレメンタルの力が絶妙に保たれている為だろうか。"



フィーナ「イリューザさんの説。……説得力がある」

フィオ「いま、ヨガと比べたでしょ?」

フィーナ「光景は不思議だけれど、それ以外の部分はコレまで進んできたところとあまり変わらないみたいね、そして――」

"その遺跡の番人か守り神かに扮した異形の存在が、擬態を解き近付いてくる。
情報通り、その数6体。振り返らず後方の2体に合図を送り、身構える。
策は練ったつもりだ。それが功を奏せばいいのだが。"



フィオ「練った策。準備した心と身体。『門番』との一戦。結果は果たして」


弁天ちゃんさん Pno:1213

"ガーゴイル(英: gargoyle)は、怪物などをかたどった彫刻であり、雨樋の機能をもつ。彫刻のない雨樋はガーゴイルとは呼ばない。また、雨樋のうち彫刻のない部分もガーゴイルといわない。本来の意味である彫刻としてのガーゴイルは、主として西洋建築の屋根に設置され、雨樋から流れてくる水の排出口としての機能を持つ。
(出典:Wikipedia)"



フィーナ「引用を引用」

フィオ「あくまで雨樋としての役割なんだねぇ」

"なんでガーゴイル海の中にあるの
なんでガーゴイル海の中にあるの

大事なことだから二度言ったよなんでガーゴイル海の中にあるの(三度目)"



フィーナ「大事なことなので。確かにこの説明をかんがみると海の中にある意味がわかんないよ」

フィオ「やっぱりもともとは水上に、って皆考えるよね。水路。水路か……」

"ただそれなら水没までしたのに元気に動いてるガーゴイルは何者なの
元々水中でも動けるように調整されたガーゴイルってことなんだろうか
いや石像を水陸両用にするくらいならもうちょっと何かやりようあるでしょ、なんなのここ"



フィーナ「最初から魔法が編みこまれていた、とは考えにくいかな。だとするとこの海の魔力が石像に影響をあたえたとかかな?」

フィオ「だとすると探索者も魔物になりえるってこと?」

フィーナ「……んースキルストーンがあれば大丈夫じゃない、か?」

"なんでもこいつら脱水なるデバフ、じゃない状態異常をこっちにふっかけてくるらしーよ
水の中で脱水かー
やばいねなんか喉乾いてきた。喉乾いてこない?
終わったらビール飲もうビール、な!"



フィオ「水を摂取する能力を減退させているのなら、デバフともいえるかもしれない」

フィーナ「お酒は飲めないなぁ。でも喉が渇いたときのビールって美味しいって聞くよね、勝利して、勝利の祝杯といけるか」


Z姫さん Pno:1245

"「あれー?おかしいナ〜……どっちから来たっけ??」

少女が路地を右往左往しています。
近くにツ・カイ青年の姿はなく、どうやら迷子になってしまった様子です。
少女の迷っている路地は、とても狭い上に干された洗濯物が陽光を遮って薄暗く、壁にはスプレーでラクガキがしてありました。
おまけに道に目をやればゴミが散乱している始末、まさにスラムの路地裏といった雰囲気です。

                   

『マヤウェル』
セルリアンとレッドバロンとの境に位置し、金持ちや冒険者たちがバカンスに訪れて賑わう観光都市です。
しかし、近年は都市に住む人々の貧富の格差が広がっていて、きらびやかな大通りを少し外れるとスラム街が広がっているようなところもあって、
治安の悪さが深刻な問題になっていたりします。

そして、今少女が迷っているのも、そんな路地裏のひとつでした。"



フィオ「これはまちがいなくピンチ!」

フィーナ「大丈夫大丈夫……スラムだからといってそんな簡単に」

フィオ「迷子になった理由は――」

"ふたつの航路が交わる場所であり、大通りには東西のあらゆる品物を扱うお店がズラリと軒を連ねていました。行き交う様々な恰好の買い物客たち、商人の威勢のいい掛け声。
まるでおもちゃ箱をひっくり返したような大賑わいでした。

「わっ、なにこれなにこれ。たのしそー!」

「おい、勝手にうろちょろするなよ。この人混みだ、はぐれたらすぐ迷子になるぞ」

そして、案の定、うろちょろしてたら迷子になったよ←イマココ! というわけなのです。"



フィーナ「……しってた」

フィオ「人が多いところだと迷子になりやすいよね、しかたないね」

フィーナ「ただ迷った場所が悪い……けど、大丈夫かな」

"角を曲がっても曲がっても同じような路地裏が続いていて、もう最初にいた通りがどっちの方角にあるのかも怪しくなってきました。
そんなに大通りから離れていないハズなのに、先ほどまでの喧騒がまるで夢だったかのように路地はしーんと静まり返っていて、自分のペタペタ歩く足音がやけに気になります。
まだ日は高いハズなのに、だんだんと暗〜くなってきたように感じるのは気のせいでしょうか?
路地に建つ家の真っ暗な窓からは人の気配がしますし、なんだか差すような視線も感じます。

さすがに怖くなってきたので、引き返そうと考えている少女に「おい」といきなり声がかけられました。
びっくりした少女が振り返ると、男が数人立っています。"



フィオ「……ダメだー!」

フィーナ「明らかにダメな人たち、優しい言葉に引っかかっちゃう」

フィオ「これが少女誘拐の場面か……ってそんなのんきにしてる場合じゃない」

フィーナ「素直に信じるのは彼女らしいけど……」

"少女の警戒スキルはほぼほぼゼロなので、こんな見え透いた明らかな嘘でも簡単に引っかかってしまいます。
もうすぐ自分たちのナワバリに到着します。着いてしまえば脱出は不可能です。"



フィオ「こ、これ流石にやばいんじゃ……」

フィーナ「いや、これは……?」

"ところが、その数分後、男は地面に突っ伏して自らの不幸を泥の味と一緒に噛みしめていました。
仲間の男たちも、全員その辺でのびています。
とあるお店の前を通った時、突然少女が「呼ばれてる気がする」と言い出して立ち止まったのですが、
それを無理やり連れて行こうとしたら、一瞬でこの有り様です。"



フィオ「いきなりのしてる!(ぐっ」

フィーナ「でも、なんかいつもと雰囲気違ってるね、実力差のことも考えればこうなるのは不思議の一言」

フィオ「まぁなんにせよ脱出できてよかった」

"少女がハッと気づくと、そこは薄暗いテントのような場所でした。
装飾の凝った年代物のテーブル、布と埃のかかった水晶玉、雑に並べられた絨毯、古めかしいランプ……
ここはスラムにある故買屋の、商品を置いてある場所のようでした。"



フィーナ「『呼ばれてる気がする』……か」

フィオ「なんか宝石? が呼んでる? もしかしてすごい掘り出し物なのかな?」

フィーナ「さぁねぇ。ところで危機はまだ終わっていないみたい、今度は捜索隊が同じ店内に!」

フィオ「あー盗品か…・・・さっきのやつもそうなのかな」

フィーナ「ここで使い魔さんの特殊能力が発覚。近くにいると姫様をサーチできるゾ」

フィオ「そんな都合よく……ハッ」

"「……なんかいるみたいです、近くに」

「な、なんだと?!」

「この店の奥から姫様の気配を感じます!」

「了解した!」


「おい、店主、ちょっと厠を借りるぞ!」

「はい?ちょ、ちょっとお客さん!そっちは…!」

店主の制止を振り切って、ひとりと一匹は奥の部屋に飛び込みました。"



フィーナ「あああ……」

フィオ「だけれどそこに姿なく、どうやら裏口から出て行ったみたいだね」

フィーナ「入ってきた場所も裏口だったのかな、間一髪、だけど当然まだ追ってくるよね」

フィオ「いや、その心配はないみたい」

フィーナ「……」

フィオ「……」

フィーナ「十中八九姫様の仕業だし、所属的にはその責任を取るのも仕方ないよね」

フィオ「濡れ衣とか言うやつが一番怪しいんだ働け働け!」


モニカさん Pno:1340

"
今日はアトランドと呼ばれる海域の門番を倒しましたでーす。
硬くて数の多い敵でしたけど、何とか全部壊せましたです。

…ガーゴイルの一体に、見覚えのある短剣が刺さっていました。
たぶん、ダーリンの持ち物の1つだと思うです。

"



フィーナ「まずは突破おめでとう、探し人の手がかりも手に入れて、このまま進みたくなるのもわかるね」

フィオ「仲間同士だし、お願いして了解してもらえれば全然いんじゃないかな。無理を言ったって程のことじゃないと思う」


フィーナ「エープリルのは冗談にならないからね」

フィオ「テリメインだと他人の使用済み水着が漂着とかはしてそうだよね」

フィーナ「なんか危ない毒とかもっているかもしれないけどね」


こくりさん Pno:1457

"潜水服の一行はレッドバロン海域へ足を踏み入れ、海域の有様を目の当たりにして唖然としていた。海底には赤熱化したマグマが流れており、方々で何かが激しく燃え上がっていたのだ。水と火炎は相容れぬものだという浮世の常識とは隔絶したあの世の光景であった。海底はいたるところで空気幕で覆われて火炎が沸き立ち、空気膜からあぶれた泡がひっきりなしに立ち上っていた。また、地形は起伏が激しく、湧き上がるマグマが日々岩礁を育てている。"



フィオ「セルリアンとは同じ海と……しかも隣り合った海とは思えないほどの変化だね」

フィーナ「実際海が変わると世界が変わったぐらいの変化もありそうだよね、セルリアンからアトランドはそうでもないのかもしれないけど、ストームレインとか、レッドバロンはかなり別物に感じることもありそう」

"こくりが住んでいた山もまた火山であり、レッドバロンほど活動が活発ではないにしろ、大地から湧き上がる炎熱には馴染みがあったのだ。こくりはふと苦味のある笑みを浮かべて呟いていた。海底とはいえ、地上には変わりないというわけか、と。"



フィオ「確かに海の底であっても、ある意味では地上とは言える……のかな」

フィーナ「少なくとも人が住むような場所ではない、とおもうけど」

"こくりはちらと和装の青年の顔色を伺う。その顔には汗がしたたれていた。レッドバロン海域は常人が快適に過ごすには適温とはいえないようだ。こくりはふむと唸る。とはいえ、レッドバロンには遺跡は残されており、人が住んでいた形跡がある。遺跡は人間が快適に眠ることができる場所が残っているのかもしれない。潜水服の一行はその日の寝床探しも兼ねて遺跡探索に励むことにした。"



フィオ「形跡残ってるんだものね……確かに遺跡の中であれば休憩できる場所も見つかるかもしれない」

フィーナ「遺跡自体が魔力を持ってることもあるんだっけ? それならその魔力で海から守られているってこともあるかもね」

"炎熱の海域を探索するにあたり、潜水服は一枚の護符を胸元に貼り付けた。イフリートの宝箱から出てきた耐熱性能を向上させる護符であった。護符は元々紫髪の幽霊の保有するものであったが、護符には装着者を鈍重にする効果もあり、紫髪の幽霊は利用する予定はないということで潜水服が紫髪の幽霊から譲り受けていたのだ。"



フィオ「お、もらい物だね、しかもお供えという形じゃなくて、気にかけてくれた結果みたい」

フィーナ「嬉しそうだね。やる気も十分、だけれども」

"しかし、その日の遺跡探索は空振りに終わった。人間が快適に過ごせるような場所は見当たらず、このままでは灼熱の海底で一夜を明すことになりかねない。潜水服はちらと和装の青年の顔色を伺ってみる。その顔はげっそりと憔悴しており、潜水服達はやむなく海面へ逃れることにした。"



フィオ「さ、さよさん!」

フィーナ「一人だけ生身の人間だからねぇ、打たれ弱いとかそういう次元の話じゃなくて、二人と比べて探索の継続が難しいのは何もおかしいことじゃないし、そのあたりをケアしていかなくちゃ探索は進められない」

フィオ「こくりさんのバイタルチェック」

"異界の有様を眺めやる眼を持つ者ならば、こくりが潜水服内の神域の書斎で机に座っている様を見ることができただろう。机の上の空中には事象の点が因果の線で繋がれており、点や線には数字が示されていた。その数字は和装の青年の体内のストレスを表していた。"



フィーナ「即刻何か問題を起こすような状態ではないけれど、先のことも考えながらやっていかないとね、一緒に行動するから最悪の事態は避けられるだろうけれど、一緒に行動する上での最悪は踏まないとも限らない」

フィオ「海上での休まらない一夜を覚悟して水上へ。でもそこに現れたのは……」

"水面に顔をだした潜水服達は波に揺られながら一隻の船を発見した。探照灯の明かりを四方に向け、目立つ光彩で装飾された船であった。船に近づいて観察するに、船体横に階段がしつらえてあり、探索者を歓迎しているようだった。"



フィーナ「カジノ船キター! 普通に現れる分にはギャンブルの誘いにもなるけれど、こういう状態だと渡りに船かもね」

フィオ「三人ともギャンブルやりそうに見えないしね、こくりさんが興味本位で一回ぐらいかけてみるかもしれないけれど」


リンシャンさん Pno:1461

"この季節は海の外も中もせわしないですね。
深海でも、そろそろ目を覚まして動き始める者が出る頃です。
陽の光はほとんど届かないはずなのに、分かるんですね。"



フィーナ「そういえば何でわかるんだろう?」

フィオ「海水温の微妙な変化とか? 光が届かなくて視覚が衰える代わりに、他の機能が発達してるとか聞いた事あるかも」

フィーナ「だとすると厄介な奴がこの後動き出してるかもしれないのか」

"私はその光を、今は海上から見上げています。
痛いくらい眩しくて直に見ることは出来ませんが、身体中の鱗が宝石のようにキラキラと輝いて美しいです。
……手前味噌かしら?"



フィオ「普通の人でも『それ』を直に見ることはできないからねー、絶対にやっちゃダメダゾ」

フィーナ「未知の海域の旅路。そういえばサンセットオーシャンはもっと日が強かったね、そこに行くことになれば、また別の感想を抱くのかな」


アイリさん Pno:1473

収容所から出て。キルムさんとの別れ、自ら稼ぐ術を考えた結果はギャンブルすること! 少々では少なすぎる未来への不安を周囲に抱かせつつ、彼女が挑む勝負の結末は



"カジノ船でのギャンブル。
アイリーンは乗船準備を整え、早速計画を実行に移すこととした。

「さーって、バリバリ稼ぐわよ…!」

拳を強く握り締める。その意気込みたるや充分。
船に近付いていく背中にはどこかの勇者を思わせるような風格と威厳があった。
有り金全てを持ち込んで行う勝負の行方は果たして。"



フィオ「雰囲気だけなら象も倒せそう」

フィーナ「エスコートしてくれたの倒してどうする」

フィオ「まぁでも気合がなくちゃね、こういう勝負事は」

フィーナ「気合でどうにかなるのなら、わりと多くの人が儲かるんじゃないかなぁ……で、結果は?」

"結果は入船拒否。
勝負に勝つとか負けるとかそれ以前の問題。
その程度の所持金ではちょっと…と燕尾服を纏った船員に呼び止められた際、
アイリーンのメンチの切り方は半端ではなかった。
恐らくはこの地に来てから一番の凶悪顔であったことだろう。
一応は庶民用コースと称して別船での小口ギャンブルを紹介されたのだが、
屋敷にいた頃と同様、怒りに身を任せて飛び出してきてしまった。
まるで成長していない。"



フィオ「……」

フィーナ「……」

フィオ「いや、お金ないんじゃそれもまたいたしかた」

フィーナ「それ以上言うな……っ」

フィオ「前向きに考えれば有り金が全て吹っ飛んだ上、マイナスに突っ込まなくて良かったのかもしれないよね?」

フィーナ「ここで払えないとかなると、収容所見えてきそうだからねぇ」

フィオ「とりあえずは、『庶民用』で頑張るみたいだけれど」

フィーナ「小金も積み重ねれば大きな富になる……そのあたりの感覚がないのもアイリさんらしいっちゃらしいけどね」


リンスさん Pno:1659

リンスさんとユニさん。どちらがよりドラジェさんを愛しているのかを決めるため、三本勝負の料理対決中。いつのまにか巻き起こった無責任な熱狂の中、一本目をユニさんが取るものの、もはや残りの勝負をする意味はないようにすら見えて……



フィオ「すっきりはできないよね……」

フィーナ「後がないから、というよりは……だね。初めてだから。ってドラジェさんは言ったけど。これは、もう」

" 動揺、困惑、不安、焦燥、恐怖――それらを混ぜ合わせたような表情で、リンスは食材の前で立ち尽くしている。誰がどう見ても勝負は見えきっていたし、その空気は観戦するギャラリーにまで及んでいた。店員を呼び止めてメニューを頼む者、関係のない話をしはじめる者、中には店を立ち去る者もいて、先ほどの熱狂的なものとは一転し、どこかよそよそしい空気が店内中に漂っていた。
 見るに堪えない光景だ。
 こんなものはさっさと終わらせてしまおう。
 そもそも、この勝負は優劣をつけるためのものだ。相手よりもドラジェが好きだと証明するための戦いであり、言ってしまえばただの自己満足。勝者が決まったところで、どちらかが身を引く必要はないし、今まで通りで構わないとユニは思っている。
 だから、こんなものはさっさと終わらせてしまいたい。
 リンスもそう思っているはずだ。"



フィオ「ユニさんが考えるこの勝負の意味。こんな風に大事にならなくてもよかったんだよね」

フィーナ「こんな状況ではね。勝ち負けに意味がある状態じゃないし。お互いにとって不愉快な時間なら早く終わるに越したことはないとおもうけど……?」

"『さあ両者の料理が出揃いました! ユニが作ったものは"ブリの照焼"! ここからでも香ばしい匂いがしてきます!』
「もう少し時間をかけて作りたかったのですが、今回はこれが限界です」
 と一応の謙遜はしてみるが、以前よく作っていた料理のひとつなので自信があった。少なくとも、致命的な失敗はどこにもない。
『そしてリンスちゃんが作ったものは――こ、これは一体なんでしょう! 私には魚をただ焼いただけのものに見えますが――!?』
 その通り。魚の丸焼きである。しかも皮はボロボロに崩れており、随所が焦げていてずいぶんな見た目の丸焼きである。実際見たわけではないが、おそらく目玉焼きと同じ要領で魚を焼いてしまい、フライパンに皮が張り付いてしまったのだろう。
 リンスは前髪で顔が隠れてしまうほどうなだれていて、その表情をうかがい知ることはできない。
 しかし、両肩が微かに震えているのが見えた。
 ――料理では勝てないと知り、落ち込んでいるのだろうか。いや、あるいは怒っているのかもしれない。こんなのは認められない、ずるいと、リンスは異議を唱えてくるような気もする。
 確かにだまし討ちのようなこの勝負を提案した自分は、卑怯者だろう。
 だけど、どんな手を使ってでも証明したかったのだ。
 ユニは目を閉じて結果を待つ。結果の先にあるものを思う。"



フィオ「勝てる算段をもって勝負を提案するのは卑怯かな」

フィーナ「自分がそう思うなら。ユニさんは勝負にならないって心の中ではわかっていたかもしれない、自分にも幾つかのハンデがあるにしろ、それでも。
ドラジェさんが嘘をつかないで、それはきっと二人にために、評価をするのもわかっていたかもしれないし。『ハメた』のだと自分で思っちゃうなら」


"『それではドラジェちゃん、試食のほうをどうぞ――ってああ! もう食べていたー!!』
「前置きなげーんだよさっきから」
『口をもぐもぐさせながら罵られてしまいました! しかし不思議と悪い気はしなぁぁい!!』
「うっわ……マジで引くわ」
『ドスをきかせて言わないで頂きたい!』
「――んで、どっちが美味いかだろ」
 ドラジェは間を置いてから、
「言っとくけど、俺は嘘はつかねぇからな」
 その言葉がリンスに向けられたものだということは、ユニにはすぐにわかった。
「――こっちのがうまかった。文句なしだ」
『ああーっと! 選ばれたのはやはりユニの皿だー! 三戦勝負のこの戦い、早くも決着がついてしまいました!! 勝者はテリメインバーガースタッフのユニ! 天使ユニの勝利となります!!』"



フィオ「マジデヒクワ」

フィーナ「悪い気がしない」

フィオ「……」

フィーナ「距離とるな!」

フィオ「やっぱりドラジェさんは嘘つかないんだね」

フィーナ「ついてもしかたないからね。勝負は勝負だし……この空気で無駄に長引かせるのも優しさとは違うでしょ」

フィオ「勝負はついた。後味の悪さを曳いて、でも終わった……けども?」

フィーナ「ある意味予想通りのリンスさんの行動。だけれど、それはユニさんが想像していたものとはまた違って。子供の駄々のように泣き叫ぶその姿に、周囲が、ドラジェさんですら、辟易とした様子を浮かべる中で」

" 信じがたいものを見たとばかりに立ち尽くしていたのは、ユニだけだった。
 事実、信じられなかった。
 だって、泣いているのだ。最初の卵勝負の時点で勝敗は見えていただろう。今の自分では魚を満足に焼くことすらできないのがわかっただろう。リンスは馬鹿ではない。負けると知って、料理が下手だと知って、
 それでも、泣くのか。
 認めたくないと、わがままに泣くことができるのか。
「ああ――そうですか」
 今、わかった。
 自分は、リンスに認めてほしかったのだ。この愛はまがい物ではない本物だと、リンスにこそ教えて欲しかった。
 どこまでも純粋に、赤子のように無垢な少女の好意は、自分の造り物の恋とは正反対だから。
 その純粋さが、羨ましかったから。
「――いいですよ。嫌だと言うならば、もう一度やりましょう」
 いまだ泣き続けるリンスに、ユニは聖母のような笑顔で告げる。
 だって、天使は泣くことはできないから。
「――いいの?」
 涙と鼻水と唾液を垂れ流しながら見上げてくるその姿が愛おしいと感じるのは、きっと天使が生み出す快楽物質のせいだ。
「ええ。ですが、もうやりたくないという意味で『嫌だ』と言うなら終わりにしても構いません。どちらにせよ、勝つのはユニですから」
 リンスは鼻をすすり、服の袖で顔をごしごしと洗って、ユニを睨み上げる。
「やるっ。だってリンスは、まだ作れるもん!」"



フィオ「うぉぉ、おおおおおおお!」

フィーナ「参ったね。結果は変わらないかもしれない。すでに二つ勝ったし、『泣きの一回』も負けることはないと思う。でも、この勝負には意味がある! もう終わりだなんて勝手に思ってて悪かったよ」

フィオ「最後の確認も取った。この残酷とも言える環境で、リンスさんは絶対にあきらめない。負けを認めない。こんな場所で、鼻声で、それでもまっすぐに自分の気持ちに正直に、全力で。だからこそユニさんも受けて立つ。さめた観衆ももう一度沸き立って」

" 二人の応酬に再び大歓声があがる。すると足のつま先から頭のてっぺんまで、隠しようのない武者震いがやってくる。――ああ、もう。今、自分の顔はゆだったタコのように真っ赤だろう。だけど、いつものような不快感は不思議となかった。
『それでは両名共に手を清潔に、レディ――』
 一転して店内全体が息を呑む気配。最後に互いの視線を交差させ、リンスがフライパンを握り、ユニが鍋を掴む。
 そして、ついに抑えきれなくなった笑顔が、ユニの真っ赤な顔に浮かぶ。

『ファイトッ!!』

 天使は、笑うことはできる。
"




その日の晩、静かな夜。ユニさんはリンスさんに呼び出されて



フィーナ「ユニさんからリンスさんへの意識は変わっただろうけれど、リンスさんからはどうなんだろう」

フィオ「話があるって呼び出されるのって、緊張するよね」

" 呼びつけたのはリンスの方からなのに、なぜか唇を尖らせて不満たらたらと言った様子で、
「別に、ちょっと聞きたいことがあって」
 リンスにしては珍しい、歯切れが悪い物言い。
「いえ、ですから、それがなんでしょうか、とユニは聞いているのですが」
 リンスは一瞬、喉に魚の骨をつまらせたような顔になってから、長い逡巡の果てに、
「――あのとき、どうして最後にもう一回って言ったのっ」
 一瞬なんのことかと思ったが、料理対決の再戦を認めたときのことだとすぐにわかった。"



フィーナ「やっぱり、人の心の中なんてそう簡単にわかるものじゃないものね」

フィオ「ユニさんの答え……。そっか。わかったんだ『人と獣の違い』」

フィーナ「ユニさんの物言いがちょっと難しいこともあるけど、事情を知りえないとわからないとおもうな」

フィオ「もういい、といいながらも、立ち去らないリンスさん、それに付き合う形になったユニさん。きっかけは、海風」

" 一際強い海風が吹いて、リンスの金の髪がふわりと揺れたのが、きっかけだった。
「――結局、ユニはドラジェのことが本当に好きなんでしょうか」
「知らないよそんなの。リンスには関係ないことだし」
「そうですか――そうですよね――」
 すると、それまでそっぽを向いていたリンスが、体ごとユニのほうへ向けて勝ち誇った顔で笑う。
「でも、リンスの方がドラジェのこと好きだよ。だって、最後に勝ったのはリンスだもん」
 そうなのだ。
 あれだけ大見得を切ったくせに、最後の最後に負けてしまったのである。"



フィーナ「その答えは、今すぐに出さなくちゃいけないものなのかな。どちらにしても、他者の心の中はわからないよ。自分でだって理解できないのに」

フィオ「ユニさんは特別そういうところあるけれど、時間がたてば、わかるかもしれないよね。って最後負けたの!?」

フィーナ「最後は『肉じゃが』と『ハンバーグ』の対決。勝負を分けたのは苦手なものだというからわからないものだね、それに……」

"色々と至らない部分は多かったものの、魚の丸焼きのような失態をしなかったのは何度か挑戦したことがあるのだろう。
 きっとそれは、ドラジェの好物だからだ。
「――そうですね。ドラジェに対する気持ちは、ユニの完敗です」
 肉じゃがは『彼』が一番美味しいと言ってくれた料理だった。
 料理は愛情というのはつまり、食べさせる相手のことを気遣うということなのだろう。よくよく考えてみれば、ただ料理が美味しく作れるだけなら、そんな格言は生まれてこなかったはずだ。"



フィオ「勝負には勝ったけど(2勝1敗)気持ちでは負けちゃったと」

フィーナ「だけれど、なんというか。よかった。かな勝負して、あんな過程になって、こういう結末を迎えたけど、終わりよければ」

フィオ「二人の距離も変化があったみたいだしね、悪くないほうへ……写真?」

フィーナ「勝負の後撮ったのかな? どれどれ……? ほうほうこれは」

フィオ「心のそこから嬉しそうなユニさん。それはとても価値のある表情だ」

フィーナ「とりあえず勝負の結果として、リンスさんはユニさんがドラジェさんに近づかないようにと要請するけど、論理的に返されてしまって。それならば、と」

"「う、うぅ〜〜! じゃ、じゃあ! ドラジェに変なことするのはやめて!」
「変なこと、とは?」
「体触ったり、顔を近づけたりすることっ」
「――それは例えば、こういうことですか?」
「え」
 ユニはリンスの腕を掴んで引き寄せる。ほとんど不意打ちのような出来事にリンスはなにもできず、互いの吐息が顔にかかるほど距離を詰めて、ユニは艶のある声色で囁く。
「実は、ですね――今回のことで、リンスもまたユニにとって特別になったんです。いえ、もしかしたらリンスはドラジェより特別なのかもしれません。ユニの秘密を話してしまいましたし、もしかしたらこれが本当の恋なのかも――」
 さらに距離を縮めようとするユニにとって誤算だったのは、リンスは空気というものを読まないことだ。
「違う違う違う! ぜぇーったい、ちがーう!」"



フィオ「キマシ」

フィーナ「ジョークかも。でもリンスさんガチ嫌がり、魔力を込めて胸をドンッと」

"「お、おっぱいが割れちゃった……」
 おっぱいは割れない。
 一瞬意識を失っていたユニが、ものすごい勢いでまくし立てる。
「いえ違うんですこれは偽物とかではなく同族の天使が桃色で彼が大きいのが好きだったからとか見栄を張りたかったとかそういうわけではなくつまりユニは胸の大きさなんてどうでもよくて――」
 自らの墓を自らで掘るような真似。ようするに、墓穴である。
「――ええと、つまり、ユニの大きなおっぱいは嘘だったんだ」
 ユニは顔を青ざめさせ、
「ま、まあ、そうとも言いますね」
 そうとしか言えない。"



フィオ「……」

フィーナ「おい、なんだ、しょうがないだろ、小さいもんは、努力するんだよ」

フィオ「私何も言ってないよ」

フィーナ「小さくてもいいじゃないかー!!!」

フィオ「ま、リンスさんも二人だけの秘密にしてくれるって素敵な笑顔で誓ってくれたし、マジ天使」


翌日、マストにはためく見慣れぬ白旗。書いてあるのは『二人だけの秘密』



フィーナ「マジ悪魔」

フィオ「戦争だろうが……っ!」

フィーナ「実際かなりの大騒ぎだったみたいだね、やりかえし、やりかえし、どんどんエスカレートして、結果的にはお説教、ついでに二人で甲板の修理、で数日の間、口も聞きたくなくなっちゃったけど」

" そういえば、誰かとケンカなんてするのは、はじめてだ。
 ユニは忘れ物を思い出したように、くるりと踵を返す。今まで進んでいた道から背を向けて、恋人のいる場所へ向かうような軽やかな足取りで歩きだす。
 さて、これはなかなかに難問だ。なにしろ相手はあのリンスである。正攻法でいけば足元を見られて無茶な要求をしてくるに決まっている。あくまで立場は同等、いやむしろ、こちらが少し有利になるぐらいに事を運ぶには、一体どういう切り出し方がいいだろうか。いっそドラジェに協力を仰ぐのもいいかもしれない。なにしろ――
 仲直りだって、はじめてなのだから。



 エスカベーシュの客室。
 そこはユニの部屋ということになっているが、その内装は部屋を割り当てられた時とほとんど変わらない状態で、ユニの私物の類はまったくといっていいほど存在しない。食事や睡眠といったものを必要としない天使は、部屋を飾ることをあまりしないから。
 ただひとつ、部屋の片隅の目立たない場所に、それは置かれていた。

 リンスとユニが、ドラジェを挟んで両頬にキスをしている。

 そんな写真が、飾られていた。"



フィオ「関係は、変化する。三人の旅は、まだまだ続く。これまでどおり喧嘩もするかもしれない、でもこれまでとは違って、それを歯牙にもかけないようなことは、きっともうないとおもう」


スヴェータさん Pno:1730

そうとうにヤバい人であり、裏にも通ずる有力な医者であるジャンヌさんから、正式に『お店』を任された二人。どうやら初日はジャンヌさんがいっぱい呑んでくれたようで……



"
 2時間ほど飲み明かして、ジャンヌは2人のバーを後にした。そろそろ深夜と言っていい時間帯だ。明かりのない路地裏はとても暗く、建物の隙間から落ちてくる月明かりがやけにまぶしい。
 意識して高そうなものを注文したせいだろう、代金はとことん高かった。もっとも、代金のうちジャンヌが自分で飲み食いしたのは半分にも満たないくらいであり、後の半分以上はスヴェータとクシェルにふるまった分だ。クシェルから遠慮がちに告げられた代金をこともなげにゴトンとテーブルの上に置いた時の、2人の戸惑いの顔を思い出すと、クックッと笑いがこみあげてきた。"



フィーナ「……ゴトン? それって、その、代金の音……?」

フィオ「高いもの選んでくれるなんて優しいなー、でもやっぱりちょっと怖いよ」

フィーナ「さて、随分愉快な気分になって帰り道を行くジャンヌさんだけれど、そこに現れたのは、こちらも一筋縄では行かない人っぽいな」

"
 月明かりの中、現れたのは中年の男性だった。身長は高いが、体格はよくなく、ひょろっとした頼りない印象を与える身体だ。鼠色のコートを羽織っているが、ひどくくたびれている。鼠色という色が、そのみすぼらしさを一層引き立てていた。ズボンはところどころほつれていて、皮靴は使い古されていて、輝きが失われている。一歩間違えれば浮浪者のような風体の中年男性、それがコミュニティメンバーの1人、ファニドだ。
 ファニドは情報通である。彼は独自の、底が知れない情報網を持っていて、随時情報を集めまわっている。彼の頭の中にはどうでもいい情報から、その筋の者が喉から手が出るほど欲しがる情報まで、色々なものがそろっている。しかし、彼は情報を集めるだけで、それ以上のことには滅多に行わない。情報屋のように、情報を売り買いしたりもしない。自らが楽しく生きていくためと、「コミュニティ」を存続させるために、最小限の情報を使うだけだ。
"



フィオ「情報通……いいね、集めるだけで、基本的に使わないっていうのも、なかなか面白い」

フィーナ「使わないと意味ないんじゃないの?」

フィオ「大事なときに使うからこそ価値が生まれるものもあるわけだしね。何より情報屋として名前が知られるのがいやってこともあるんじゃない?」

フィーナ「あーそういうのはわかるかも」

二人に会って見た感触を聞くファ二ドさん。どうやらなにか思惑があるようで……



フィオ「会話を聞くに……荒事の匂いだね」

フィーナ「『アテイシュ』、『関係がないところでいなくなる』、『2人をぶつける』……うーんそうだね」

フィオ「ジャンヌさんは勝算四割とみて、ファニドさんは十割とみてる、ただ面白いからとか、そうなったほうが良いからとかそういう理由があるみたいだけど……ちなみにもう情報は流しちゃったみたい、『自分が楽しく生きていくため』か」

"
「やれやれ、相変わらず手際がよろしいことで。その力を他のことに使えば、もっとまっとうにも生きていけただろうに」

「嫌だよ。まっとうに生きるだなんて、つまらないじゃあないか。もっと生きるのは楽しくなくちゃいけない。というわけで、ジャンヌ。もう1件付き合ってくれないかな。用事も終わったし、酒は人生の楽しみだ。それに、夜はまだまだ長い。そうだろう?」

「はあ、そう言うと思ったよ。いいさ、付き合おうじゃないか。払いはそっち持ちだよ?」


「分かってるさ。エスコートの礼儀くらいはわきまえているんでね。さあ、行こうか。料理はあまりよくないがね、酒はいいのがそろっている店があるんだ」

「そこは、料理も美味しい店を探してくれたまえよ。まったく……」


 2人は話をしながら夜の闇に溶けて消えた。
"



フィーナ「これから、間違いなく二人に試練が訪れるね。しかも荒事の、ジャンヌさんが戦闘能力が低いと見積もっているクシェルさん。日々の訓練で少しは向上できていれば良いけど」

フィオ「魔術とかもまだ十分ってわけじゃないだろうしね、相手のでかたもあるだろうけれど、うまくいってくれるかな……?」


トリスさん Pno:1858

目に飛び込むのはテリメインの青、空の青、海の青



フィーナ「実際なんで、空は青いの」

フィオ「海が青いからだよ」

フィーナ「……逆もしかり?」

フィオ「思い出す記憶は、決して楽しいとはいえないもので」

"魔術師というのはどいつも胡乱だ。
修飾過多の割には表現が曖昧で、結局話の実態はつかめない。

比して、机上の文面は簡潔だ。しかし重要な情報が抜け落ちていた。

『―――ひどく不安定だ』

専門外の人間には冗長な語り。それを丁寧と呼ぶ安穏とした人間は、ここにはいない。

『つまり?』

結論を促す。
あからさまな溜息。面倒事が嫌ならとっとと終わらせればいい。

『要するに、あんたらは今』

簡単な結論一つに、前置きが長ったらしい。

さっさと宣告すればいい。
ろくでもない事態に引き込まれたのはよく分かっている。"




フィーナ「青の中からちゃんと多くの色を見つけ出して、やってきました探索協会」

フィオ「少し遅れての参戦になったけれど、この付近はいつもにぎやかだね」

フィーナ「未知の財宝とか、人をひきつけるものは色々あるからね。トリスさんの場合は……この追憶が秘めた目的、になるのかな」

"テリメインの海中には、独特の魔力が充満しているらしい。
その影響かどうか、喋る魚は野良猫同然に泳ぎ回り、時に人を襲うものも。
生物が住むには難しい環境なのだから、棲むものたちも、よりたくましくなる。

未踏の海。
慣れるのに、すこしかかりそうだ。

出遅れたのか、間に合ったのか。
どちらにしても、時間は流れていくだけ。
やれることをやればいい。


わかりやすく看板まで掲げられた受付にて、手続きを済ませる。

書類へのサインは、近い過去を連想させた。並ぶ数字と約束事。
名前を刻む。誰が何をしたか、これからどうするのか、の証拠。証明。根拠。


名前と、責任。


(これにも、魔法がかかっているのかな)"



フィオ「今更ながらに、かなり変わった場所だよねテリメイン」

フィーナ「野良猫レベルだとは思わなかったけど、確かにそれぐらいの遭遇率かも、素直なお魚は中々見れないけど」

フィオ「出遅れようとなんだろうと、やることをやる、それしかないよね」

フィーナ「書類へとサインすることの意味、魔法がかかっているかどうか……ってのはやっぱりあの記憶のことなんだろう。どんな書類にサインさせられたのか、はまだわからないけれど」

フィオ「書類の提出が終われば、試験? を越えて探索者へ。大丈夫ここのテストは……スゴクヤサシイ」

"ここへ訪れたのは、そう。


返すため。
あるべきものを、あるべき場所へ。



「……なんにせよ、元手がいるんだよね〜」


地獄の沙汰もなんとやら。
世の中は世知辛く、海は塩辛い。"



フィーナ「旅の始まり、塩辛いだけの海じゃないし、世知辛いだけの世の中じゃない。さて、どんな旅路が待ち受けているのか……」
posted by エルグ at 18:20| Comment(0) | 日記

2017年12月31日

第14回日記感想・前半




Pno053:六華さん

Pno061:クーリエさん

Pno066:シンテツさん

Pno068:クロニカさん

Pno076:ルカさん

Pno077:リーヴィアさん

Pno084:アンテルテさん

Pno121:サフィアさん

Pno138:キノイさん

Pno140:<<ネーレイス>>さん

Pno178:ネリーさん

Pno181:イサナさん

Pno216:海底のガチャガチャさん

Pno219:アウラさん

Pno239:レイルームさん

Pno244:エリザさん

Pno254:Leonさん

Pno294:ヴァラコヤールさん

Pno339:レオさん

Pno355:フロランさん

Pno414:神徒さん

Pno428:エルゥさん

Pno464:リオぴーさん

Pno476:もくずさん

Pno479:初葉さん

Pno520:ヤグヤグさん

Pno568:フェルテウスさん

Pno600:マグノリアさん

Pno640:エリィさん

Pno664:ボイジャーさん

Pno693:シスルさん

Pno742:ユーノさん

Pno781:ジュラエさん

Pno794:シャウラさん

Pno838:牡丹さん

Pno875:ローデンさん

Pno876:ペン女帝さん

Pno916:このみさん

Pno917:ロズさん

Pno918:おっさん

Pno923:ベレッタさん

Pno924:ダルムズさん

Pno956:結馬さん

Pno958:ミアーさん

Pno962:素子さん

Pno964:アズテアさん

Pno976:アファイブさん

Pno1020:イルヤさん

Pno1033:ラティスさん

Pno1042:ソラさん

Pno1045:メルエットさん

Pno1102:姉妹と仕立て屋さん

Pno1154:ノーチェさん

Pno1189:金獅子様さん



六華さん Pno:053

闘技大会の対戦相手を確認してため息を漏らす六華さん。その理由とは



フィオ「中々珍しいことが」

フィーナ「そうかな、知り合いとかと当たるって結構あるよ?」

フィオ「ピンポイントで一人ってなるとすくなさそうだけれどね」

フィーナ「それはそうだね、それで、傷つけることになるって事で思い悩んでるみたいだけど」

フィオ「もう逃亡したいぐらいなんだねぇ……」

フィーナ「どうなんだろう。腕試しとか、競い合いとか、その中途で怪我をさせてしまったり、そういうことはあるかもしれない。ただ自分の意思以外で参加していると、ものすごく嫌なのかもしれないね」

フィオ「鬱々とした気分の中に僅かな光明……? なのかなこれ」

フィーナ「……なんかちょっと変じゃない? 困難への挑戦とか、そういうことに燃えている感じでもないし」

フィオ「さてそんなところへ、まさかの当人参上」

フィーナ「S.i.Sさんはやる気ある感じだね、対戦に支障がないといいということだし」

フィオ「データを取る機会にもなるわけだしね、とりあえず決まったんだからやってみるしかない、か」

フィーナ「でもさっきの気持ちは気になるところだねぇ」


フィオ「探索はアトランドへ。本国はいつもそっけないな、使い捨てのつもりか、あぁん」

フィーナ「突き放してる感あるよね、いやだね」

フィオ「さて新しい場所ということで、色々準備もしていけないといけないよね、考えることが無駄ではないけれど、結局は行動していかなくちゃ!」


クーリエさん Pno:061

フィーナ「前回から回復途中のクーリエさん。チャコさんに差し入れを貰ったりしつつ療養しているけれど、全快にはまだまだ遠いみたい」

フィオ「すっからかんになるまでやっちゃったみたいだったからねぇ、でもこういうとき助け合うのは迷惑とかじゃないと思うよ!」

フィーナ「問題は他にも、レッドバロンを探索中……というより足踏み中みたいだね」

フィオ「厄介な相手ばかりが出てきているのかもしれないけれど、あまりにも進めないと気もくじけてくるよね……こういうときこそ話し合って、いい道を探していきたいよね」


シンテツさん Pno:066

フィーナ「ガーゴイルは無事突破。アトランドへいくみたいだけど」

フィオ「そこもいろいろ常識ハズレの場所だぜ……」


クロニカさん Pno:068

今日の拾い物と日記



フィーナ「今日は少なめ、あまり探していないからだとのこと」

フィオ「すぐ消える手紙って文字のことかな、それとも水に溶けたりとかかな」

フィーナ「ディドさんの希望で宿が変わって、二人部屋。見えてきた海の色は」


新しい宿での始まり。クロニカさんはテリメインでの自己について考える



フィオ「多く要求することはないし、必要なモノがそろっていればそれでっていう感じ」

フィーナ「特殊なものを必要とするからね、とりあえずそれはないとどうしようもないし、他の水準も劣悪といったものじゃないしね」

フィオ「鳥の声から思いをめぐらせるのは、それを『解く』力がここでは珍しいということ、そして所謂『普通の人間』かどうかを意識させられると」

フィーナ「あくまで故郷に比べれば、だけれど。でも多くの彼ら彼女らが普通の人間であることもまた確かで」

フィオ「そういうところで生きられるように教えられたあの約束。言い聞かされるだけじゃなくて、触れて直に伝えられたであろう秘密の扱い方」

フィーナ「……んー?」

"(名前を、なんと言ったかな)

 日記に記されていたのを、いつしか見て思い出したような気がする。
 また読み返したほうがいい。結局書くことが見つからなくて、むしろ面倒になって、ちゃんと書く、というのは三日坊主になりかけてしまっているからせめてそれだけでも。
 多分、大切なひとだ。その筈だった。
 少なくとも自分を案じてくれるひとであろうことは間違いがなかった。"



フィオ「全てが忘れていってしまうもの? 絶対に大事なものも、きっと大事なものも、いとおしいものも、遠ざかってしまえば?」

フィーナ「そういうことなのかな。読み返せば思い出せるのだろうけれど、それにしてないものは悉く?」


ルカさん Pno:076

聞こえる不気味な音、追跡者の正体はいかに



フィオ「姿は見えず音だけが、といっても相手も隠れているのだろうけれど」

フィーナ「上手な尾行ってわけじゃないからねぇ、変な音出してるし」

フィオ「でもついてきているってことは何か目的もあろうもので……と」

フィーナ「力強い決意だ!(逃走の」

フィオ「ごたいめーん」

フィーナ「ん……なんだこれ、攻撃してくるわけじゃないし、黙っちゃったけれど」

フィオ「ウツボ……?」

フィーナ「か、噛まれ、喰われ……!」

フィオ「いや袖だよ、袖。ひとくいじゃない!」

フィーナ「風船の有効活用」

フィオ「でも臨戦態勢みたいになってるー!?」

フィーナ「海の中で魚から逃れられるわけはない」

フィオ「魚でいいのか、魚で」


リーヴィアさん Pno:077

リーヴィアさんは導かれるままに進んで……



フィーナ「凍っていても平地ならとりあえずは進んでいける。でも、こうなっちゃと」

フィオ「流石に無理だと思う。リーヴィアさんのことを侮るわけじゃないけれど、かなり訓練されてないと厳しいよね」

フィーナ「でも、ここが終着点? 先に進むこともできないこの場所が?」

フィオ「とおもったら、またもあの案内人が。そうして指し示した先には洞窟然とした空洞で」

フィーナ「……手紙の……丁寧に保管された手紙達だ!」

フィオ「多くの手紙のやり取りはその通わせた心の数ともいえる」

"生きている。
生きて、
護って、
闘って、
遊んで、
迎えて、
それら全ての意味を考えて、
意思を持って、
心があって、

自分たちと何も変わらない、
仲間がいた。"




アンテルテさん Pno:084

今日はポット君。セルリアンの海から先へ進んだ人たちの情報を見て



フィーナ「先の海が開いて色々動きも出てきたけれど」

フィオ「どうやら一回休みをくらったみたいだね、大きな怪我とかはしていないみたいだけれど……って」

フィーナ「は、はかせー!」

フィオ「防御機構とかが合ってもこれはかなりしんどいんじゃないかな、種族?的な致命打だよね」

フィーナ「こういうときはしっかり治さないとね、ちょっとひどい言われようだけれど」

フィオ「泡沫か……消えはしないよ、消えはね」


サフィアさん Pno:121

フィーナ「計一歩前に進めているからね!」

フィオ「延長……? しらんな」


キノイさん Pno:138

協会付近に出没した一行だけど目的は協会じゃないみたいで



フィーナ「今日は三人一緒にお買い物」

フィオ「といってもキノイさんは荷物持ちだけどね、男子はつれぇな」

フィーナ「女子の中だから仕方ない、そう呼びたくなくても、そういうものだ」

フィオ「男女別の買い物の平均時間ってやっぱり女子のほうが長いのかなー、見回って色々探すことが多いとか、そういうのが関係してる?」

フィーナ「今回はエリーさんが、ドリスさんのために色々考えて選んでいるからみたいだけどね、どんなものでもいいわけじゃないから、色々悩むのもさもありなん」

フィオ「それを見ながら考えているのは……ま、そういうこともあるよね」

フィーナ「実際途中でいなくなられたりしたら死活問題だからね本当に」

フィオ「仲がよろしいのはいいことだけど、それにしても長い。待つ身としてはさらに長く感じる」

フィーナ「さて、ということで顔を出してみるとどうやら二つまでは絞れている様子、んならば二つ買っちゃえばと」

フィオ「いつもキッチリ管理しているキノイさんがいうなら問題ないでしょう、たぶん」

フィーナ「しっかり計算をしてパーティをまわして、責任も取ると男前だ、それに」

"思うことはいくつかある。たとえば、探しものなんて目的に付き合わせないで、彼女はバカンスしてたっていいんじゃないか、とか。あるいは、彼女の目的のために、探索を進めていてもいいのではないか、とか。
それが叶わないのであればせめて、探索以外のとき、少しでも自由であれるようにするのが、自分の役目ではないか、とか。あまり気負ってほしくないのである。
個人的な感想ではあるけれど、彼女はきっと、そういうことを背負い込むタイプだ。キノイはそう思っている。理由を問われたら野生の勘で片付けるが。"



フィオ「だから、エリーさんも遠慮をせずにかっちゃおうー」

フィーナ「ナマコ一個だかんな!」

フィオ「真面目だなぁ……、協会の裏曲がってすぐか……」

フィーナ「ま、立場とか相性とかそういうのはどうあれ上手くいっているのはわるいことじゃないよ、三人の仲が深まったようで……んー」

フィオ「ナニヨリナニヨリ」


<<ネーレイス>>さん Pno:140

ある日あるときの潜水艦、ペンギンさんが話しているのは



フィーナ「おいしいものってなんだか漠然としてるけど」

フィオ「みうさんは一方通行になっちゃうけれど、ペンギンさんならちゃんと会話のようなものになるんだね」

フィーナ「スキルストーンの力と、もとより水棲であるということが合わさって、みたいだけれどね言葉を使っているわけじゃないから、会話というには少し違うものなのかもしれないけれど」

フィオ「さてというわけで、意思疎通をして美味しいもの。で具体的には?」

"『おいしいものー。おいしいものーたくさーん』
『たーくさん、たーくあん、たーくさん、たーくあんっ』
『なのでカジノです! この“たい”ってやつにお金をかけると、さらにお金がいっぱい!』
『たーい、たーい?』
『たいーたいー』
『たーい、たーい』"



フィーナ「カジノで、たい」

フィオ「鯛?」

フィーナ「ノーノーtie」

フィオ「……うん、それね、当たれば大きい、というか、博打だよっ!」

フィーナ「いやまぁ浮かれちゃったのだからしかたない、それにほら、暖かくて気分もよければ。それにのせて運気もやってくるかもしれない」

フィオ「たがも外れて航路も決まり……鯛は縁起物とはいうけどねぇ。ニスルさんには怒られないものか」


ネリーさん Pno:178

探索者達の開拓。そこに続いていく発展。その最中二人が出会った異変とは



フィーナ「にぎやかに、いろんなことが出来るようになっていく。とはいっても海はあくまで人の領域じゃないからね」

フィオ「それにどうやら、好ましくない訪問者も現れているようで……?」

フィーナ「船乗りの二人は安全になった漁場にほくほくしてる、けど」

フィオ「何これ自然現象? あ、いや渦……渦といえば」

フィーナ「必死そうな聞き覚えのある声、彼女が来た」


フィオ「ところ変わってクリエさん。海中にも標識かぁ、珍しい風景だよね」

フィーナ「テリメイン独特のって感じだよね、こういうお仕事をうけられるのだから、研修を受けてよかったよかった」

フィオ「さて仕事を終えてさっさと……?」

フィーナ「あ、ヤバい」

フィオ「泡に起きた異常が、自分まで巻き込むものだと瞬時に察知できたのは、たぶん一度くらったから。だろうね」

フィーナ「船乗りの人たちが巻き込まれたのと同じようなものだとしたら……命が危なかったかもしれないね」


フィオ「さて、その船乗り達を病院まで運んでいたネリーさん、お手柄だね」

フィーナ「たまたまとはいえ、ちゃんとやることをやったんだからえらい。まだ心配なのはわかるけれど、ここから先はお医者さんの領分だからね」


フィオ「再びクリエさん。やっぱりあれは協会としても無視できるようなものじゃないわけで、対策をとるべく事情聴取がされてるみたい」

フィーナ「ほとんどしゃべらずに終わったみたいだけどね、何人かで同時行動していて良かった」

フィオ「その上でなにやらいろんなところで似たような現象が発生しているとのこと、で、問題は」

フィーナ「げげ、仕事制限か……収入がない」

フィオ「大丈夫! ネリーさんはヒモだなんて思わないよ、おもわないよ!」

フィーナ「まぁ信念の問題というのもあるからねぇ、ただこればかりは。命をかける覚悟があるといっても協会が許さないだろうし、幸い陸上でも開拓のおかげで幾つかの仕事はある、そっちで見つかればいいよね」

フィオ「クリエさん口を開く、けど……仕事のことより重要なことなんて合ったっけ?」

フィーナ「慎重に、言葉を選んでしゃべろうとした矢先」

フィオ「えー、未知の魔物……ねぇ」

フィーナ「伝えられずじまいだったけど、この状況なら仕方がないともいえるかも」


フィオ「合流した二人はそれぞれの身にあったことを報告して。考えるような静かな夜」

フィーナ「そう、二人には見覚えもあるはずのあの渦。どうやら元の世界、オルタナリアとの関連が深く疑われる」

フィオ「協会の話も加えるとただの偶然が続いたとするのもちょっと……ついでに、来ちゃいけないものまできてるかもと」

フィーナ「これが外来種ちゃんですか」

フィオ「ネリーさんはまっすぐだなぁ、確かに自分達の問題であると考えるなら、解決に乗り出そうとするのは間違っていないけれど、今は一人でいろいろやっているわけでもないし」

フィーナ「冒険も続ける、こっちの件にも始末をつける。ということで、半分こ半分こ」

フィオ「ネリーさんは先へ、クリエさんは『今ここ』を」

フィーナ「できる事は限られている、でも手分けをすれば、両方を満たす答えが見つかるかもしれないね」


イサナさん Pno:181

日々時は流れる。だけれどそれと同じように探索も上手くいっているわけではないようで



フィオ「怪我、しちゃってるみたいだね」

フィーナ「海賊に負けたり、探索に失敗したり……逆風があまり間をおかずにやってくるとちょっとしんどいよね」

フィオ「しっかりと準備をしていればなんとかなったのかな、レッドバロンは本当に厳しい海だってきくからなぁ」

フィーナ「布団に丸まったイサナさん、ちらりと見える白い刺青はちょっと特別なやつみたいだね」

"銀の船が夫婦の絆を示すなら、こちらは親子を示す。
子を産む度に1つずつ彫り、これを子の護り紋とし、
産着だの布団だのに縫うのだった。

 子は重荷だ。
 親に守られ、頼る弱い生き物。
それを産み落とすことは枷を得る事に他ならないが、
鬼は力試しの好きな生き物であり、その枷を引き摺って歩くのを楽しがった。
 また、これは鎖であるとも言われる。
 陸に子が残っていれば子は親を必要とするから、
足を繋ぎ、海へ沈めさせまいとする。
そういったまじないでもあった。"



フィオ「子のための墨だけれど、それは親をも護るものであって、普通の親子関係もこういうところあるよね、親は子を育てるけれど、逆に受け取っているものも多い」

フィーナ「イサナさんは気づいていなかったけれど、その護りはまだ残っている。この遠くの海で、それに気づいていま少し慎重になるべきなのかもしれないな」


海底のガチャガチャさん Pno:216

【異次元館の招待状】のおもいでが シンテツの意識の中にあらわれる。



フィオ「狭くて暗くて、しかも他人の家の臭いがする場所?」

フィーナ「届いた招待状は奇妙なもので、招待状に本来必要なものがほとんどなかったけど、住所は昔住んでいた場所の近く」

フィオ「なんとなく透かしてみても、特別に何かがわかるわけじゃない、奇妙な現象はちょっとした目の錯覚だったのか、実際に起きたことなのかもわからないことだし」

フィーナ「友達への手紙に起きたことを書いてから、訪ねていく決心をしたみたい」

フィオ「そりゃそうだ、日々に刺激を与えるなにかかもしれない!」

フィーナ「刺激のない日々というのも幸せなものだけれどねぇ……」

フィオ「誰が何のためにやったのかもきになるけれど、ふぅむ。こういうことから大きな転換があるのかな」

フィーナ「夕方ごろ。故郷は随分様変わりしていて。ということは結構時間がたっているんだね」

フィオ「道ぐらいしか昔と同じものがないというのは心細いね、ただ道が昔のままだというのはありがたいこと」

フィーナ「さて、住所の場所は古びたお屋敷。目算でも『この人』がかつて故郷にいた頃から存在しているはずの館、だけど」

フィオ「扉がない……んじゃはいれない。でも奇妙だねこんな奇妙な建物なら、いつの時代にも噂にのってよさそうなものだけれど」

"ふと笑い声が発された。人の笑い声を真似た九官鳥のような声だった。
視線をやると、手元の封筒に張っついた切手に、ぽっかりと真っ黒な穴のような黒点があって、
それは見る間に大きくなった。その黒いのは封筒の面を駆け抜けて、館の壁を這った。
関心して穴をのぞき込むと、中はどうやら骨董の倉庫だ。"



フィーナ「再び起きた奇妙なこと。……招待状がなければ入れないようになっていたのかな」

フィオ「骨董品ばかりが並ぶ倉庫……臭い、狭い場所、暗い場所……ここかな?」


アウラさん Pno:219

レッドバロンでの探索も安定して出来るようになって来た頃、単独行動していたアウラさんの元にトラブルが……



フィーナ「得意属性に耐性を持った魔物が多いと面倒だよね」

フィオ「仲間のフォローもあって、今では正面から突破できるみたいだけれど、そこまで高めるのもすごいよね」

フィーナ「その一方で単独行動しているときは市街地にでて、準備はもちろん情報収集などにも余念がないみたい、そういえば、先のほうの海では珍しい鉱物とかが見つかるらしいよね」

フィオ「さすがにそういうレベルのものともなると、中々表には出そうにもないけれど、やってみなきゃわからないか」

フィーナ「そんなときに……えぇとお茶のお誘いかな?」

フィオ「可憐な見た目だからこのようなトラブルに……およよ」

フィーナ「『当たり屋』かー私も始めてみたかも。探索者だけじゃなくて一般の人も入ってきているテリメインならではだねぇ」

フィオ「そんな、悠長に構えてていいものか」

フィーナ「むしろ心配なのは男達のほう……いや心配するような存在じゃないんだけど」

フィオ「完全にナメた発言してる……って、あー……そっか」

フィーナ「ま、『当たり屋』程度のチンピラならこういう世界だし許してやらないこともなかったかもしれないんだけど」

フィオ「悪びれる様子もないし、それで怖気づくとでも思ったのか、ついに一線を越えてしまった」

フィーナ「警告はちゃんと聞こうね?」

フィオ「見事な早業。適材適所は確かにあるけれど、それでもきちんとそれを活かせるのは流石」

フィーナ「もう一度チャンスをあげるなんて、いやほんとに優しいな。伝わる相手ならどれだけ良かったことか」

フィオ「治安を守る人たちはもっと路地裏を警戒しておくべき、無用な死体が増えるのを防げるよ」

フィーナ「気分を害する人も減るしね、さて……」

フィオ「目にも留まらぬ先制。混乱に乗じてもう一人。あとは冷静に処理。と」

" 男の喉に剣をゆっくりと突き入れる。炎と熱の魔法で高温になった聖銀の刀身を。
肉の焼ける音、剣が肉の中を突き進む感触。別に今回が初めてではない。
私が全てを奪われ逃亡生活をしている中で追手に補足されたのは一度や二度ではないのだ。
最初はルイーザが始末してくれていたが、私も道中鍛えてもらい、途中からは追手を二人で殺してきた。
魔族はもちろん、魔軍に寝返った人間も。今回もいつも通りだった。"



フィーナ「いつも通りの特別ではない行為、だけれど、その感触はその臭いはその音は体に染み付いてずっと消えない。警告は、したんだけどね」

フィオ「剣も汚れちゃったし、拭いたけど。金品を得られたのはまぁ……よかったのかもだけどね」

フィーナ「多くの人の不幸の品、か。使うべき人の手に渡ったともいえるかもしれないけど」

フィオ「火葬も済ませておきました、と」

フィーナ「誰かに見られたら厄介なことになったかもしれないけれどね、そういうこともなく」

フィオ「街路はまるで日常のよう、"いつも通り"を続けながらアウラさんの日々は続くんだね」

フィーナ「指輪……個人的には心配な一品だったけれど、問題ないのかな……」


レイルームさん Pno:239

今日も今日とて謡うレイルームさん。だけれどいつもと違う出来事が



フィオ「悲しい音色と落ちた羽根。運んできたのは……」

フィーナ「幻聴? いやちがうか」

フィオ「海の中からとはびっくりしたな、よくあることかもしれないけれど、夜だと暗いしね」

フィーナ「レイルームさんへの呼びかけは、歌へのクレームだったわけだけど、騒音とかじゃなくて」

フィオ「悲しくなってくるからか、声はいいって褒めてくれてるし、そういう感情を呼び起こさせるというのはすごいことだよ」

フィーナ「明るい歌のリクエストなんだけど。レパートリーにありません」

フィオ「種族の問題だから? ときかれてそれをきっぱりと否定するレイルームさん。声の主はちゃんと観察しなおしてから、一つの提案をしてきたね」

フィーナ「楽譜かぁ、沈んだのを集めるのが趣味、というちょっと不思議な人だね」

フィオ「提案というより、依頼になってるし、その上勝手に話が進んでるし」

フィーナ「読めるなら歌えばいい確かにそれはそうだけれど……」

フィオ「小声で言うくらいなんだからとても恥ずかしかったんだろうね。それならしかたないか、といった表情のレイルームさん」

フィーナ「得心の笑みも馬鹿にしたと感じるぐらいにコンプレックスみたいだね、かわいい」

フィオ「人魚さんかぁ」

フィーナ「……(人魚ってなんか強引な子おおいな」

フィオ「ということで自己紹介、モルーアさん。レイルームさんの名前を聞いて、すぐに偽名? と尋ねるということは、何かあるっぽいけど」

フィーナ「レイルームさん自体が何か色々ありそうな人だからね、なんでもない、気にしない」

フィオ「次の約束をして、どんな楽譜をもってくるのかなー」


フィーナ「水面から顔を出さない衝撃の理由!」

フィオ「……しゃーない」


エリザさん Pno:244

再び『記憶の海』へと潜るエリザさんが見たものは



フィーナ「傷つかない保障はない、というよりほとんど傷つくことも前提だとおもうけれど、それでも何かをつかみたいのだろうね……」

フィオ「聞こえたのは知っている声。途切れ途切れで何を言っているのかその詳細を理解することはできないけれど」

フィーナ「声に込められた感情は明るいものではないように感じるね。そして第三者の声は……?」

フィオ「両親の名前を語る声、知っているようで知らないような、それに体躯を見るとエリザさんに近しい年齢なのかな?」

フィーナ「朦朧とする中で聞いたかもしれないあの名前。今傍にいてくれる彼との関係はいかに」


Leonさん Pno:254

レッドバロン・トラップ



フィオ「前回足元で発動してしまった自然の罠はやっぱり回避できるものじゃなかったね」

フィーナ「うー痛そう。確かに襲撃がなかっただけ良かったのかもしれないけれど、コレだけでも結構なダメージだよ」

フィオ「文月さんも合流して事態を把握、まぁこういうことがあるのは仕方ないよ、仲間と一緒にいるのだからそこをフォローしてもらえることが良かったんじゃない?」

フィーナ「ほら……斬新な休憩方法が見つかったし! 結果おー……オーライ?」

フィオ「なんだこれ……」

フィーナ「ちなみに次の戦闘は不意打ちを食らう形になります」

フィオ「結果オーライじゃないじゃない!」


ヴァラコヤールさん Pno:294

セルリアンの終わり、新しい海の香はどこのものか



フィーナ「どちらにしても守護者がいるんだっけ?」

フィオ「とりあえず次にすすめばどちらか選べるのだったかな?」


フィーナ「ベアトリーチェさん、カジノをあきらめきれない」

フィオ「禁断のとか、秘儀とか、こういう場所でやったらだめだよ! お姉さんとの約束だ!」

フィーナ「出禁だけですめばいいほうだとおもうけど……」


レオさん Pno:339

フィオ「味というものに興味をもったけれど、レオさん味覚はもってなかったんだね」

フィーナ「同じような存在からなら、その香りが『香り』であるのかを教えてもらえそうなものだけれど、深海に戻らないとだめかな」

フィオ「美しいものしか見えないのか、そうでないのかはわからないけれど、今見えているものが美しいと感じられているのはとてもいいことだね」

フィーナ「客が喜ぶもの、か。そのために味とかも気になっているのかな?」

フィオ「だけれど味覚がないと厳しいかな、リンスさんの日誌でユニさんがレシピを覚えることで補っていたけれど」

フィーナ「やり方次第だと思うよ、幸いなことに多くの人が近くにいるし、美味しいとされる料理も提供できているからね。もちろん大変な道ではあると思うけど、レオさんならやり遂げるんじゃないかな」


フロランさん Pno:355

疲労感の残る二人。それは直前の探索にあって……



フィオ「お互い延々と削りあうだけの泥仕合だったみたいだね……決定打が見出せない戦いってのは全然ないわけじゃないけれど、それがお互いともなるとこういうことにもなる」

フィーナ「勝てたのはよかったけど、酸欠決着とはねぇ。フロランさんは亀が肺呼吸であることに同情と生物としての非合理さを感じるけれど」

フィオ「なるほどねぇ……全部が全部合理的に選べるわけじゃない、とはおもうけれど、このあたりの発想は機械ならではだからだよね」

フィーナ「かるゴンさんのお勉強タイム。フロランさんの『住む場所に対応した選択』をするべきというのもわかるけれど、ウミガメの場合は海だけで全てが完結するわけじゃない、陸上ですべきことがあるからこその肺呼吸なんだと」

フィオ「一件不合理に見えることでも、自分が知らないところで色々あるかもしれない。だから簡単に判断してしまうんじゃなくて、保留するのも大事だよね」


神徒さん Pno:414

フィーナ「意味深なつぶやき、だね」

フィオ「燃やしちゃったのは……もったいないかな、その判断を否定はしないけど」

フィーナ「今からどのくらいはなれたら過去になる?」

フィオ「結局は『今』だけなのかもしれないね、全ては」


エルゥさん Pno:428

灼熱の海。これまで知ることも、もちろん見ることのなかった海その具合は?



フィーナ「異質すぎる海だけれどそれも楽しめるってのは素質だよねぇ」

フィオ「好奇心はいつどんなものでも素晴らしい。悪い結果につながることもないわけじゃないけど」

フィーナ「さてエルゥさんは現在レッドバロンを調査中。『普通』では生存することすら困難な海なわけだけれど、探索者は当然その足を止めないし、放置されているとはいえ人工物も確認することが出来るみたい」

フィオ「遺跡の調査。劣化してしまっているものが多い中、なんとか調査し得うるものを見つけてとりかかるけれど、自分でいっちゃうぐらいには地道、小石を拾うようにデータを拾って集められるだけ集めてる」

フィーナ「人体によろしくない影響しか……か、温熱治療とか……」

フィオ「丸焼きするのは治療とは言わないよ」

フィーナ「だよね。それはそれとして、取り出したのは木版と変わった形のペン。海中で記録をつけるためのものらしくて、手作りしたらしいね」

フィオ「自分の目的に合わせて道具を作れれば、かなり細かいところまであわせられそうだからね、今日の一品はどんなの?」

"握りやすいように削った後しっかり磨いた持ち手を握り、エールステゥはヒソヒソと呪言を唱える。先日契約した炎の巨霊の名の元に、火の精霊力を得るためだ。その力の矛先は握るペンの先端部分である。
 精霊銀は、金属を嫌う性質の強い者が多い精霊達にも好まれる数少ない金属の一つだ。そこへとこうして力を流し込んでやれば確かな熱を感じエールステゥは満足げに頷いた。試しに木板へと先端を押し当てれば触れた場所にじわりと焦げ目が付く。そのままペン先を滑らせれば動かした軌跡がそのまま焦げ跡となった。

 海中では基本、書き物は出来ない。羊皮紙は紙とはあっても結局は皮なので水には溶けないが、水分を吸えば紙のようにしっかりと加工されていたものも元の皮の状態に戻ってしまう。それにまず、水中でインクは使えない。
 だが、探索ともなればマッピングを始め調査に書き物が必要になってくる。だが、現場は水中。その度、海面に出て書いていては正確性は得られない。……そういう時に、メモを取る手段としてエールステゥはこのやり方を考案したのだ。薄い木の板を焼き焦がさない程度の火力を精霊の力でペン先に宿し、インクの代わりに熱による焦げ跡を使って筆記する。精霊術師としての技能が在るからこそ出来る力技だ。"



フィーナ「イフリートさんとの契約はここでも役に立ってるんだね」

フィオ「スケッチを取りながら色々考えているみたいだけど、やっぱりわかんないものはわかんないよね、だからこそ研究ってのはいろんな専門を持つ人たちが集まってやるわけだし」

フィーナ「建物とこの海。レッドバロン。こんな中でも耐えられるように作っていたのなら、やっぱり魔術的技法が怪しいのかな」

フィオ「イフリートさんなら答えられそうだけれどやっぱだめだよね」

フィーナ「仲良くなって情報を引き出すより、探索していろんな情報を集めたほうが楽しそう」

フィオ「こうやって地道にデータを集めておけば、仲間だったり、知り合った人たちだったりがなにか良い知見をくれるかもしれないよね」

フィーナ「仲間の二人(一人と一柱)とは今日は別行動、とはいっても完全にオフとかいうわけじゃなくて、オルキさん達も先に進むための準備をしているみたい」

フィオ「船での移動が前提だとこういうのも大事だよね」

フィーナ「そんな二人の関係、というかオルキさんの性格に少し心配事があるみたい」

フィオ「かたくなに願いを、それこそ本当に些細なものも願わない。『自分の事』を自分でやるっていう」

フィーナ「確かに頼りにはなるけれど、それで一人で背負い込む……ようなことがあると心配だよね。操舵を任せていることもあるしその責任の重さだけでも、かなりのものがあるのに」

フィオ「一緒に動くってことの難しさだよね、時間が解決してくれることも多いけど」

フィーナ「自分ができる事をやるしかない、もちろんそれには、いい干渉をしようとすることもふくまれるけれども」


リオぴーさん Pno:464

闘技大会での現状について物思いにふけるリオぴーさん、彼女が出した結論は



フィオ「探索は何の問題もなく進んでいる。ただ闘技大会ではちょっとね……と」

フィーナ「便利な能力は合ったけれど流石に持ち込みはできないからねぇ、体験版のほうでもある程度は便利そうだけど、この短期間に二回か」

フィオ「防御が薄いのは魔法をメインにする人の宿命みたいなところもあるけれどね、肉体系魔法使いを否定はしないけど!」

フィーナ「お、いいねぇ肉体強化。私も補助的に魔法をつかっているけれど、やっぱり身体が第一だよ」

フィオ「というわけでいざ訓練! いらっしゃいませ脳筋様!」

フィーナ「フローレムさん脳筋なのか……わかる」

フィオ「……」

フィーナ「……」

フィオ「これは……」

フィーナ「私の貯金ぐらいしかないフィオがどうこう言えるレベルではないとも思うけど、あのーそのー」

フィオ「前衛に遅れをとるっていうか、奇跡レベル?」

フィーナ「そうそう、継続こそが大事。続けていくことでしか肉体は変化しないし日々の積み重ねが明日の筋肉をつくるのだ」

フィオ「ということで、がんばれリオぴーさんがんばれフローレムさん、闘技大会で勝ち抜くための身体を!」

フィーナ「……最終目標がやたら高そうな雰囲気」

フィオ「これ、大丈夫なの?」

フィーナ「鍛錬のしすぎって実際は中々ならないから……フローレムさんが監督するんだろうし、怪我もしないでしょう」

フィオ「なおくじけた様子」

フィーナ「褒め殺し作戦です!」

フィオ「ちょろい」

フィーナ「解決できる道が、それもそこまで悪くなさそうな道があるのなら頑張ってみるのも手だとは思うよ、しんどいことは否定しないけどね」


もくずさん Pno:476

カジノ船での一夜は何事もなく終わり、アトランドへ向けてガーゴイル対策中



フィオ「出立にも礼儀があるのか」

フィーナ「私も聞いたことがない、けど私の知らないところでそういう決まりがある可能性もうぐぐ」

フィオ「あ、やっぱだめだったんだ、確率も低いものね」

フィーナ「全財産は守られた」

フィオ「さて1面ボスのガーゴイルだけど、なんか情報が足りてないみたいね」

フィーナ「そもそも海の中は未知の物って相場が決まってる気がするし、ゾーラさんの領域ならそら知っててもおかしくなかったんだけど」

フィオ「先達の情報が得られたからよしとしよう、ありがとうフィオナさん」

フィーナ「なんか変な感じだけど。とにかく沢山並んでるのか……」

フィオ「これもいわば情けは人のためならず。なのかもね、そういえば深いところを潜っていてもこういう節目はあまり関係ないのかな」

フィーナ「そこんとこだが、いまもってわからん(31回)」

フィオ「さらにアドバイス。ありがとうウーヴォーさん」

フィーナ「毒ってなんか字面だけでいやだし、石像でも触れただけで精神的にやられちゃうとかじゃ」

フィオ「そんな壊れ物メンタルで石像やってられないでしょ」

フィーナ「まぁなんともならないって考えるよりは、何とかなるって考えたほうがいいよね」

フィオ「かけるさんの魔物運には、その同情します」

フィーナ「内臓ぶちまけはすごかったね」

フィオ「さて、ともかく出発出発。新しい武器だってあるし、勝てるさ」

フィーナ「さて、そんな新しくなった潜水艇を見てるとあのドレスでもいいじゃないかとおもったりね」

フィオ「おい、おまえ、いままな板っていっただろ(濡れ衣」

フィーナ「いかんなぁ……いかんよそれは……(濡れ衣」

フィオ「勘違いでも気にしてるということがなんとなくわかったような、こりゃタブーだね」

フィーナ「そりゃね、もし不満があってもそれにからめて攻撃しないことだね、血の雨が降る」


初葉さん Pno:479

テリメインへの到着、初葉さんの真の姿に



フィオ「やっぱり普段は人間の姿に化けてる、ってのが正しいんだね」

フィーナ「元に戻れば制限がゆるくなるのも納得、だけどここは本当に独特だからね」

フィオ「身体を使う人はわりとそのまま技能を使えたりもするけれど、魔力は顕著だね」

フィーナ「さて、とりあえず協会へ向かわないと、船が来るまで待ちましょう」

フィオ「慎重を期して抜けてきたからねぇ、こういうときに休んでおくのは大事」

フィーナ「眠りの合間に見えた情景は?」

" 落ちてゆく、深い海の底へ。
 意識も、身体も、海の色に溶けてゆく。

 手を、伸ばす。
 確信があった。誰かが、そこにいる。
 誰かと、手がつながる。

『私だけは、覚えているから』"



フィオ「船が来た。ここからがこの世界での旅の始まり」


ヤグヤグさん Pno:520

再び海へと赴いたヤグヤグさん、ただその姿はいつもよりも大分疲れている様子で



フィーナ「あんなことがあったわけだし、疲弊するのもわかるんだけど、それだけじゃないみたいね」

フィオ「ハンスさんのお怒りもごもっとも」

フィーナ「決して短くない叱責はその身を案ずるがゆえなのだろうけれどね」

フィオ「そのことに薄々と、ほかの『怒り』との比較で気づいてはいるみたいだけれど」

フィーナ「父親から浴びた怒号。助手からの怒声。そして」

"それから、なによりも
唯一もう一人だけ。助手の男と同じ怒声を向ける女性を、記憶鮮明に知っていた――

やがて、そこまで考えて。はあ、とごまかす様にため息を吐き、頭を振った。"



再びの邂逅



フィオ「今回はしっかりと確認することができたみたい。それで特徴としては……キメラみたいだね」

フィーナ「それに見間違うはずもない記憶の中の、光と、その面影」

フィオ「これは……でも」

フィーナ「不意にやってきた原生生物にさえぎられて、観察はそこまで。それでも視線は彼女を追い続け、迎撃の構えを取る中で思案は一つの言葉を思い出す」

フィオ「やっぱそういうことなのかなぁ……」


フェルテウスさん Pno:568

フィーナ「すっごく怒ってらっしゃるー!」

フィオ「余暇は大事だからね、次はないぞ」

フィーナ「睡眠は大事、特にその質を保つのは本当に大事」

フィオ「海藻があるのとないのとでは大きな違いなのか」

フィーナ「違うよー。まぁ拠点があったり穴倉が見つかったりしたほうが数倍マシだけどね」

フィオ「悪霊だって寝る時代。というか霊的存在って時間の概念とかそういうことで保たないと大変そうだよね」


アイアンメイデンさん Pno:570

フィーナ「多忙なのだろうね。自分のやりたいようにやれるといいとおもう」


マグノリアさん Pno:600

アトランドの考察



フィオ「確かに、空に浮かぶより、海の中のほうが現実的だよね」

フィーナ「空気は目に見えないけれど海水は目に見えるからかな」

フィオ「魔力の作用によって位置が固定されているのだろうけれど、セルリアンと別の魔力がそうさせてるのかな」

フィーナ「海ごとに色が違うってことはありそうだけれど、特徴が分かれているのだとしたらそのポイントはどこにあるんだろうね」

フィオ「セルリアンと土壌が違うとか、魔力の掛け合わせとか色々理由がありそうだけれど、とりあえず割って試すのはだめだろうねー」

フィーナ「一つ壊したら一気に全壊ってことはないだろうけれど、小さな変化がどんな風になるかわからないものね」

フィオ「あー島が流される心配もあるのか、確かにアレにはさまれたら無事じゃすまなさそうだよね」

フィーナ「自然にできた死角。そういうのを利用するのが原生生物だからね、油断せずいこう」


エリィさん Pno:640

"ガーゴイルにこてんぱんにされたかと思ったが、そんなことなかった。"



フィオ「そんなこたぁなかったんだZE」

フィーナ「悪い夢で終わったのならナニヨリナニヨリ、逆パターンもあるからね!」

フィオ「とはいえ、辛勝だったのはたしか、門番相手にこの状態だといろいろたりてないかもと」

フィーナ「門番は強めなのが多いからそこまで気にしなくても大丈夫なことも多いけれどね。普通に出てくるのでやたら強いのもたまにいるから、準備をするにこしたことはない」

フィオ「ということでここから数日は強化のために動くことに。探索と平行してという形にはなるだろうけれど、上手い具合に足りないところを補っていければいいんだけど」

フィーナ「パーティみんなでそれぞれできる事をやっていかないとね、せっかく一緒にいるんだから」

フィオ「それにしてもアトランド、一体どんなものが潜んでいるのか」


ボイジャーさん Pno:664

"兄さんを合法的にしばけるなんて楽しすぎてよだれ垂れそう"



フィーナ「オイオイオイ」

フィオ「死んだわ兄貴」

フィーナ「みた感じは青春の一ページにあるしごきみたいな感じなんだけど、いやぁ恐ろしいね」

フィオ「倒れるまで走らされるとか、というかそこまで追い回されるとか……」

フィーナ「やたらきついメニューだと思ったら勝手に皆伝目標にされてた」

フィオ「どうせなら。で目指せるものなのか。目指していいものなのか」

フィーナ「あ、逆らっちゃったね?」

フィオ「バロォーワン。ウィーン。ケプラァ。パァフェクト」

フィーナ「大丈夫? 死んでない?」

フィオ「無意識にボコしてしまったぞ! とそこに」

フィーナ「特訓の最中に力尽きてしまった。か……間違ってはいない?」

フィオ「予定があったらしいけれど、フラ……ってスキルストーンのことじゃないよね、埋め合わせできるのかな?」


シスルさん Pno:693

フィーナ「これは、多分大会での演出案だね」

フィオ「選ぶ先がもうすでに、とても楽しみだけど、しっかりと準備してる」

フィーナ「ダメージが少ないものを選ぶのか? いやいや全員に大ダメージを与えるものを選ぼう! 女児向けってことだけど、そういう格好もするのかな? わくwかう」

フィオ「大会だから演劇みたいなものだと思い込めば恥ずかしくないよ、その後の日常に影響が出ないとはいってないけど」

フィーナ「……わりと楽しめているんじゃない? 真面目に馬鹿をやれるというのも一種の幸せだよ」


ユーノさん Pno:742

フィオ「リズムのいい日誌。ここにいる理由があるのなら、そのいいことを拾い続けて、ここにい続けていいのかも」


ジュラエさん Pno:781

ひげ伸びたジュラエさんとゴキゲンな朝食



フィーナ「シンプルなたんぱく質と炭水化物」

フィオ「おいしそうだね」

フィーナ「果物は海上だと保存しにくいのかな、ビタミンが必要だから合ったらとても良かったのだけど」


シャウラさん Pno:794

シャウラさんと○○○ー○○



フィオ「これが何かわかっていても、その表現代わりと適格だといわざるを得ない!」

フィーナ「臭いすごいとこ本当にすごいよね……」

フィオ「貧民向けと思っていたら、知り合いが利用していて。好奇心が勝ったのか聞いてみることに」

フィーナ「猫缶のことはヤメロォ!」


フィオ「ちょっとひきつった笑顔(当社比 のシャウラさん。外に比べて臭いは酷くない、というよりむしろいい」

フィーナ「促されて席に着くと、それ以降もくもくと作業に没頭する店主。こ、こわい・・・」

フィオ「と、おもったら突然踊り始めた!」

フィーナ「やべぇ。傭兵じゃなくても、わかるぞ、こいつぁやべぇ……」

フィオ「何言ってるかわかんないぞ!」

フィーナ「すごいプレッシャーだ。これは歴戦の勇士にちがいない」

フィオ「お水出したときとテンションが違いすぎるんだよねぇ」

フィーナ「恐る恐る一口。美味しい」

"「おお…スープも美味しかったけど麺も美味しい!! 適度な弾力がある心地よい噛み応え。
 ほんの少し縮れた形状が適度にスープを持ち上げてくれて、普通のスープパスタよりも、スープとの一体感が素晴らしい!! 」"



フィオ「ご満悦、食レポ」

フィーナ「そんな様子を見て店主さんから提案が、替え玉とは!」

フィオ「説明しよう!(店主が」

フィーナ「あ、やっぱ匂いで遠ざけている部分はあるんだねぇ、意図的ではないにしろ」

フィオ「久留米系ってなんだろ」

フィーナ「流派とか、そういうあれだとおもう」

フィオ「デザートか……替え玉、デザート……か?」

フィーナ「まぁシャウラさんも探索者だしね、一杯じゃ足りないでしょ」

フィオ「謎の踊りの正体もわかって、幽霊の正体見たり枯れ尾花。わかれば怖くない」

フィーナ「太さによって時間は異なるからねぇ、スープが薄くならないようにする工夫もあるだろうし」

フィオ「店主さんは薬味も親切に持ってきてくれて、これは新しい道をしったお嬢さんを誘惑してますね」

フィーナ「色々加えて楽しんじゃうシャウラさん、その結末は……」


フィオ「デザート(三杯」

フィーナ「スープの仕組みも教えてもらったのかな? 故郷でも作れるな、と考えてから……」

フィオ「どう、なんだろうね」

フィーナ「自分でも答えの出ないものは多分ほとんどの人が答えることはできない、でもきっと簡単に割り切れていない話なんだろうから、これから考えていくべきことなんじゃないかな」


牡丹さん Pno:838

いい区切りということで、伯父さんにお手紙を



フィオ「手紙を見る限りとても楽しんでいる様子でよかったよかった、知らないことも知れるし、旅はやっぱりするべきなんだね」

フィーナ「さらりとお米を希望しているけれど、中々手に入らないよね、伯父さんなら何とかできるのかな?」

フィオ「遠くにいる人にピンポイントで送るって難しいんだよねー」


フィーナ「そして帰ってきた返信」

フィオ「長い手紙ではないけれど、短い中に愛情がこもってるね」

フィーナ「こういうのを読むとお手紙送りたくなるよね、そしてお米キター!」

フィオ「今回きりだから、ちゃんと味わっていただこうね」


ローデンさん Pno:875

【ガルガンボルグ、拘束 -ストームレインに秘宝の香り-】



フィーナ「ふぅーむ、ストームレインにねぇ……」

フィオ「多くの人が同時にいけるようになったみたいだし、これは人が流れ込みそうかな?」

フィーナ「だけれど危ない海だって噂だしねぇ、危険を冒すだけの価値があるのかどうか」

フィオ「へ、変態だー!!」

フィーナ「好物……バニーだから?」

フィオ「協会も真面目に調査しなくていいから!」

フィーナ「引き渡されても逃げているとなると、強制労働施設のセキュリティ的にも悪い印象を与えかねないよね、このあたりはちゃんとしないと」


ペン女帝さん Pno:876

海上バザーへと訪れた二人、情報収集のために寄ったはずが……



フィオ「大臣。ペットショップに夢中」

フィーナ「うさぎかぁ……やっぱり食用なのかな」

フィオ「ペットショップっていってるでしょ!」

フィーナ「この店主やり手だな」

フィオ「かわいいがあふれる。オマケって何がもらえるのかーなー」

フィーナ「と、そんなやり取りにすこしイラっとしてるペン女帝さん」

フィオ「無為に使うほどお金が多いわけじゃないからねぇ」

フィーナ「まぁそれだけじゃないみたいだけど」

フィオ「……天然だとむずかしいね」

フィーナ「狙ってやる人は嫌われると思うけれどね。ペン女帝さんは昔は可愛いもの持ってたりとか、買い物が好きとか、色々我慢してることもあるのかも」

フィオ「鼻をつままれても間接だっこは辞めない、これも忠誠の形なのかもしれないと思ったり」


このみさん Pno:916

" とても悲しい出来事から数日。私たちはそれとなく誘拐された人たちを見たことがないか、不思議な現象や、人物を見たことがなかったかを聞いて回ったり、そういった機関に持ち込まれていないかを調査してみた。"



フィーナ「嫌な……事件だったね」

フィオ「まだ青年が一人、娑婆にでてきていないんだろう?」

フィーナ「まぁそれはともかくとして、前途多難な様子だね」

フィオ「多くの人が入り乱れている状況だから、その中からぴたりと本命を見つけるのも難しい」

フィーナ「辛抱強くやるしかないみたいだね、あと夕食のために立ち寄った店で席がない」

フィオ「食事の情報を聞き込むのはわりと大事な気がする……する」

フィーナ「がおー」

フィオ「それなりに美味しいものがある世界だから楽しむのも悪くはないけど、本分を忘れてしまっては元も子もないからね」

フィーナ「結局満席だったみたいで、またなきゃいけないのかなというところで、由依さんの提案」

フィオ「相席かぁ、私もちょっと苦手かも、食事のときは自分のスペースというかなんというか」

フィーナ「救われてなきゃダメ?」

フィオ「そこまでは……」

フィーナ「このみさんはなんとか食い下がろうとするけれど、話を進められちゃって」

フィオ「確かに美人二人とくれば話は早い、タチの悪いのも中々いないだろうし……?」

フィーナ「あ、容疑者(被害者)だ」

フィオ「……誰?」

フィーナ「無実を強調する人に限って……」

フィオ「没収です」

フィーナ「その判断は残念ながら正しいとしか思えない」

フィオ「とまぁ、意外な再開をしたものの、相席相手としてはまぁまぁ?」

フィーナ「完全に初対面よりはあの修羅場を乗り越えた仲間だから」

フィオ「修羅場とは」

フィーナ「レヴィさん一行は何人なのかとか、気になるところもあるけれど、とりあえずはラム肉だ、がおー」


ロズさん Pno:917

ロズさん新天地へ。なお装備(服)は無し



フィオ「どうしてこうなったのか、記憶をたどってみるものの……」

フィーナ「どうかんがえても門をくぐった際に何かがあったとしか考えられないねぇ」

フィオ「あーマダラさん、今フラグがたったよ」

フィーナ「たっちゃだめなやつだけどな! ということで、強制先行遊泳権をくらえー」

フィオ「あくはほろびた」

フィーナ「さて、とはいえここからどうするか」

フィオ「口八丁で乗り切る!」

フィーナ「普通なら通報案件かもしれないけれど」

フィオ「いや、普通じゃなくても救助の意味で通報してもよかったのでは」

フィーナ「まぁこのあたり変な動物おおいからねぇ」

フィオ「わりとよくあります。あ、彼女さんやさしいね、すばやいね」

フィーナ「その分は彼氏さんにもらう、と。ひゅーひゅー」

フィオ「と、何とか一難去ったロズさん、圧倒的感謝を胸に、一礼」

フィーナ「恥ずかしい姿を多くの人に見られなくて良かったね、配信された分は戻らないかもしれないけれど、まぁその分は『彼』がまだ身体で支払うことになるのかもしれない」


おっさん Pno:918

フィオ「入るかは入らざるか……」

フィーナ「いや、はいろうよ」

フィオ「きちんと呼びにきてくれたね」

フィーナ「めっちゃ泣いてるーッ!」

フィオ「焼き立てアップルパイはすごくおいしい、泣き止むぐらいおいしい」

フィーナ「盛り上がっているのを傍目に、ちょっと気になることを聞いてみるけど」

フィオ「うーん教えてくれないね」

フィーナ「おっと、余裕がなくなりましたな、お嬢さん」

フィオ「台詞からはちょっと犯罪臭がするけど、無銘さんの人徳からか、全然そんな気はしない」

フィーナ「こういう風に打ち解けていけばそのうち理由も教えてくれるはず、お願いされたときに物騒なことも聞いたしね……」


ベレッタさん Pno:923

フィオ「新しい海路発見ときいて、アトランドは本来の目的に見合った場所になりえるのかもしれないと」

フィーナ「レッドバロンに対応したら多分自分の性質が変わっていそうだよね」

フィオ「それに比べてアトランド。謎の浮き島! 呼吸ができれば最上!」

フィーナ「進んでいてもさほど問題のあるような海じゃなかったよね」

フィオ「幽霊出るけどね」

フィーナ「前言撤回」

フィオ「……まぁじつはアトランドは逆方向だったみたいで」

フィーナ「……どんまい」


フィオ「今回は試食をすることになったみたいだね」

フィーナ「栄養かー普通に作るだけでも大変なのにさらに問題が出てくるような」

フィオ「とはいっても生き物の身体を作っているのは食べたものだからね、気にかけられるときはそうするに越したことはない」

フィーナ「小鬼十則もまぁわかりやすいね。問題は出来るかどうか……」

フィオ「『食事は適当』+『種類と割合は気にする』=混ぜ混ぜ保存食」

フィーナ「だ、大丈夫なのそれ」

フィオ「少なくとも、ここに『コスト効果』とかいう物が加わった結果はダメだったみたいだけど」

フィーナ「普段から美味しい食事を取っている身からしたら耐えられるものじゃないよね」

フィオ「普段から美味しいものを食べていなくても耐えられるものじゃなかったみたいだからね、コンクリは食い物じゃなーい!」

フィーナ「まぁこの船の場合はベレッタさんがいるし、味の方向性も決まっているからね、はてさて」

フィオ「見た目は鮮やかって感じではないね、果物とかも入っていて色はあるけれど」

フィーナ「で、味は?」

"まず広がるのは香ばしい小麦と、甘い樹の香り。
メープルシロップというのは樹液から作られるそうですけど、改めてそれを感じます。
さくりと奥歯で砕き、もぐもぐ咀嚼。
練り込まれた平たい食感の押し麦に、砕いたナッツ、濃厚な甘さと硬さの干し果実。
見た目は無個性を装っているけど、食べてみればなかなかどうして多芸じゃないですか。
無心に咀嚼し、もう半分も一口に。
基本はメープルシロップ味ですが甘味は控えめ、しかし噛むごとに違う具に当るのでなかなか楽しい気分になってきます。
サイドテーブルに置いてあった水差しを手元に引き寄せ、水をぐーっと飲めばほぅっと穏やかな吐息が漏れます。"



フィオ「ベレッタさんの表現だと何でも美味しく聞こえる……けど、いろんな材料を入れ込むための工夫がちゃんとされているし、それでもそれぞれの味を殺してしまうようなこともないみたい」

フィーナ「ちゃんとおいしそうだね、でもでも、大問題が!」

フィオ「うん、干し物が多いから喉が乾くって事と、美味しすぎて、必要なときまでになくなっちゃうだろうなーと」

フィーナ「……いや、不味いのは流石に失敗してるだけなんじゃないのかなー、必要な栄養自体が不味いってこともあるみたいだし?」

フィオ「でも今回ので栄養もキッチリ取れているなら、美味しく作れるってことだものね、ベレッタさんが鍛えたコックが流石なのか。あ、配給制には賛成です」


ダルムズさん Pno:924

キモい石像を突破していざ、アトランド。そして衝撃の事実が明らかに



フィーナ「キ、キモいっていうなー!」

フィオ「でもダルムズさんのところに現れたのは正直ビジュアルがね……」

フィーナ「で、説明文。えーと説明文、を読んでダルムズさん曰く」

"
普通、島ガ海中ニ浮カブナンテ物理的ニ有リエマセン。
ツマリ、コレハ間違イナク……



ヨガノ仕業デスネ。


ヨガハ、浮キマスカラ。


《アトランド》、ヨガヲ極メテイマス。"



フィオ「ヨガってすげーな」

フィーナ「マグノリアさんが真面目に考察していたけれど、ヨガパワーだったか、そりゃわからんわけだ」

フィオ「予想外の里帰りも果たしたことだし、カレーが出現するもとおくない、か」

フィーナ「カレーも調理されたまま流れてくるのかなーこわいこわい」

フィオ「って、そんなわけないからっっっ!!!」


結馬さん Pno:956

フィーナ「休憩の週。たまにはこういうのもいいよね、ずっと最前線を探索してると疲れがたまるし、その結果何が起こるかわからない」

フィオ「絆さんのパフェ屋も実現にこじつけたみたい、パフェかーおいしそうかも」

フィーナ「黒星からの新しいプラン、こういうのを考えているときが一番楽しい」

フィオ「私はほとんど工夫しないからなぁ」

フィーナ「どちらかというと色々やりたがる性格なのにね」

フィオ「無事の報告もかねて、お父さんへの手紙なんだけど、ベアトリーチェさんについて?」

フィーナ「え、そうなんだ。なんというか、意外な繋がりだね」

フィオ「フタハナ島……きいたことがあるような、ないような」

フィーナ「生肉が好きなあたりが特異性を物語ってるよね、さて返事はどうくるか」

フィオ「世の中には伏せておいたほうがいいものもあるよね、血は争えないな!」


ミアーさん Pno:958



フィーナ「相手のことも大事だけれど、まずは自分のコンディションだね、現状では相手に干渉する術もないわけだし」

フィオ「勝つための、というよりはいつも通りの準備にも見えるけれど、いつも通りに戦えればきっと勝てるよね」

フィーナ「勝てなくてもやり直せばいいぐらいの気持ちで行けば割と何とかなったりもする、ただ足踏みはあまり楽しいものじゃないからね……さて」


素子さん Pno:962

素子さんVS巨魚 その戦いの結末は



フィオ「呼吸の苦しみも、切り傷の痛みも、食欲の前には無意味!」

フィーナ「本来空腹だと体力が厳しいものなんだけど、やるねぇ」

フィオ「気力が体力を凌駕しているのかも、っと。つかんだ!」

フィーナ「対象がカツオであることを確認。やる気も補充されて、水中で締め落としにかかると」

フィオ「うわぁ、飛び出してきた!」

フィーナ「力強い動きだけれど、これが決め手だったね。空気を補充して素子さんは詰めにかかる」

フィオ「手際よく動きを阻害するように絡めて、そのまま陸のほうへと泳いで連行。うーんおみごと」

フィーナ「これ、ある意味戦闘経験なんじゃ……」

フィオ「なにはともあれ、巨大な獲物をゲット。どんなお料理にするんだろうね」


フィーナ「とにもかくにも捌かないと、ということで久々の掘っ立て小屋。広さを利用して解体ショー」

フィオ「どれだけ大きくてもお魚はお魚だし基本的には一緒なのかな」

フィーナ「多分、というか私に聞かないで」

フィオ「ソウデシタ。見る限りほとんどの部分が食べられるのかな、内臓とかはかなり工夫しないといけなさそうだけれど」

フィーナ「塩辛にしてるよね、毒があるとかは聞いたことないけど、生ものだしお魚は寄生虫とかも怖いよね」

フィオ「さて捌き終わったけど、めっちゃ量あるなぁこれ」

フィーナ「ちなみに一食分っぽいです」

フィオ「……おぉう」

フィーナ「まぁあのフィジカルだからねそれも納得、串焼きとかおいしそう。
お肉っぽいほうが好きなのかな」


フィオ「串焼きにお刺身、だがまだ終わらない」

フィーナ「理性蒸発」

フィオ「野獣的フードファイターかな」

フィーナ「まぁそれだけお腹が減っていたってことだろうね、補給できたようでよかった」

フィオ「お片づけは確かに大変そうだけど、一仕事終えた後だし、気分良くできそうだね」

フィーナ「やや抜かりはあったみたいだけれど、大丈夫かな?」

フィオ「写真栄えする展開だったからもったいないけど、まぁないものは仕方ない」

フィーナ「ジャーキーも一応そういうことがあったという片鱗ではあるのかな」

フィオ「本当に一日の食事じゃないんだねぇ、朝ご飯、朝……」


アズテアさん Pno:964

遺跡を進み続ける一行、どんな罠でも踏破してきたポチさんが……?



フィーナ「命は投げ捨てるもの」

フィオ「大人気ゲームだからね、しかたないね」

フィーナ「しかしでかいタコ足だ、邪神かなにかじゃないよね?」


フィオ「ポチさん生還」

フィーナ「だけれど警戒させてしまったね、まぁさせなくても大差はなさそうだけれど」

フィオ「回り道できればよかったんだけど、部屋位置の関係上それもダメみたい。そのうえ」

フィーナ「先生が『非常に危険な生物』と言ってるね。普通はここにいないっていうか、異世界の生物か……ポチさん詳細をありがとう、でどうするか」

フィオ「それぞれの考えがあるけれど、とりあえずフーちゃんが発掘権を持ってるから、許可を得るなら彼女から」

フィーナ「アズテアさんとポチさんは奥に行かなくちゃならない、ユリウシュさんはお宝を吹っ飛ばすなんてとんでもない! 先生はちゃんと発掘する義務がある、ということで2:2だね」

フィオ「ここで鶴の、ではなくカツオの一声」

フィーナ「……すごくただしい。どう足掻いても、手に入れる見込みはない以上ないものとして考えたほうが事態はシンプルだ」

フィオ「もう少し希少なものだったなら別の考えがあったかもしれないけどね」

フィーナ「そしてユリウシュさんとフーちゃんの話し合い。出した結論は……やろう、と」

フィオ「ん、とりあえずはよかったかな、世知辛い世の中だね……」

フィーナ「全てが嫌な人なんて中々いないよ、中々ね」

フィオ「さて、覚悟が決まった……とおもってたら、先生はまだ納得してないね」

フィーナ「お宝じゃなくてまぁその周囲にも色々と……あるからねぇ……ポチさん?」

フィオ「……誰? いやポチさんなのか、違うか」

フィーナ「語られる言葉は、確かに不思議な感じではあるし、まくし立てるようなところもあるけれど、論理的で、情熱的だね」

フィオ「なんとなく事態が飲み込めてきた。で、あのユリウシュさん? なにを……」

フィーナ「情熱的で論理的な演説ありがとう、では、逝け」

フィオ「事態が飲み込めない」

フィーナ「罠を処理しただけ、まだ罠と決まったわけじゃないけどな!」

フィオ「先生ェーーー!!!」

フィーナ「あ、怪しいポチさんに戻ってる」

フィオ「罠だったのは間違いなかったみたいだけど、先生の心に入ったダメージがやばい」

フィーナ「ポチさんは超回復するから、まぁいいとして」

フィオ「人の話は最後まで聞くけど、カツオの話は最後まで聞かない。後完全に罠処理につかわれたよねポチさん」

フィーナ「一貫してるともいえる……ってえぇー」

フィオ「ワタシソンナソウギシラナイ」

フィーナ「先生の分析はいつも適格だなぁ」

フィオ「棺に入れられた貨幣の量で川がどうこうってのも聞いた事があるかも」

フィーナ「とりあえず目的は果たせた、行く場所が決まって、再びの干物タイム!」


フィオ「じかいよーこく」

フィーナ「さっきの人かな?」

フィオ「悶着がない発掘なんてないのです」


アファイブさん Pno:976

フィーナ「今回は夢じゃなかったぜ」

フィオ「新しいことはぽんぽん現れないよね」

フィーナ「ということ今日は、カジノ船について」

フィオ「あー私も持ってるね、ソリティアぐらいしかやることないけど、ババ抜き楽しそうだね」

フィーナ「カジノ船でも使われている→普段から慣れさせるために配った、とかかな」

フィオ「あーミニバカラ。うーんでもそのあたりは信用と信頼だよね、もちろん怪しくないとはいえないけれど」

フィーナ「勝ってたんだ……欲がすくなさそうだからかな」

フィオ「勝負事は引き際が肝心だからね、総合で勝ってなくちゃ意味がないわけだし」

フィーナ「いつか負けるときはあるけれど、連戦連勝は気持ちいい、さて結果は」


イルヤさん Pno:1020

フィオ「ラビさん参戦! 半ば無理やりだったけど」

フィーナ「それがですねぇおねぃさん……弟君は中々やりてですよ」

フィオ「何キャラ?」

フィーナ「来たものは仕方ないけど、同じ部屋なのに一抹の不安が……」

フィオ「あ、これラビさん後で許されないな……」

フィーナ「それとカジノ船との邂逅。ラビさん? ドコヲミテルノカナ……?」

フィオ「どうやらこの世界に年齢制限はないようだね、賭けるにしても上限を設けるのはいいことだ」


ラティスさん Pno:1033

未開の海域。その端、アトランドへの入り口付近にて



フィーナ「周りの景色に戸惑い気味のラティスさん、オペレートしてるヘイゼルさんに逐一報告しながら、進もうとするけれど」

フィオ「なんかくってるーっ!」

フィーナ「ズバッと切り込むも返し刃で一刀両断。体調不良だものね、しかたないね」

フィオ「中途半端に治してもねぇ。善処できるならいいのだけど」

フィーナ「栄養とって安静にしてるぐらいしかないだろうからねぇ」

フィオ「探索再び、像の前を通り過ぎて……像?」

フィーナ「何事もなく通り過ぎたみたいだけど……あっ」

フィオ「ヘイゼルさんからの警告。だーいじょうーぶじゃなーい」

フィーナ「おぉ見事な対応、まだ腐ってないまだ腐ってない」

フィオ「戦線は開き、その結末は――」


フィーナ「なん・・・だと・・・」

フィオ「ライラックさんの目に飛び込んできた敗北の光景その有様に心配して連絡を取るけれど」

フィーナ「なん・・・だと・・・」

フィオ「自撮り……加工……」

フィーナ「なんとなく察した」


フィオ「さて、次に進む準備もできて、相談の後にいざ新天地。しかしてその脅しは意味があるのか」


ソラさん Pno:1042

ついに『フェスタ』の日を迎えたソラさん。勉強を重ねた結果は



フィーナ「いよいよだね、なんかこっちが緊張してきた」

フィオ「みみみみみみているだけなのに、緊張してどうす、る」

フィーナ「……。まぁ細々しながら出店とかもあるんだね、メインの催しはあれらしいけど」

フィオ「パチパチ。なんか普段と雰囲気違うねー」

フィーナ「そりゃこういう場所だしね、衣装も普段とはかけ離れたものだし、うん。信仰先としてはこういう衣装もおかしくないんだろうけれど、歴史のことも知らないと、変わったデザインだと思うかも」

フィオ「解釈は人それぞれだと思うけど、ソラさんが納得できていればそれで、と始まるね」

フィーナ「格好いいね。仕草も練習の賜物」

フィオ「力強い言葉は人々の心に何を与えたのか、かつての史実をなぞるその姿から」

フィーナ「……うん、お見事。お疲れ様」


フィオ「こういうのも体力使うからねー」

フィーナ「大きく響かせなくちゃいけないからね、内容も勇ましい分、弱弱しくなってはいけないし」

フィオ「さて、それで『神』からの評価は?」

フィーナ「ほめてもいいのよ?」

"「わたくし、文字を覚えました。我が神の代理人として役割を全うしました。褒めて頂いてもよろしいのですよ」
『お前は人としての一歩を歩み始めただけだ。道のりは険しいが、お前が人として最低限の文明を理解したに過ぎない』
「わたくしが……」
『俺はいたく称賛しよう。ほんのわずかだが、積み重ねた努力は確かに伝わっただろう』
「……! 神よ!」"



フィオ「くねくね」

フィーナ「次へ次へ。先へと進むのはいいことだ、今回の仕事は大事だった、休むことも次へ進むための準備だね」


メルエットさん Pno:1045

"記憶を喪った金碧の少女の故郷は、今となっては知る術を持たないのだが、
彼女が白い雪に溶けるように棄てられていた、あの交易都市ファンデルクロイツ。
つまり、少年が旅商で訪れたあの極北の大都市は、現在はスヴェーリエ王の統治下にある。

そのスヴェーリエ王国が、かつてヴァリアーグと呼ばれていた時代。
険しい山脈を西に越えた先、ルーシと呼ばれた肥沃な大地に、或る王朝があった。"



フィオ「二人が生きるもっと前の時代、そこがまだ鉱業国としてあったころのお話だね」

フィーナ「アクアマリンと時の王族との深いかかわり、か……
滅多に目にすることがないくらい綺麗なアクアマリンと何か関係があるのかな」


フィオ「でも、革命で……それはもう徹底的にやられちゃったんでしょ、そうすると『今』とかかわりがあるわけじゃなさそうだけど」

フィーナ「あー、なるほど。行方不明の品もあるわけか、それにしても革命して売りさばくとは無駄がない」

フィオ「……若干否定的?」

フィーナ「どんな統治をしたかはわからないけれど、根こそぎはちょっとね……」

フィオ「ふぅん、幾つかの手がかりはあるけれど、きちんとした確信にまでは至ってないんだね」

フィーナ「せめて文字にしてでも記されていればね、残したいという意思があまりなかったのかもしれないし、残したくないという意思が強かったのかもしれないけど」

フィオ「さて、それほど大事なものが見つからないというのも妙な話だね、革命の足音を聞いてしっかりと隠したのか、それでも隠し通せるものか」

フィーナ「探せない場所なら別だけど……でもそうするには、守り神に対する感情を理解しないと厳しいかな」


姉妹と仕立て屋さん Pno:1102

自らが抱く気持ちと、それに対する思い



フィオ「自分の気持ちは自分が一番理解できる……ってわけでもないんだね」

フィーナ「自分の中にあるものだからこそ、客観的に見られなくなるってこともあるだろうからね、でもこの場合は向き合うのが怖いって感じだけど」

フィオ「昔から抱いていた思いは今も変わらないはず。なんだけどひっかかっていることがあるのかな」

フィーナ「今までの思いを壊してしまうかもしれない。というのは本当に怖いだろうね。こういう問題はやっぱり時間に頼って克服していくしかないのかなー」


フィオ「そんな彼女を心配している様子。うんいろんなしがらみは中々消えないよね」

フィーナ「あー、なるほどね……。そういう子の気持ちもわかる。ただ、変わっているか、それとも否か。それは目の前に引っ張り出して確認できるものでもないからねぇ」

フィオ「そうだね、結局は自分でなんかするしかないような問題。うん、相談には乗ってあげるといいのかも、あ、セクハラはやめてください」

フィーナ「南無……」


ノーチェさん Pno:1154

今日の記録者はアントンさん。掌砲長



フィオ「職人気質が文章からも出てる、というかしゃべるのもやっぱり得意じゃないのかもね」

フィーナ「すこし吃音の気があるみたいだしね。自分の仕事がきちんとできれば何の問題もないよ」

フィオ「船長さん……あぁ元。のほう」

フィーナ「この間違え方はすごいな、方向音痴というべきか、道の把握もできない船長もいるからまぁ仕方ないのかもしれないけれど」

フィオ「ま、まぁガーゴイルでも先には進めるし、横道にそれるのも、わるくはわるくは……」

フィーナ「せ、船長ー!!」

フィオ「船長<火薬」

フィーナ「こういう人だと自分お仕事が減っちゃうのは辛いだろうね、この先もっとガンガンうつ展開がまっていればいいんだけど」

フィオ「無口でも優しいのがわかる人って本当に優しいよね、そんなイメージ」

金獅子様さん Pno:1189

掲示板にて懸賞金の確認と、敵情視察



フィーナ「懸賞金ってすぐ反映されるよね、そのあたりは流石の協会ってところかな」

フィオ「ビッグな相手とも戦える! それがテリメインの海!」

フィーナ「サバンナー。動物園ー。さて勝敗の行方は」

フィオ「この相手の方。陸上だとかなり重いだろうけど……」
posted by エルグ at 04:38| Comment(0) | 日記